感情タグBEST3
Posted by ブクログ 2021年08月22日
いわゆる、通常の書籍のベストセラーに焦点を当てた本だと思っていたのですが、少年漫画雑誌や週刊誌なども取り上げられており、ある意味、雑多なベストセラーを、よく言えば幅広くベストセラーを取り上げた本です。
著者と編集者の好みによって、このような本ができ上がったのだと思います。
戦後から昭和を通じて、紙...続きを読む媒体は、情報発信において、非常に力を持っていたことを改めて感じました。
平成、そして21世紀になり、インターネットが発達し、動画サービスやSNSなどが出てくるわけですが、その位置を、紙媒体が占めていた時代の話として、自分は、この本の内容を受け止めました。
ただ、時代は令和になり、インターネットがこれだけ浸透した以上、紙媒体に、以前と同じ役割を期待するのは無理だと思われるので、今後のベストセラーは、これまでのベストセラーとは異なる形になるのだろうな、とは思っています。
それがどんな形になるのかはわかりませんが。
Posted by ブクログ 2020年10月12日
ある世代の人にとっては「ノストラダムスの
大予言」と聞けば、「ああ、あの本ね。結局
1999年に世界は滅びなかったなあ」と言う
感想が最初に出るかもしれないですね。
あの本はシリーズでは何と600万部も売れた
とか。
今では考えられない数字です。
他にもこの本では、平凡パンチや週間プレイ
ボーイ...続きを読むなども100万部の発行部数を誇って
いたことに触れています。
1960年から70年代にかけて、雑誌や書籍は
熱かったのです。
その熱源に迫る一冊です。
Posted by ブクログ 2020年05月04日
少しだけ前の世代の内容であったが、少しずつズレながら記憶に残っている。リアルタイムだったのは、『試験に出る英単語』。途中までいって、また最初からやり直して、その繰り返しをしたおかげで、40年経った今でも、先頭の単語がintellectだった記憶が残る。
Posted by ブクログ 2019年09月09日
本の歴史・・・特にベストセラーの情報を知っている人にとっては、その題名は知ってるが、ベストセラーに至るまでの背景までは知られていない事を新書の220ページ強の中に詰め込まれていて非常に楽しめる。「少年探偵シリーズ ポプラ社版」や「少年チャンピオン 黄金期」等のワードが引っかかった人におすすめ。
Posted by ブクログ 2019年08月22日
少年漫画誌、新書、参考書、ノストラダムスの大予言大衆への出版文化が花ひらく戦後、様々な出版社が生まれたその背景を訪ねる。昭和3−40年代のものが多い。今のIT系文化勃興と重なる。
Posted by ブクログ 2019年08月12日
チャンピオンとシケ単とプレイボーイと江戸川乱歩を並列に記述されてもってとこもあるけど
裏側的なところも面白かったけど
ベストセラー「伝説」ってほどじゃないなー