山崎豊子のレビュー一覧
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これまでの物語からは一転して、日本航空123便墜落事故をめぐる話題となる。『沈まぬ太陽』全体で考えた場合には起承転結の承に当たる。この巻に至るまでのアフリカ編上・下を読んでいなくても理解できる構成となっているため、123便墜落事故について当時の様子を知りたい場合にこの巻だけ単体で読むのもあり。Posted by ブクログ
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当時のことは知りませんが、緊迫感と悲しさが伝わってきました。
当事者意識がないお偉方が蔓延るのは仕方ないんですかね。そういう人しか偉くなれないのかな。なーんてPosted by ブクログ -
一審の判決後から学術会議選の序盤、控訴審の始まりまで。
一件すると一審に勝った財前はいまだ絶頂期にあるようだが、徐々に綻びが出てきているさまが描かれている。Posted by ブクログ -
話のメインは一審。
権謀術数を巡らせる時の財前は冷酷非情そのものだが、時おり出てくる母親への想いには、冷酷とは対極の人間味を感じさせる。
そのギャップが面白い。Posted by ブクログ -
おそらくこの第二巻が、財前の絶頂期だろう。
教授選の勝利、国際外科学会への招聘、一方でこれから財前に降りかかることも匂わせている。
それにしても、山崎豊子は人間模様の描写が絶妙だと思う。Posted by ブクログ -
読み手を惹きつける話の展開で、最後まであっという間に読みました。第一部で絶筆になってしまったのが残念です。この後、主人公を含めた登場人物がどのように生きていくのか、とても気になるところでした。一方で、自衛隊の存在意義をあらためて考えてみる機会になりましたし、自衛隊について、国防について知らない事が実...続きを読む
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・信念を持って仕事をすることのかっこよさと難しさ
・相手の欲しているものを常に考えながら行動することの大切さ
・(本当であるなら)権力とお金の結びつきの強さと人間の恐ろしさ
を感じた。
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・常に課題と問題意識を持って仕事をする
・人によってお辞儀の角度を変えないPosted by ブクログ