吉村昭のレビュー一覧
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初めてですね、こういうドキュメンタルもの?読むのは。
何で読んだかと言うと、私は現在北海道に住んでおりまして、親戚からヒグマの話をされた上に読みなよってもらったからですね。
別に読みたかったわけでもなく、なんか聞かれた時用に読んでみるか、くらいのノリです。200ページくらいやし、そんな頭使わんやろうしすぐ読めるか的な。
それなのにあいつ渡したこと忘れてやがった。
果たして読んだ意味とは。
まぁ、おもろいかおもろくないかと言われたらおもろかった。感覚としてはジュラシックパーク見とるような気分だね。
一応人間的な部分の描写も色々あったし、時代を感じさせるような描写もあったしで、そんな楽しみ方もでき -
Posted by ブクログ
ネタバレ大正4年、北海道の開拓村を襲った国内史上最悪の獣害事件――「三毛別羆事件」。
『羆嵐』は、その凄惨な実話をもとに描かれたドキュメンタリーホラー小説です。
まず圧倒されるのは、熊の存在感と忍び寄る恐怖です。3メートルに迫る巨体でありながら、闇に紛れ、気づいたときにはすでに家の中に侵入している。雪の白に、血の赤がじわじわと広がっていく描写は、ただの獣害を超えた自然の猛威として読者に迫ります。
特に、「寝ていると思っていた家族が、すでに喉を食い破られていた」という場面は、虚を突かれたような衝撃と絶望感がありました。
物語は、登場人物の感情に過度に踏み込むことなく、冷徹な三人称視点で進みます。その -
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ネタバレ「鉄橋」生死を天秤にかけただけの男と、まるで違う理由で男の死を考える話
「少女架刑」死の後も静寂ではなかった話
「透明標本」骨標本に取り憑かれた男の話。「少女架刑」と繋がりあり。
「石の微笑」引き込まれていった話。なのだけれど「ここで終わるのか!」という話。その後の姉と曽根がとても気になる。曽根と共に行ったのだろう。人の(というより生きること・死ぬことを意識している女性の?)心をつかむ曽根の力を知りたい。
「星への旅」前の「石の微笑」と同じく引き込まれていった話。死に向かう前の興奮、死の直前の恐怖・緊迫。それらの向こうに圭一の安らぎがあったのか?
「白い道」???
重たい話が多かった。一つの -
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幕末、天然痘対策として種痘を行うことを決意し、生涯を捧げた福井藩の町医者・笠原良策の物語。
何らかの脅威に対して新たな技で立ち向かおうとする際に、必ず現れる障害となる存在。無知からくる恐怖だったり、既得権益にしがみつくものだったり、と時代は変われど同じ事が起こり続けます。
コロナ禍になるまでは、それは言っても過去の出来事で、自分の生きている今ではそんな事起きないだろう、と思っていましたね。
いや、時代が進んでも、科学技術が発達しても、人間の本質というものは変わらないのだな、という結論を得るとは思いもしませんでした。
ワクチンの危険性の是非を云々ではなく、全てワクチンの存在自体を否定するよう