山崎豊子のレビュー一覧

  • 女系家族(下)

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    女系家族による遺産相続。欲望に突き動かされた者に罰が下る。婿養子となった先代は外に女を作り、子供を死前に認知し、のれんを継がせるほど憎んでいた。

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    2014年11月27日
  • 不毛地帯 第四巻

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    アメリカの大手自動車会社との提携もライバル会社にかっさらわれ、次に浮上してきたには、イランの石油採掘。が、公社の思惑通り、他の総合総社とも共同事業で権利は微細に抑えられる。次なる一手出ようとするも、大博打の感は拭い去れない。千里との関係も、最終巻に向けてどうなるのか?

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    2014年11月02日
  • 不毛地帯 第三巻

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    新車種の製造・販売が裏目裏目にでる日本の弱小自動車会社。一方、日本進出の足がかりを求めるアメリカ巨大自動車メーカー。そんな矢先に、主人公の愛妻が突然の事故死。愛娘は、競合商社のライバルの息子と結婚。息子は、財閥系商社に入社し、インドネシアへ赴任。
    傷心しきった主人公は、ニューヨークに転勤し、心機一転し、上記、日米の自動車会社の提携など尽力する。そして、主人公のプライベートも新たな局面が。

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    2014年10月26日
  • 不毛地帯 第二巻

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    防衛庁の戦闘機選定商戦に勝利するも、陸軍時代の親友を亡くす主人公の壱岐。そして、時間は一気に経過し、中東戦争の時代に。嘱託から常務に昇進した壱岐、商社を取り巻く様々な暗い影が、ヒタヒタと忍び寄ってくる。

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    2014年10月23日
  • 不毛地帯 第二巻

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    ネタバレ

    不毛地帯2巻。
    商社に入社した主人公が、葛藤を抱えながらも、いくつかの商戦で活躍してゆく。

    卓越した分析能力や人脈を駆使しながら勝ってゆく姿にはわくわくするものの、それにまつわる人と人との闇のようなものに、どこか悲しい気持ちになります。

    しかし、これが現実なのかもしれませんね。

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    2014年10月06日
  • ムッシュ・クラタ

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    ネタバレ

    恥ずかしながら、山崎豊子を読むのは初めて。

    表題作「ムッシュ・クラタ」をはじめとする、中短編集。
    主人公たちは、ダンディな美男子だったり醜男だったり烈女だったりするが、いずれも強烈で印象的な生き様を見せている。

    他の作品もぜひ読んでみたい。

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    2014年08月06日
  • 女系家族(上)

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    面白くて一気に読んでしまった。
    作品に出てくる日本の美、景色、食事、着物を実物として思い浮かべることができなくても(着物の種類など知らないし)、その贅沢さ、美しさを感覚的に感じられ、ひきつけられる。

    女性の強さとは、欲と直結していて怖い、けれども人間らしく、そして美しいと感じられる作品である。

    暫くの間は、愛犬に話しかけるときに「~でおます」といってしまうだろう。

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    2014年07月12日
  • 二つの祖国(三)

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    祖国とは何か、の前に、国家とは何か、個人とは何か、人間の尊厳とは何か、という問題に直面する。
    国家が国家として秩序を保っている場合、即ち国民個人に利を供する場合に祖国のために報いるという考え方はごく自然であるけれども、そうでない場合にも国民が国家の犠牲となる必然性は理解できない。
    かつては個人が何らかの拠り所欲しさから国家の形成と統制を望んだのだろうが、国民個人ではなく国家それ自体の利益や保身や意義すら画策し始めた時点で終わりが始まっている。
    しからせば太平洋戦争が終わった時点で、否始まった時から、さらに辿れば近代国家が始まった時点から人類の一部での劣化が始まっている。

    そんな深淵雄大な考え

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    2014年04月21日
  • 女の勲章(下)

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    ギラギラと仕事に打ち込む男とそれに翻弄され欲にまみれて行く女。
    欲にまみれたギラギラした世界観がたまりません。

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    2014年01月26日
  • 女の勲章(下)

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    こんな面白いの読んだことない。身近なひとみんなに読んでもらっていろいろ話したい。銀四郎を前にしたら、私ならどの生き方をたどるのか、2人の女を同じ理由で死なせた白石教授の佇まいとはとか、何より私が産まれる20年前にあふれていたこの豊かな会話力と野心の力強さは、今わたしが触れる社会ではなかなか目にしないものだとか。

