森博嗣のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
森博嗣の仕事観。
仕事は楽しくやりがいを持って挑まなければならない、という強迫観念に対する処方箋になりうるのではないでしょうか。とはいえ、森博嗣の才覚あっての解釈というところもあるし、本人も述べておるようにこう考えなきゃダメということでもない。
自分にとっての仕事に対するスタンス、束縛されない自由で少し距離を置いたところで自分の心惹かれることって何だろうと考察するのは良いことでしょう。なかなか言うは易しで、イマジナリーな他人の目に囚われて大多数の意見に飲み込まれそうな自分との葛藤はあるな。
今回の読書を機に久しぶりに森博嗣の動向チェックしたけど、どんどん新作発表してるんですね。もう何シリ -
Posted by ブクログ
ネタバレ[こんな人におすすめ]
*心がざわざわする小説が好きな人
やるせない。心が落ち着かない。消化しきれない。読み終わった後に上記のような感覚に陥ることが好きな人におすすめです。「ぞくぞく」でも「もやもや」でもなく「ざわざわ」します。
登場人物の一部あるいは全員に共感できない可能性がありますが、現実にいてもおかしくない人たちばかりです。リアルさを感じられる小説だからこそ消化しきれない問題にぶち当たってざわざわします。心の不安定さを味わいたい人におすすめします。
[こんな人は次の機会に]
*他者を慮ることのできる優しい人
彼を止めることはできなかったのか。彼女ができることは他になかったのか。相 -
Posted by ブクログ
探偵社(兼 美術鑑定業?)に転職してきた小川と、美術大学生で電話版をする真鍋。千鶴からの依頼をきっかけに佐竹家の奇怪な事件に巻き込まれる。
読み終わった直後の感想は、「え、どゆこと!?」。
きっとこうだったら、こうなんだろうね。みたいな、想像しか語られておらず、全貌は謎。章の冒頭にはいる詩めいた文も、ほとんど読み解くことができなかった。
あえてそういう作風なんだろうけれども真実が明らかにならないことに気持ち悪さを覚えてしまい、モヤモヤしてしまう私はまだまだペーペーね。
もしくはそれが狙いか。森博嗣さんの作品を読むのは初めてだけど何とも不思議な感覚。
シリーズを読み進めるか悩み中。。。