山崎豊子のレビュー一覧

  • 白い巨塔(四)
    派閥を経験したことがないので、内部に対してこれだけの力量を使う事が無駄に感じてしまうのが、率直な感想です。その分外部に使えば、どれだけ世の中に貢献できるのかと考えられるのは、今が恵まれた環境で働いているからかもしれませんが。
    しかし、こういったドロドロ感満載のテーマを緻密な取材をされた上で筆を取られ...続きを読む
  • 白い巨塔(五)
    派閥を経験したことがないので、内部に対してこれだけの力量を使う事が無駄に感じてしまうのが、率直な感想です。その分外部に使えば、どれだけ世の中に貢献できるのかと考えられるのは、今が恵まれた環境で働いているからかもしれませんが。
    しかし、こういったドロドロ感満載のテーマを緻密な取材をされた上で筆を取られ...続きを読む
  • 沈まぬ太陽(四) -会長室篇・上-
    長編は苦手なのですが、ノンフィクションに近い内容で読み応え凄く、あっという間に読破してしまいました。
  • 沈まぬ太陽(二) -アフリカ篇・下-
    長編は苦手なのですが、ノンフィクションに近い内容で読み応え凄く、あっという間に読破してしまいました。
  • 沈まぬ太陽(三) -御巣鷹山篇-
    長編は苦手なのですが、ノンフィクションに近い内容で読み応え凄く、あっという間に読破してしまいました。
  • 沈まぬ太陽(一) -アフリカ篇・上-
    長編は苦手なのですが、ノンフィクションに近い内容で読み応え凄く、あっという間に読破してしまいました。
  • 約束の海
    素晴らしい。心が震えて泣きたくなった。
    続きがもう一生読めない事が哀しい。

    初の山崎豊子作品。
  • 大地の子(四)
    190829.4巻合わせると結構時間かかった。
    中国の上層部の名前はあまり入ってこなかったけど、主要人物はしっかり把握できたと思う。
    フリガナも繰り返し適切なタイミングで出てくれるのが有難い。
    描写が細かく正確。なんでこんなに詳しいの?というのはあとがきにあったように取材と勉強の賜物なのだろう。
    ...続きを読む
  • 二つの祖国(四)
    長かった…。3月末にドラマが放送され、原作がすごく気になりちょこちょこ読み進めてました。
    読んですごくよかった。長いけどおすすめ。特に若い人へ。

    日米開戦と同時に、12万人の日系人が強制収容所へ入れられたのは事実。
    この小説に出てくる主人公やそれを取り巻く人々はフィクションだけども、
    著者の相当...続きを読む
  • 女系家族(上)
    なかなかなホラーです。
    予習で米倉涼子主演のドラマのさわりだけみて、怖いなあと思ったけど、原作はもっと凄味が。
    (上巻)ラストの3姉妹&叔母さんが神ノ木に押し掛ける場面なんて、もう尋常じゃないですよ。忠実に映像化したら、地上波じゃ流せない。
  • 白い巨塔(一)
    岡田准一のドラマ観たら、また読みたくなって再読。3回目?やっぱり山崎豊子の小説の中でも圧倒的に面白い。やはり原作は濃い!!
  • 花のれん
    素晴らしの一言
    大阪商人の根性と笑いで元気がわき出る一冊と言っても過言ではない。
    人生迷ったら再読すべし。
  • 白い巨塔 2巻

    登場人物が今風

    登場人物が今風ですがそれはそれでいいですよ。里見准教授が小腸癌の患者の検査にカプセル内視鏡を使う所は感動ですね。オリジナルなら造影剤を飲ませてXray photoで小腸内の通過障害を突き止めるところだけど。花森ケイ子もきっとかなり色っぽいお姉さんとして描かれると思ってたが現代受けすると思うw
  • 二つの祖国(四)
    東京裁判は判決を迎える。
    賢治の愛した梛子にも不幸な運命が待ち受ける。

    3巻から引き続き東京裁判に翻弄されました。
    判決の重さ、その判決を通訳として言い渡すことになった賢治の苦悩。
    梛子との別れ、家族との不和、そして東京裁判、それらが賢治を壊していく。
    日系二世としてアメリカに忠誠を尽くすも、日本...続きを読む
  • 二つの祖国(二)
    収容所を出た賢治は、教官として米陸軍日本語学校の教官となった。
    一方、両親と娘は、忠誠テストに背きツールレイク収容所に送られた。
    父が夢を見、努力してきたアメリカでの暮らし、日米開戦により家族はバラバラとなり、不幸な形で再会することとなる。


    物語だから、賢治とその家族の元にばかり色々なことが起こ...続きを読む
  • 二つの祖国(一)
    日本の真珠湾攻撃から太平洋戦争が始まり、アメリカに住む日系二世天羽賢治らの周囲に大きな波が起こり始めた。

    ドラマを見て、さらに深く知りたくなり、原作を手に取りました。
    ドラマは原作にかなり忠実でした。

    日系人にとって、父祖の国と今住む国との戦いという悲劇がどんな不幸なことなのか、恥ずかしながら数...続きを読む
  • 白い巨塔(一)
    山崎豊子(やまさき とよこ)氏著書『白い巨塔(一)』です。

    主人公の財前五郎(ざいぜんごろう)は、食道手術を得意とする国立大学の第一外科助教授で、第一外科の東(あずま)教授の定年に伴い、次期教授の椅子を狙っています。
    婿養子として財前家に迎えられ、義父が大学教授になれなかった経緯や自身が苦学生を経...続きを読む
  • 白い巨塔 1巻

    現代版ですか

    オリジナルの財前助教授(准教授じゃない)は確かにこんな感じだったと思います。是非最後まで描いて欲しいな。
  • 二つの祖国(二)
    自らアメリカ軍として、戦場行きを志願した天羽賢治。
    賢治の弟、忠は日本軍として招集されていた。
    同じ戦場にいる兄弟。
    徐々に近づく距離。
    緊迫の日々。
    戦場で対峙した兄弟。
    互いの存在が知れたとき、互いに何を思ったのか。
    そして、運命の1945年8月6日午前8時15分。
    広島への原爆投下。
    焼けただ...続きを読む
  • 不毛地帯 第二巻
    第2巻ではシベリアから帰還した主人公が本格的に商社での第二の人生を始める。相変わらず圧倒的な筆力で引き込まれます。