梶尾真治のレビュー一覧

  • さすらいエマノン

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    ネタバレ

    世代交代を繰り返すことで、祖先へとその魂と記憶が引き継がれていくという、エマノンにロマンを感じるには居られない。

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    2014年02月07日
  • 續 さすらいエマノン

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    良かった。
    エマノンノ代替わりがちょっと分かったし、すかした感じのない記憶喪失エマノンもかわいかった。
    ただ、あの感じは赤ん坊は好意を持たれる要素の集合で出来てる、みたいなのと似てるのかな。
    まだまだ続くみたいで、楽しみ。

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    2013年12月23日
  • おもいでエマノン

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    ひとコマひとコマの静謐さ。
    静かでいながらもたゆまぬ時間の流れを感じさせる、
    旅するように読む不思議な作品。

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    2013年12月15日
  • おもいでエマノン

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    非常に好物の作品。

    生命が誕生してからの記憶をすべて持つエマノン。さんふらわあ号の中でSF好きの男と出会う。

    ラストのカタルシスやばい。
    原作は知らないが、ぜひ読んでみたい。

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    2013年02月13日
  • おもいでエマノン

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    SF文学として読める素晴らしい作品です。存在感が火田七瀬っぽいなぁと読んでてずっと気になりました。(小説でも読んでみたいけど、先にコミックで知ったので、スジを通してコミックで読み切ってから原作を読もうと思います)

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    2012年09月09日
  • ダブルトーン

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    一言で言うならば大人な作品です。
    人が持つ心の機微がうまく表現されていました!
    秀作と言っても良いでしょう☆
    消失刑、時跳び…などが好みの方なら満足できるはずです

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    2012年08月24日
  • ダブルトーン

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    大変おもしろかった。

    シチュエーション、話の展開のスピーディ感、結末へのわくわく感。。。

    最後の、なぜ二人の意識は交差したのか、に対する考察は
    特に不要ではないか、と思いました。

    なぞはなぞでいいときもある。

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    2012年07月18日
  • ダブルトーン

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    どんどん物語に引き込まれて、一気に読み終えましたぁ‼
    全てが繋がりラストに向かう展開は、呼吸する事すら忘れる程でしたぁ‼

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    2012年06月04日
  • さすらいエマノン

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    鶴田先生の絵が大好きです。
    やはり女性がすごく生き生きと描かれていますよね。エマノンの設定でたばこを吸っているのがとても好きです。

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    2012年04月12日
  • 穂足のチカラ

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    久々にスカっとした作品でしたね。
    なんだか懐かしきSF作品のにおいがしました。
    途中、あまりに壮大なお話になってきましたが、やっぱり最後は家族の絆。
    そして穂足ちゃんがかわいいーー。
    登場する家族がみんなどこにでもいそうな人たちだったので、好感持てました。
    続編…あるんでしょうかね。

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    2012年01月19日
  • この胸いっぱいの愛を

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    映画よりも、内容が詰まっていてとても良かった。


    「そんなこと起きない。でも、もしかしたら、そんなことが起きうるかもしれない。そしたら、僕も勇気を出してもみよう。」


    そんなことを思わせてくれる作品でした。

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    2012年01月02日
  • おもいでエマノン

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    生命誕生からの記憶をすべて持っているエマノン。

    主人公の青年とエマノンが、船旅の船のなかで出会い、語り合い、惹かれあう、ほとんどそれだけの話。

    たったそれだけなのだけど、1コマずつ、1ページにあふれる叙情によって、自分の体験であったかのように感じた。

    不死ではないが記憶を持ち続けるということは、つまり、数時間も、数十年も、同じことだと彼女は言う。

    ちなみにヒロイン「エマノン」の名は、「NO NAME(名無し)」の逆さ読み。

    遅筆で、作品を宙吊りにしてしまうことも珍しくない作家さんだそうだけど、こんな世界が見えているのならば、それは因果であると思った。

    精読に耐える、素晴らしい漫画作

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    2011年11月16日
  • おもいでエマノン

