本橋信宏のレビュー一覧

  • 出禁の男 テリー伊藤伝

    購入済み

    当時観ていた番組が懐かしい

    当時観ていたバラエティ番組を作っていた方のお話。どんな裏側があったのかが知れて面白かったです

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    2021年12月25日
  • ハーフの子供たち

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    『全裸監督』の著者による、日本人男性とフィリピン人女性の間に生まれたハーフの子どもたちの生き方を辿るルポ。
    特にこの分野に興味があった訳ではないのですが、著者の作品を一度読んでみよう、と思い、割と新しめの本著をチョイスしてみました。

    本著を読んでいて思ったのが、著者の描き方。
    取材対象を徹底的に深堀りしていき、あくまで取材対象を描く、というのが通常のルポかなぁと思うのですが、著者の場合は取材対象と自身の間に線を引かずに描くようにしているのかな、と。
    終章にあるように、著者は「ノンフィクションは実名で書くのが筋」と考えており、人間の生きた証として温かみを感じる文章を作るには実名表記が必要だとい

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    2021年09月25日
  • エロスの記憶 文藝春秋「オール讀物」官能的コレクション2014

    購入済み

    女性にオススメ

    初めてこういった分野に足を
    踏み入れてみました。
    内容は総じてソフトな印象で
    幸いでしたね。ノーマルな志
    向の?女性向けの一冊だと思
    います。

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    2021年02月26日
  • 東京裏23区

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    戦後くらいの事件からここ最近の事件まで、事件後の土地を取材した内容でした。
    事件の概要は少しなので、ついついスマホ片手に検索しながら読んでしまいました。

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    2021年01月17日
  • 東京裏23区

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    過去の陰惨な事件と、現在の23区をリンクさせるダークツーリズムの一種です。
    正直読む必要の全くない本なのですが、事件ものとか好きなので結構楽しんで読んでしまいました。
    内容としては下世話なので、ひっそり楽しむくらいがいいのでしょう。実話ナックルズに連載されていたものなので下世話で当たり前という気がしますが。
    そもそもどんな場所だって人が住んでいる以上、後ろ暗い事はいくらでもありますが、この本に出てくる事件は本当に陰惨なものが多くてぐったりします。自分の身の回りに起こったらと思うとゾッとします。
    記憶にある事件もいくつかありましたが、記憶の彼方ですね。時間が経つとどんどん風化して行くので、記憶に

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    2020年09月01日
  • 東京裏23区

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    目黒区で多発したバラバラ殺人事件現場のいま。地面師事件の舞台となった五反田の海喜館…。東京23区の路地裏に埋まった“闇”を歩くダークツーリズム。

    雑誌に連載した2年間で東京23区を歩いている。事件・事故のあった現場が中心だから内容はダークで、事故物件サイト「大島てる」を思い出した。ただ、いわくありげに掲載されている写真は、巻末の解説を見て理解できたほどだから私にはイマイチ説得力がなかった。
    (Ⅽ)

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    2020年08月01日
  • 東京裏23区

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    タイトルと表紙に惹かれて買ったけど
    正直もっと掘り下げて欲しかったな…というのが本音。
    日常生活、今でもそれこそ普通のごく一般的な生活のすぐ側に
    病死、老衰、自殺事故はたまた殺されたり。
    全ては時間の問題というか
    時間の経過が解決している感じではあるけど
    それも気づかないで今平和に暮らせていることが何とも有難いやらなんやら。
    さすがに昭和の戦後あたりの奇怪な事件は私も知らないけど
    そんなこともあったのか、と新たな知識として増えた。
    この機会に、また別のダークツーリズム的な本を読んでみようと思う。

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    2020年02月13日
  • ベストセラー伝説(新潮新書)

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    学研の科学と学習なつかしい。付録もよく覚えてる。もやしを育てたり、豆腐をつくったりした。今さらながら親に感謝します。

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    2019年11月26日
  • 全裸監督 村西とおる伝

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     伝説のAV監督の村西とおる。ネトフリでのドラマが話題なので原作本を読んでみる。
     びっくりするほど下品で女性蔑視だ。
     下品だが、エネルギーがすごくてなんというかすごい。高度成長期の力なのか。
     ただ……かなりAVのせりふ回しとかあって、エロ小説みたいになっている箇所があるので不愉快に感じるところがある。
     女性蔑視かつ、女性をモノとして扱っているように見えるところがあるので、読む方は注意。

     この本は村西とおる氏の全盛期時代に一緒に働いた著者だから書けるのだろうし、それ故におもしろいが、やや近すぎる。

     いつか、いろんな人から見た村西とおる氏の本を読んでみたい。

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    2019年10月13日
  • 全裸監督 村西とおる伝

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    “あのね、真剣に生きている人間の姿は端から見るとおかしいもんだよ”

    “いかがわしいけどわくわく感たっぷり。そんな雑貨屋が俺なんだよ”

    “振り返ってみるとラッキーな人生だったよ。人に恵まれ、運に恵まれ、命ここまで長らえることできて感謝の言葉しかないよ”

    “閨閥も学歴もコネもなにもないおれがあきらめるということは死ぬことなんだよ。だから諦めることは選択肢にない”

