山崎豊子のレビュー一覧

  • 白い巨塔(五)

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    ネタバレ

    全編通しての感想。

    こんな面白い小説が1965-1969年に完成していたなんて!

    里見が財前のことを「可哀想な奴」と表現していたけど、本当にその通りだと思う。
    財前は周囲の期待に応えようと必死だったんだ。
    最初はお母さんの期待や助けになりたいという思いが、だんだん周りの金と権力に溺れたタヌキ親父たちにいいように使われて…。
    途中、「はやく失脚しろ」などと思ってしまったけど、財前はただ必死だっただけなんだと思うとやるせなくなった。
    大河内教授への封書は、最期に財前自身が本当に願ったことだったのかな。そうと思いたい。

    里見は、善人・ヒーローに見えるけど危うい人だと思った。
    行いを否定するもの

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    2026年01月30日
  • 不毛地帯 第五巻

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    ソ連軍に捕まり、シベリアで抑留生活を余儀なくされた主人公が、日本に戻り商社の中で成り上がっていく話です。
    戦後のどん底の日本を、先進国まで成長させた自分の祖父世代は、こんな志で仕事をしていたのかなと思うと、胸が熱くなります。
    内容も濃いですが、ページ数も多いので、読むのに結構時間がかかってしまいましたが、楽しく読めました。

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    2026年01月22日
  • 不毛地帯 第四巻

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    ソ連軍に捕まり、シベリアで抑留生活を余儀なくされた主人公が、日本に戻り商社の中で成り上がっていく話です。
    戦後のどん底の日本を、先進国まで成長させた自分の祖父世代は、こんな志で仕事をしていたのかなと思うと、胸が熱くなります。
    内容も濃いですが、ページ数も多いので、読むのに結構時間がかかってしまいましたが、楽しく読めました。

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    2026年01月22日
  • 不毛地帯 第三巻

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    ソ連軍に捕まり、シベリアで抑留生活を余儀なくされた主人公が、日本に戻り商社の中で成り上がっていく話です。
    戦後のどん底の日本を、先進国まで成長させた自分の祖父世代は、こんな志で仕事をしていたのかなと思うと、胸が熱くなります。
    内容も濃いですが、ページ数も多いので、読むのに結構時間がかかってしまいましたが、楽しく読めました。

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    2026年01月22日
  • 不毛地帯 第二巻

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    ソ連軍に捕まり、シベリアで抑留生活を余儀なくされた主人公が、日本に戻り商社の中で成り上がっていく話です。
    戦後のどん底の日本を、先進国まで成長させた自分の祖父世代は、こんな志で仕事をしていたのかなと思うと、胸が熱くなります。
    内容も濃いですが、ページ数も多いので、読むのに結構時間がかかってしまいましたが、楽しく読めました。

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    2026年01月22日
  • 不毛地帯 第一巻

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    ソ連軍に捕まり、シベリアで抑留生活を余儀なくされた主人公が、日本に戻り商社の中で成り上がっていく話です。
    戦後のどん底の日本を、先進国まで成長させた自分の祖父世代は、こんな志で仕事をしていたのかなと思うと、胸が熱くなります。
    内容も濃いですが、ページ数も多いので、読むのに結構時間がかかってしまいましたが、楽しく読めました。

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    2026年01月22日
  • 不毛地帯 第一巻

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    戦争を知らない世代におすすめ。
    現代とは違う日本人の物語。厳しく残酷な時代を生き抜く力と、社会が穏やかで豊かさに向かうとともにエゴに飲み込まれてゆく人間の未熟さ。
    グローバリズムを超えて新しい時代に向かう今、時代を跨いで生きるヒントに溢れる名作。

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    2026年01月18日
  • 沈まぬ太陽(一) -アフリカ篇・上-

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    色々言いたい事あるわ。
    でも、サラリーマン。
    気持ちはわかるが、サラリーマンなんだよ。
    恩地くん、我慢してはよ日本に帰れ。

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    2026年01月04日
  • 沈まぬ太陽(一) -アフリカ篇・上-

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    モデルとなったJALが、当時いかに腐敗していたのかがよく分かる一巻でした。
    労働組合の内情や政治との癒着、そして当時の社会情勢まで丁寧に描かれており、物語としてだけでなく非常に勉強になります。組織の論理に翻弄されながらも信念を曲げない恩地の姿が強く印象に残りました。
    この先、彼がどのような運命を辿るのかが気になって仕方ありません。

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    2025年12月28日
  • 約束の海

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    父が貸してくれた本で、実際にあった潜水艦事故とは知らずに読みました。
    過酷な潜水艦での生活や任務の様子が興味深く、これからどうなる!?と思ったところで、本が終わり、そこで未完と知りました。
    巻末に、山崎豊子さんが書き残した第2、3部の構想が書かれています。
    完成したら山崎豊子さんらしい壮大な作品になったことだろうな。

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    2025年12月27日
  • 大地の子(四)

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    ネタバレ

    85/100

    当時の中国の現状とフィクションがあまりに綺麗に描写されている。なかなかここまでリアルに切り込んでるものはないと思う。

    親子との絆が、陸一心として松本として、自身のアイデンティティに悩まされながらも、結局大地に根を張り巡らせ生きてきた中国としての誇りを忘れずに過ごしていくことへの並々ならぬ覚悟を示して終わっていた。

