不毛地帯 第二巻

不毛地帯 第二巻

1,100円 (税込)

5pt

商社マンとして生き抜くことを宿命と感じるようになった壹岐は、防衛庁の次期戦闘機選定に伴う商社、メーカーの熾烈な受注合戦に巻き込まれる。国防のため、真に優れた機を採用させようと奔走するが、背後には次期総裁選をめぐる暗闘が横たわっていた。壹岐は政界や防衛庁内の利害が複雑に絡み合う「黒い商戦」で水際立った手腕を発揮する。しかし、その代償もまた大きかった。

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不毛地帯 のシリーズ作品

1~5巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~5件目 / 5件
  • 不毛地帯 第一巻
    1,155円 (税込)
    拷問、飢餓、強制労働――11年に及ぶ地獄のシベリア抑留から生還した壹岐正は、第2の人生を商社マンとして生きる事を決意する。「商戦」という新たな戦いに身を投じ、戦後日本の高度成長を陰に陽に担った男を活写する、記念碑的長編。
  • 不毛地帯 第二巻
    1,100円 (税込)
    商社マンとして生き抜くことを宿命と感じるようになった壹岐は、防衛庁の次期戦闘機選定に伴う商社、メーカーの熾烈な受注合戦に巻き込まれる。国防のため、真に優れた機を採用させようと奔走するが、背後には次期総裁選をめぐる暗闘が横たわっていた。壹岐は政界や防衛庁内の利害が複雑に絡み合う「黒い商戦」で水際立った手腕を発揮する。しかし、その代償もまた大きかった。
  • 不毛地帯 第三巻
    1,100円 (税込)
    次期戦闘機商戦に勝利し、中東戦争をめぐる商機を掴んで利益を挙げた壹岐は、社の経営方針転換を提唱。経営不振の千代田自動車への関与を深めようとした矢先、米巨大自動車企業フォークの社長が突如来日する。虎視眈々と日本市場を窺うフォーク社に対し、壹岐はアメリカ近畿商事の社長となって千代田自動車との提携交渉を進めるが……。国際経済戦争の過酷な現実に壹岐は苦悩する。
  • 不毛地帯 第四巻
    1,045円 (税込)
    フォーク社との虚々実々の交渉の裏で、壹岐は資源に乏しい日本の将来を見据え、原油確保の手段を模索していた。腹心の部下・兵頭はイランやリビアに飛び、文化や商習慣の違いに悩まされながら油田開発の可能性を探る。一方、フォーク社との交渉は最終段階に至って、ライバル東京商事の暗躍で思いもかけない展開に……。専務に昇進し、近畿商事ナンバー3となった壹岐の戦いは続く。
  • 不毛地帯 第五巻
    1,100円 (税込)
    油田開発を商社マンとしての最後の仕事と思い定めた壹岐は、社内の反対を押し切り、イランのサルベスタン鉱区に賭けた。政官界からの逆風をかわし見事採掘権の落札に成功するが、灼熱の大地からは一向に原油の噴き出す兆しはなかった……。シベリアと中東、二つの「不毛地帯」を彷徨する一人の日本人の戦いを、戦後史を背景に圧倒的な筆致で描ききった一大巨編、ここに完結。

※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません

不毛地帯 第二巻 のユーザーレビュー

初めて『不毛地帯』を読んだとき、圧倒的な感動が胸に押し寄せ、しばし呆然としてしまいました。けして、楽しいばかりの話ではありません。戦争の話、抑留の話、友の死、そして―。
“結局、古き良き昭和の話だよねー”と言う人もいるでしょう。でも、そんな陳腐な言葉は寄せ付けないほどのドラマがここにあると、私は声を大にして言いたい!!
また、私が山崎豊子さんの作品の中で一番『不毛地帯』を好きな理由は、途中はいろいろな困難と挫折に見舞われながらも最後に「救い」があるからです。油田がねえ…。彼女ともねえ…。いかん、ここからはネタバレ!!
さてさてどんな救いなのか?は、あなたの目で確かめてください。

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    この作品も古くからあるせいか何度も重版をしてきたからか、1巻のアメリカ渡航篇がこの2巻にも載っていた。
    2度美味しくて徳したのか、頁減らされ損したのか。
    まあ読み進める事にする。
    …当たり前だよね。

    0
    2024年12月22日

    Posted by ブクログ

    第二巻では壱岐もすっかり日本のサラリーマンになってしまったと思わせる一方で仕事上での鮫島や里井など他者との戦いに元軍人らしさも見え隠れしていた。第三巻以降会社という新たな戦地でどう戦い振る舞うのか楽しみになってきた。

    0
    2024年06月08日

    Posted by ブクログ

    やたらとリアルな情景が目に浮かぶのは最近観た映画のせいではなくて作家さんの力量のおかげだと実感

    川又さんの最期が忘れられない

    0
    2021年09月05日

    Posted by ブクログ

    自衛隊の次期戦闘機候補でラッキード社を推す近畿商事は、グラント社を推す東京商事の強力な売込みに苦戦します。「空のギャング」とあだ名される鮫島に度々出し抜かれながら、壹岐は自らの信念を曲げ、過去の軍歴で培った人脈を駆使し、ラッキードを強力にプッシュします。
    そしてその商戦のなかで親友川又を追い詰め、死

    0
    2021年05月10日

    Posted by ブクログ

    舞台が商社であるだけに、日本国内に留まらず世界レベルで話が展開される。それゆえスケールの大きさを感じる。特に、第三次中東戦争を巡る商社同士の戦いは展開もスピーディで面白い。

    東京商事の鮫島は、主人公の壹岐の視点で見れば悪役だが、鮫島の方から見れば壹岐はこれまで長年苦労して築き上げてきたものを一気に

    0
    2020年06月11日

    Posted by ブクログ

    第2巻ではシベリアから帰還した主人公が本格的に商社での第二の人生を始める。相変わらず圧倒的な筆力で引き込まれます。

    0
    2019年02月04日

    Posted by ブクログ

    FX、二次防とアラブ・イスラエル戦での東京商事との激戦、息もつかせぬ攻防だった。
     
    元関東軍の作戦参謀として、
    従来の接待などの饗応作戦や金品ばら撒きでなく、
     
    社長直属、全社的な経営戦略を立案する営業本部を組織しての情報戦を展開していて、
     
    ビジネスマンが命を懸けて働いているのが印象的だった

    0
    2016年04月03日

    Posted by ブクログ

    防衛庁の戦闘機選定商戦に勝利するも、陸軍時代の親友を亡くす主人公の壱岐。そして、時間は一気に経過し、中東戦争の時代に。嘱託から常務に昇進した壱岐、商社を取り巻く様々な暗い影が、ヒタヒタと忍び寄ってくる。

    0
    2014年10月23日

    Posted by ブクログ

    シベリアから帰還して商社に入社したけど、ここもある意味で戦場ですね。

    ロッキード事件を題材に描かれている本作は商社と国家同士の大きなスケールで迫力があります。

    登場人物、一人ひとりの感情の迸りを強く感じます。

    0
    2025年07月24日

    Posted by ブクログ

    1962-1967頃の話。壱岐はすっかり商社マン。二次防戦闘機商戦、第三次中東戦争。ドロドロ政治。ライバル鮫島はいい味。

    0
    2024年10月30日

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