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    2013年10月19日
  • 女の勲章(上)

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    野心、育ちの良さ、人間の厚みなどが会話の言い回しで伝わってくる昭和感がたまらなく面白い。3人の女を同じ手口で意のままにする銀四郎は下巻でどんな運命をたどるのか。

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    2013年10月17日
  • 仮装集団

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    ネタバレ

    働く人のために安くいい音楽を聴ける勤音という文化団体が次第に人民党に浸食されていく様子と、それに翻弄されるノンポリの敏腕プランナーの姿を描いている小説。

    私自身もかつて人民党のモデルになった政党が絡んでいる病院で働いていたことがあるので、この小説に漂う微妙な空気感さえもリアルすぎておもしろく読めました。

    読んでいて思い出しましたが、かなり昔に読んだ小林よしのりの「脱正義論」でも同様の様子が描かれています。

    人民党とその関連の思想団体がいわゆる「乗っ取り」を」する時の手口がこの2冊でよくわかります。

    印象に残った言葉
    「大衆を馬鹿にする者は、何時かは大衆に葬り去られる」
    思い出したけど、

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    2014年02月06日
  • ムッシュ・クラタ

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    先日お亡くなりになられた山崎豊子さんの作品を何か読んでみようと思い、近くの本屋さんで長すぎない本と思って探していたら、大長編以外では短編集の本書しか残っていなかったので、これにしてみました・・・。(みんな考えることは同じだ!)
    表題作の『ムッシュ・クラタ』のほか『晴着』『へんねし』『醜男』の4編を収録。どの作品も山崎豊子氏を有名にした社会の深層を鋭くえぐる長編小説ではなく、人間の性(さが)をみつめ、味わい深い余韻を残すような作品になっています。

    『ムッシュ・クラタ』はダンディであることを身上としパリを愛してやまなかった主人公の倉田氏が、いかに自らを厳しく律しそれを矜持とする生活を全うしたかを

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    2013年10月14日
  • 二つの祖国(一)

    購入済み

    戦争を知らない世代よむべし

    戦時下を知らないからこそ、読んでみるかちありです。
    当時と比較して平和な日常の大切さが身にしみました。

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    2013年07月09日
  • ぼんち

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    再読。
    船場ものの中では一番読み応えありますね。

    「ぼんぼんではあきまへん。遊びも商売も帳尻をぴしっと合わせるぼんちにならなあきまへん。」

    とにかくおもしろい。

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    2013年06月08日
  • 不毛地帯 第三巻

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    千代田自動車との提携に纏わる話。
    加速する提携談、それを妨げる動きの中で、副社長里井との確執、妻の死、ニューヨーク駐在など新局面を迎え、人間ドラマが色濃くなっていく。

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    2013年04月21日
  • 運命の人(三)

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    綿密な取材、細かな描写、読んでいくと、今そこで起こっている出来事のような文章に、読み進めていくにしたがって引きこまれていきます。
    完結に向かって、長年離れていた夫婦が再び引き寄せ合うところは、感動的であり、そしてどこか残念な気持ちにさせられました。
    真実とは何であるのか、生きかたとはどういうものか、問う物語でした。

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    2013年03月13日
  • 運命の人(三)

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    ネタバレ

    沖縄返還での地権者への土地原状回復費に関する密約の外交文書漏えい事件を描いた小説。第三巻。
    一審から最高裁までほとんど裁判で終始。その意味ではやや盛り上がりに欠けるかも。

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    2013年03月02日
  • 運命の人(二)

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    ネタバレ

    沖縄返還での地権者への土地原状回復費に関する密約の外交文書漏えい事件を描いた小説。第二巻。
    情報を得た記者が、情報ソースの事務官と不倫関係だったことから、争点は「知る権利」の問題からから一転して醜聞に。権力という虎の尾を踏むと怖いですね。少し違うのかもしれないですが、外務省がらみという事もあり、佐藤優氏の「国家の罠」をほうふつさせます。

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    2013年03月02日
  • 運命の人(二)

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    1巻に続いて内容が気になるのでスピード感を持って読みました。小説はおもしろいと読むスピードも早くなりますね。テレビドラマのシーンを思い出しながら、内容に引き込まれていきました。

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    2013年02月14日