梶尾真治のレビュー一覧
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大まかに言えば、約束の地にどうやって降りるかを検討するノアズ・アークの人たち
それに対する、ニューエデンの人たちの先祖代々の「アジソン一味に復讐を!」をどうするのかのお話
エデンの辺境で農業を営む兄妹
発見される不審な機械
それは果たしてノアズ・アークが放った大量殺戮兵器なのか?
ノアズ・アークの方では約束の地への第一陣をどうするのか?とか
エデンでは憎きアジソン一味を残虐な方法で殺すために少年兵にまで槍術を仕込むよう
よく語られる大東亜戦争のときの竹槍で一人一刹みたいな精神だな
そんな折、ノアズ・アークは船体を菌類に侵され墜落
果たして、2つの集団の接近の結果は?
まぁ、妥当 -
Posted by ブクログ
読んだのは1983年刊の単行本。
【感想】
・長年気になっていた作品をようやく手にした。
・鶴田謙二さんのファンなので彼の絵がカバーの文庫本をと思ったのだが最初の形で読みたくもあったので単行本を。カバー絵は新井苑子さん。一九八三年、まだ活版印刷の時代。本って感じがする。
・今となってはちょっぴり古くさい感じはする。
・「キノの旅」の原型って感じもある。
・三十年前に読んでたら耽溺してたかも。
【一行目】一九百六十七年といえばジェミニ計画が一段落した翌年で、まだアポロも月に着陸していなかった。
【内容】
・地球に生命が誕生してから現在までの記憶を持っているエマノンと、彼女に惹かれた男たちの -
Posted by ブクログ
ネタバレヒロインたるつばきが、あまりにオトコの理想像然としすぎちゃっていて、なんだか、正直、読んでいて、恥ずかしくってw
中二病(昔の?w)なオトコの頭の中の、ぽぁぽぁな妄想を覗いているようで。
というよりは、自分の中にある中二病的部分を、「ほら、オマエだって、こうなんだぜ」と無理やり見させらているようで、読みながら、「ひゃ~、もうカンベンしてくれぇ~!」と頭を抱えたくなった(爆)
これは、ハズレかなーと思って読んでいたんだけど、でも、江戸時代に行ってしまった主人公が否応なく自分の時代に引き戻される瞬間、「キュン!」とくる感じに、あぁこれは、“その一瞬”のための話なんだなー、と。
だから、著者はあえ -
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