    労会に送られどんなに辛い目に遭わされていたとしても自分の家族を痛めつけた国であっても、それ以上に感じ取るものがあったのだろう。

    何より陸徳志があまりにできた人間すぎると言うのもありそう。

    自分の知見を広げると言う意味でもタメになる本でもあった。

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    2025年12月14日
  • 約束の海

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    2025/10/27 読み終わった

    山崎豊子さんの遺作。3部構成を予定されていて、第一部完結、までが完成している。第二部第三部は大まかな流れのみが決まっていて、それもこの本に収録されている。

    秘書の方による解説が圧巻で、山崎豊子さんの飽くなき執筆意欲が伝わってきた。

    オーストラリア旅行のために持って行った。奇しくもシドニー海洋博物館で潜水艦の中を見学できて、この作品で描写されていた潜水艦の内部のディティールの正確さを確認できた。

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    2025年11月27日
  • 大地の子(一)

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    社会人になって久しぶりに読んだ山崎作品。残酷な話から前を向く話への起承転結がすばらしい。悪者を偏って悪者に描く嫌いはあるものの、丹念な取材と構築力はよむものを唸らせる。

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    2025年11月27日
  • 華麗なる一族(下)

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    一族の衰退の暗示まで丁寧に描かれていて、『華麗なる一族』全体を通して“盛者必衰”がテーマだったのだと強く感じました。登場人物の多くが報われない結末を迎える中で、二子がヨシヒコと結ばれたことだけが、わずかな救いになっています。

    また、物語の背景として物価高騰に悩む描写があり、現在の経済状況と重なる部分があることにも気づかされました。半世紀以上前の作品でありながら、今の時代にも通じるリアリティがあるのは、山崎豊子の筆の力だと思います。

    こうして読み終えると、華やかな一族の姿もその裏に潜む影も、すべてが心に残る余韻となり、まさに“時代を超える作品”だと感じさせられます

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    2025年11月20日
  • 沈まぬ太陽(二) -アフリカ篇・下-

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    読書本のオススメ本に載ってて、読んだ。
    当時の時代感や不条理に引き込まれて、一気に読んだ。
    総理帰国便の直前に社初のスト決行はスケールがでかすぎすると感じたけど、実話は、皇室の帰国便で更に、スケールが大きいのかなと感じた。

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    2025年11月20日
  • 沈まぬ太陽(一) -アフリカ篇・上-

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    WOWOW版ドラマを何度も見た。フジテレビ版の『不毛地帯』と並んで素晴らしいドラマだ。あちらは原作を読んだが、こちらはまだだったので、読んでみることにした。山崎豊子の小説は、テーマは硬派だがおもしろく、あっという間に読んでしまう。ドラマが予習にもなり頭にも入りやすい。スペクタクルはないが、淡々とおもしろい。

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    2025年11月19日
  • 大地の子(四)

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    今まさに中国様の虐めにあっている日本君ですが、とりえあずはこれでオーバーツーリズムが多少なりとも改善されるようなら心置きなく京都に遊びにいけるのでいい事ばかりじゃないですか。それとは別に先日底だと思って買った資生堂株が、ど真ん中の中国銘柄の為に更に底を掘り続け、地球の裏側まで突き抜けそうな勢いで、おい、今度は俺を虐める気かと今泣きながらキーボードを連打しております。涙で画面が良く見えねえなー、ああ、そうです、老眼ですよ。はい、皆様いかがお過ごしでしょうか。

    文化大革命から始まり、鄧小平の時代が舞台ですが、かの国の根本的な考え方は今でも何も変わってないと実感しますね。中国は戦後賠償を小日本鬼子

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    2025年11月18日
  • 華麗なる一族(中)

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    読み進めるほど、許せない登場人物が増えてきます。特に相子。二子には結婚を強要するくせに、自分は好き放題に恋愛していて、その神経を疑います。もともと大介の愛人で、しかも家庭教師だった立場を考えると、なおさら理解しがたい存在です。

    次に銀平。万樹子が流産したときの、あのあっけらかんとした態度には本当にがっかりしました。ただ一方で、銀平の考え方には現代のZ世代にも通じる部分があり、どこか自分の人生を諦めているような空気が伝わってきます。

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    2025年11月17日
  • 華麗なる一族(上)

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    山陽特殊製鋼や岡崎財閥をモデルにした社会派小説だと思って読み始めましたが、いい意味で期待を裏切られました。万俵家の家族関係は想像以上にこじれていて、「自分はこんな家に生まれなくて本当に良かった」と思うほどです。
    一方で、戦後日本の“貴族”のような暮らしぶりが細かく描かれており、その華やかさには引き込まれました。

    また、銀行の融資交渉のシーンは、後の『半沢直樹』がこの世界観をモデルにしたのではないかと思うほど緊迫感があり、独特の魅力があります。続きがますます楽しみです。

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    2025年11月14日
  • 大地の子(一)

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    81/100

    秒で吸い込まれる
    理不尽さ、そしてやるせなさのもと少しの希望や幸せを見いだして生きることへの執着が伝わってくる
    何がいいって日本人を美化せずに中国人と日本人の関係性を忠実に書いてくれるからこそしっかりと作品に向き合うことができる

    中国行く前に読み始めたからドキドキしながら旅行スタートした笑

    陸先生まじいい人

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    2025年11月09日