【感想・ネタバレ】AV時代 村西とおるとその時代のレビュー

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Posted by ブクログ

『裏本時代』(幻冬舎アウトロー文庫)の続編です。

「裏本の帝王」に登りつめるもたちまち頂点から転がり落ちた新英出版の会長は、「村西とおる」という名前でAV業界に参入し、衰えることのないエネルギッシュな行動力によって今度は「AVの帝王」として返り咲くも、なにかに取りつかれたかのような強引な拡大路線が祟り、またしても転落への道を進んでいきます。

前著につづいて、時代の証言という意味で興味深い内容でした。黒木香や松坂季実子、樹まり子といった往年のAV女優たちの横顔もえがかれており、当時を知る読者にとってはおもしろいのではないかと思います。また、サブカルチャー史に関心のある読者にとっても興味深いのではないでしょうか。たとえば黒木香にかんしては、彼女をめぐる言説がさまざまな意匠に取り巻かれているためにその実像がよく理解できなかったのですが、思いのほかそっけない本書の叙述から当時の雰囲気を多少うかがうことができたように感じています。

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2020年04月01日

Posted by ブクログ

これ、何で勧められていたんだっけな?忘れちった。まあでも、何らかの書評なりで取り上げられなければ手を出さない系なんで、どこかで目に留まったんでせう。監督の作品を見た記憶がなくて、イメージを喚起しながらっていう楽しみ方は出来なかったけど、AV黎明期の狂熱が伝わってくる内容で、楽しく読み進められた。だから何?まあ、余暇の友。

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2018年11月06日

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