宇江佐真理のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
作者の宇江佐真理さんの環境の変化もあり、優しい雰囲気が増しています。
あやめを丹精することが生きがいの老婆が、庭で頭を打って亡くなってしまう。彼女の部屋から高価な持ち物が消えていることを不審に思った息子は、伊三次に調査を依頼する。暗い過去を持つ、花屋の直次郎が疑われるが……。(「あやめ供養」)
伊三次の弟子、九兵衛に縁談が持ち上がる。相手は九兵衛の父親が働く魚屋「魚佐」の娘だが、これがかなり癖のあるお嬢さんだった。(「赤い花」)
浮気性で有名な和菓子屋の若旦那は、何度も女房を替えているが、別れた女房が次々と行方知れずになるとの噂があった。このことを聞いた伊三次は同心の不破友之進に相談する。 -
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ネタバレ目次
・落ち葉踏み締める
・雪まろげ
・紅唐桟
・こぎん
・鬼
・再びの秋
古手屋というのは、今でいう古着屋。
江戸時代の庶民は、今よりもはるかに古着に対する抵抗がなかったので、それほど儲かる商売ではないにしても、食うには困らなそう。
そして、古手屋のかたわら、同心の手下でもある。
面白いのは、普通の時代小説では、同心、岡っ引き、下っ引きは、心をひとつにして事件の真相解明に奔走するのだけど、この喜十は、っていうか、同心の上遠野(かどの)平蔵が、ケチでしみったれで人の心を逆なでにする発言を多発する男で、喜十は必ずしも上遠野に絶対的な信頼を置いていない。
しょっちゅう心の中で悪態をついている。 -
ネタバレ 購入済み
残念で….….
これで、本当に、終わりなんだなぁと、感慨深いものがある。もっともっと、読んでいたかった。まだまだ、続いて欲しかった。残念でならない。
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ネタバレ 購入済み
えっ!?
作者、亡くなってたんだ!「ぶんこのためのあとがき」を読むのを、楽しみにしていたのに、癌を告白されて、前作から、無くなって、ここで、他の方の後書きで、知らされた。後少し、惜しみながら読もう。