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    昔行った自分のフェリー旅の経験を思い出します。エマノン
    プラネテスの4話「地球外少女」を観たときに似た気持ちになる。
    聞きしに勝る名作

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    2011年11月13日
  • この胸いっぱいの愛を

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    とある出来事をきっかけに1986年にタイムスリップするお話し。

    その時に後悔の念が残るものだけがタイムスリップする。

    死に目に会えなかった盲導犬。
    割ってしまった大切な鉢。
    交通事故で死んでしまった息子。
    自分を産んだ直後に亡くなった母親。

    何もしてあげられなかった大好きな年上の女性。

    そんな思いを胸に、過去を変えるために今を生きる。

    黄泉がえりの作者が自ら書くノベライズ作品。

    すらすらと読め、読み終わった後にはほんのり暖かな感覚が残る。

    映画も観てみたいと思わせる作品。

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    2011年08月11日
  • おもいでエマノン

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    古き良きSF小説を、鶴田さんがマンガにした物です。ストーリーは、”あまりパっとしない大学生がぶらり旅、船で「エマノン」と名乗る女性に会い・・・”というヒューマンドラマSFです。短い映画を観終わったような、不思議な読後感が在ります。ちなみに自分はこの鶴田さんの古い写真のような絵が大好きで、絵だけでご飯が何杯もいけます。

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    2011年07月26日
  • つばき、時跳び

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    未知の力の偶然を頼るしかなく、しかも突然に別れが来るという
    本来の時間の流れ、座標に逆らうことができない運命、
    人の無力を克服できるのか、永遠の喪失が待っているのか
    惇さん、つばきさんふたりの交流が限られた時間の中で
    もどかしいほどの暖かさと穏やかさを湛えているから
    結末がいっそう気になって一気に読み終わる。
    冬から春にかけて、椿の花を愛でながらもう一度読みたくなる。

    つばきさんは、凛としていながら、あどけなく
    はかなげでいて頼りになって
    なんとも上手いこと理想的な女性像を
    と思うこともあるが、彼女の言動の魅力にやられてしまった。

    タイトルは「つばきは百椿庵に」の方が
    「ある日どこかで」の

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    2011年02月18日
  • この胸いっぱいの愛を

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    すごくすごく良かった。布川の話が1番好きです。でもどの話も温かくて優しくて心がほんわかする。それのせいで泣いてしまうけれど。後半はババッと読んでしまうほど、引きつけられました。映画にもいつか手を出してみたいと思う。

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    2011年01月30日
  • この胸いっぱいの愛を

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    結局、一気読みしてしまった。映画を先に見たので、いつもとは逆に満足感UP。映画の不満が解消されて、幸せです。梶尾さんの小説は、やっぱり泣けるわ~。「黄泉がえり」も原作は泣けたんだけどね。言葉というか文章の力は凄いと思う。画像でみるよりイマジネーションが湧くし、人物にも感情移入できる。好きです。

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    2010年08月24日
  • あねのねちゃん

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    <あらすじ>
    恋人にふられたり、職場でも辛い目にあったりと精神的に落ち込んでいる玲香。そんな彼女の前に架空上の友達(イマジー・コンパニオン)であるあねのねちゃんが現れる。あねのねちゃんは玲香を苦しめた人たちに復讐をする。そして玲香を一番苦しめた母親に対しても、あねのねは復讐をするが、実はその正体は……。

    <感想・レビュー>
    玲香の意識とは裏腹の無意識のうちに溜まっていくストレスと欲求。それらを一気に擬人化したのがあねのねの本当の正体なのである。
    今回の話は、そういった人間の無意識的な欲求、ストレスを擬人化するというところが面白いと読んでて思った。ごく日常の生活の中で、そういった面をだしている

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    2010年06月25日
  • おもいでエマノン

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    動きのある漫画、というよりは挿絵のように一コマ一コマゆっくりと展開していく鶴田さんの描写だからこそなのか、それとも逆に原作の刹那的な雰囲気が鶴田さんとマッチしたのか。ともかく最高のコミカライズ!

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    2011年03月15日