    “人を説得するは二つの条件が必要なんです。まず、その人を理解すること。これは女を口説くのも男を口説くのも同じです。まず、どういう考え方を此の人は持っているのだろう?を知ることが、人を説得するときには必要ですね”

    “物事の客観的な

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    2019年08月26日
  • ベストセラー伝説(新潮新書)

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    少年漫画誌、新書、参考書、ノストラダムスの大予言大衆への出版文化が花ひらく戦後、様々な出版社が生まれたその背景を訪ねる。昭和3−40年代のものが多い。今のIT系文化勃興と重なる。

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    2019年08月22日
  • ベストセラー伝説(新潮新書)

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    ネタバレ

    チャンピオンとシケ単とプレイボーイと江戸川乱歩を並列に記述されてもってとこもあるけど
    裏側的なところも面白かったけど
    ベストセラー「伝説」ってほどじゃないなー

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    2019年08月12日
  • ベストセラー伝説(新潮新書)

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    自分がリアルタイムで接していたもの(科学と学習、少年探偵シリーズ、しけ単[not でる単!]、平凡パンチ、ノストラダムスなど)は楽しく読める。編集者のことを詳しく追うだけでなく、時代背景や社会現象に関するもう少し深い考察がほしかった。

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    2019年07月15日
  • 裏本時代

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    アウトローな稼業のノンフィクション物語。大麻を吸いながら、裏本で莫大な稼ぎを上げ、写真誌に乗り出し、出版業界を騒がす。今でも名の残る登場人物が生々しい。更に、ナイスですね!で有名な村西とおる。この人が手掛けるビジネスのスケールの大きさや文章からも溢れ出る独特の雰囲気は圧巻である。

    ーほんとうにしびれちゃうんだよね、こんなんで売れると思ってんのか?こっちは昼夜にわたってからだ張って生きてるっていうのに、おまえらは全然緊張感がないまま手抜きで仕上げようとしてるんじゃねえのかー村西とおるの生き方は、凄まじい。緊張するような仕事の場数を踏み、リスクを取る血の滾るような生き様。

    決して褒められる仕事

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    2019年01月27日
  • 全裸監督 村西とおる伝

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    スキャンダルの奥には一筋縄ではいかない事情がある.暴力団の組長がAV監督をやっていたような存在感.良くも悪くもまさしくAVの帝王!息子のことにも触れていたが,家族は大変だろうなぁとしみじみ思った.「ナイスですね.村西とおる」を見てみたい.

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    2018年12月13日
  • AV時代 村西とおるとその時代

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    これ、何で勧められていたんだっけな?忘れちった。まあでも、何らかの書評なりで取り上げられなければ手を出さない系なんで、どこかで目に留まったんでせう。監督の作品を見た記憶がなくて、イメージを喚起しながらっていう楽しみ方は出来なかったけど、AV黎明期の狂熱が伝わってくる内容で、楽しく読み進められた。だから何?まあ、余暇の友。

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    2018年11月06日
  • 心を開かせる技術 AV女優から元赤軍派議長まで

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    ノンフィクション作家による、人からうまく話を引き出す技術について書かれた本。著者は、今まで執筆のために様々な人々にインタビューする機会があり、その経験をまとめたものといえる。体系的にまとめられた内容とはなっておらず、体験談を紹介しているに過ぎないが、うまく聞き手になるやり方のヒントはあった。
    「私の知っているBMWのセールスマンでも、生命保険会社の営業マンでも、トップの売上げを誇る人間というのは、意外と口数が少なく、控え目な性格です。おしゃべりのセールスマンがトップに立つというのは、めったにない」p24
    「私が長年経験してきて、最も緊張せずに話が聞ける座り方は「L字型」です」p30
    「最近、

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    2018年11月04日
  • 全裸監督 村西とおる伝

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    ネタバレ

    一世を風靡したAV監督の半生。人生で何度も逮捕された事、何度も借金状態になった事など壮絶な生きざま。現在では犯罪と認識される行動も数多くしているが、なにせ逞しい。ページ数が多く、流し読みしか出来ず。

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    2018年05月06日
  • 全裸監督 村西とおる伝

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    最近、20代の人と飲んだりする機会がある。
    考えられないことに、村西とおる監督のことを知らない人が圧倒的に多い。
    この本を読むに値すると感じるかどうか、というのは、村西監督の活躍を懐かしく感じられるかどうか、によると思う。
    個人的には、読む価値あり。
    でも、村西監督を知らない人にとっては、冗長で意味不明だろうと感じた。

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    2017年11月23日
  • 心を開かせる技術 AV女優から元赤軍派議長まで

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    本橋信宏はジャーナリストなのだろうか。切り口が面白く、出会った特殊な人からエピソードを貰い、それを文にして、実績を積み上げ、名を上げた。特に、AV業界でのインタビュー記事は、彼をもってその人あり、という領域を作った仕事だったろう。本著は、そんな遍歴と、出会った人ごとに乗り換えた壁。人間付き合いのテクニックを教えてくれる。喋りすぎはダメ、だけど女にモテる奴は、やはりしゃべるしゃべる。

    自分にとっては、いつもとは違う社会の一面に触れさせてくれるのが、本橋信宏。彼のイメージが変わる一冊だった。

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    2016年08月15日