【感想・ネタバレ】さすらいエマノンのレビュー

あらすじ

梶尾真治の傑作小説を、鶴田謙二が満を持してコミカライズ。コミック版『エマノン』シリーズ第2作目。地球上に生命が発生してから現在まで、進化の過程のなかで、30億年の記憶をすべて引き継ぎ持っている少女エマノン。彼女が旅を続けているのは、特別な目的があるのではなく、何かに呼ばれるような衝動を感じるからだ。人の住まなくなった島へ渡り、人里離れた山奥へ赴く。それは、結果として、絶滅しそうな種を存続させることになったり、逆に最期を見届けることもある。地球に生命が生まれてから現在までの記憶を持ち続ける彼女に課せられたものは、何なのか? そして、地球に生命が誕生して以来の記憶を受け継がせるため、必ず一人の娘を生んできた彼女であったが、あるとき男女の双生児が生まれて……。『さすらいエマノン』フルカラー版64ページ分を完全収録。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

世代交代を繰り返すことで、祖先へとその魂と記憶が引き継がれていくという、エマノンにロマンを感じるには居られない。

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2014年02月07日

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鶴田先生の絵が大好きです。
やはり女性がすごく生き生きと描かれていますよね。エマノンの設定でたばこを吸っているのがとても好きです。

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2012年04月12日

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なんだか寂しい展開だったなぁ……巻末の描写を見てもなんとなく七瀬シリーズを彷彿とさせる

とはいえ作画がため息が出るほど美しい。セリフが非常に少ないにも関わらず並みの漫画よりも多くを語りかけてくる。空気感が、匂いが、音が、光が、全てが生き生きとして鮮やかに伝わってくる。もうそれだけで感動してしまうのだ。カラーページとかほんとに素敵でしょうがない

短編で終わるのかと思ってたけど続くんだな。個人的な希望だけど悲しい終わりにはなって欲しくないな

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2015年02月22日

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鶴田謙二によるエマノンシリーズ2作目(エマノンはno nameの逆さ読み)。
生命誕生から30億年の記憶を持つエマノンの遍歴というのは前作と変わらないが、時間旅行者(らしき人物)や超能力者(らしき人物)が登場して、若干SF色が強くなった。とはいえやはり、その根本はSF的なギミックではなくて、そうした運命を背負ってしまったことの悲哀と諦念と、そそてそれを引き受ける覚悟の物語であることにはかわりない。
問題は、次は出るのはいつかってことで、うちには鶴田謙二の未完の作品がいくつもころがってるわけで。

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2013年09月14日

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鶴田謙二の本は無条件に買ってしまう。
そんで、素晴らしい絵を眺めてる感じ。エマノンは原作つきなのでちょっと違うけど、絵がハマりすぎていて「いつものつるけん作品」になっている感覚ですね。
だが、それがいい。

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2012年12月31日

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30億年の記憶を持つ美女エマノンの"さすらい"を描いた同名小説のコミック化。

使い古したジーンズ、長い髪、そばかすが印象的なエマノン。
鶴田謙二さんのイラストで実に印象的に描かれています。

前作の「おもいでエマノン」同様に、秘密めいたエマノンの旅が断片的に描かれていて、小篇ごとの前後関係が曖昧にされていることもあって、彼女のことが気になってしまいます。

小説を持っていないのですがどうしても読みたくなってきました。

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2012年07月28日

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おもいでエマノンの続編、個人的には最初の話よりこの続編の方が好きだな
絵が綺麗で不思議な話しで癒された。
オススメ

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2012年04月28日

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エマノン世代にいないはずの双子の兄との再会。
前半のカラーはムック版の再掲載。
相変わらずエマノンは可愛い。可愛いよエマノン。
エマノンの生体や過去について少し触れる程度。
そこに引き込まれる作画は流石である。

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2012年04月16日

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以前読んだのはこの原作ではなかったのかなぁ。原作が続きがあるのは知ってたものの、前作も続けても続かなくてもな終わり方だったので、本作が出たのは結構驚いた。ただ、何か煮え切らない終わり方。続きはいつ出ることやら?

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2012年04月05日

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前作からの感覚で見ると、お話しになっていて少し残念。 二部構成?になっていて、 前段のカッパものは心地よかった。 ガキンチョとの細かな交流から絵は続いているにもかかわらずガバっと時間がずれる。宙ぶらりんにされるこちら側がたまらん。 後半はルーツさがしっぽく、因果の匂いが立ち込め、物語の終わりが染み出していてなんだか残念な気持ちに。 原作読んでいくとまた違うのかもしれんな。

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2018年12月17日

Posted by ブクログ

まさか to be continue が来るとは……。
抜け殻のその後も酷な話だが、読者にとっても酷だ。

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2013年03月07日

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続編だっ!と考えずに買った。
特にカラー絵とエマノンの体の綺麗さが好きなんですが、
エマノンの生きる時間がヒリヒリしてツライ。
お兄さんのキャラクターをそんなに好きになれないのも気になった。
さすらうエマノンはどこへ行くんだろうか。

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2012年04月22日

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続きの巻。っていうか続くんだ。
1巻の方が面白かったかな~
エマノンが人間とは違う亜種になりつつある気がする。

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2012年04月04日

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文章で読みたいが手に入らないのでマンガで。
そして「TO BE CONTINUE・・・ ・・・」とあるが、
こうなったらどんな媒体であっても意地でも梶尾氏の作品を読み続けるか。

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2012年04月03日

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