梶尾真治のレビュー一覧

  • 黄泉がえり

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    熊本県を舞台にした小説を読んでいます

    先日起こった熊本の大地震の後に この小説を読むと、SF以上の メッセージを感じる。今の熊本に マーチンが現れてほしいと願う

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    2016年05月03日
  • 怨讐星域II ニューエデン

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    怨讐星域シリーズの2作目。ニューエデンにジャンプした人類も宇宙船ノアズ・アークで新しい地球に向かう人類も数世代の世代交代を経て当初の様子を経験したことがない世代が文明の維持をしている。本作品ではどのようにサバイブするのかよりも、そこで生活する人々の行動そのものが物語の主役となっている。今の現実とまったく異なる世界というのが根底にはあり、人間はどのような生活をするのか、一種の思考実験のように読める。特殊な状況のラブストーリーや宇宙船の危機を救うアクション、青春小説など何種類かのエンタテインメントが詰め込まれている。

    このシリーズでは、きっとニューエデンへジャンプした人間と宇宙船ノアズ・アークで

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    2016年03月22日
  • 怨讐星域I ノアズ・アーク

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    太陽フレアによる地球滅亡の危機が到来した。人類はどのように対処するのか。対処方法としては2つ。秘密裏に選ばれたごく一部の人々が宇宙船で新しい地球に移住する。テクノロジーの進歩によるテレポーテーション技術による新しい地球への移住(ジャンプ)。

    よくある設定だとは思うが、宇宙船に乗船できるのは人類のごくごく一部。裏で脱出計画が遂行されるのも当たり前。一般人に宇宙船のことが漏洩されたことが知られると、当然のことながら残された人々は地球を脱出した人に対して怒りの感情を抱く。面白いのは、宇宙船が新しい地球に到着するのは数世代後の子孫になる一方で、テレポーテーションでジャンプした人々は瞬時に移住できるこ

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    2016年03月11日
  • 猫の惑星

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    ネタバレ

    不思議な力を持つ男の子が集められているシテン。
    能力を高める訓練をし、パパの命令による”用事”をこなす日々。
    そこの少年の一人であるイクオの楽しみは、
    お昼時に庭園に集まって来る猫たちを眺めること。
    ある時、その中の一匹ウリと言葉が通じるようになり、一緒にシテンを脱出する。
    超能力少年と猫たちの冒険ファンタジー。

    イクオと共に戦う、
    ウリ・クロ・アル・べー・ガブ・クサレ・シビレ
    そして四方八方から集まって来る猫たち。(壮観)

    読み終えて、ふうとため息をつく。
    久々の冒険ものであるうえに、
    イクオや猫ちゃん達が、無事でいてくれるかドキドキで~。ホッ。

    ウリに言わせると、この惑星には「猫の王

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    2016年02月08日
  • 怨讐星域I ノアズ・アーク

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    普通に面白かった~!!アニメになれば見たいなと思う。転送装置とか太陽がフレア化して地球が滅びるとか、地球に残った人たちのこととか、ワタシの好きなエンターテイメントがたっぷり味わえた。最後のGが出てくるところでマジでさむいぼたちましたけど(笑) 2巻読むのが楽しみです。

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    2016年01月06日
  • 猫の惑星

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    「つばき時跳び」など時空を超えたりする作品をお書きの梶尾真治さん、久しぶりの新刊です。「猫の惑星」、2015.10発行です。円盤に襲われた人間は宇宙船で地球からある惑星に逃げ、そこで対円盤対策を。その惑星には動物は人間と猫だけ。人間は猫を飼ってるつもりでも、猫からすれば、主人は猫で人間は猫の意のままに生きていると(笑)猫と心が通じる人間が、猫と力を合わせて外敵の襲撃を阻止するという、なんとも不思議な、梶尾さんらしいw 作品です!

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    2015年12月13日
  • 怪獣文藝の逆襲

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    9人の著者による怪獣ものアンソロジー第2弾。ほとんどのお話は「怪獣 vs 人間」的でわかりやすかったのですが、有栖川有栖「怪獣の夢」だけは抽象的で理解に苦しみました。

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    2015年07月31日
  • 怪獣文藝の逆襲

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    「はじめに」にあるような『「生命」「生命体」としての怪獣と、(中略)同じ生物である人間との、死力を尽くした闘いを描き出すことに主眼が置かれている』というほどに、『今度は戦争だ』のようなバトルものは少なくて、『MM9』をイメージしてるとやや肩透かし(大倉崇裕「怪獣チェイサー」くらいか)。概ね怪獣幻想的ではあったが、それでも怪獣の圧倒的な存在感がページから伝わってきて、引き込まれながら読めた。

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    2015年07月05日
  • 黄泉がえり

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    映画の印象が強かっただけに、思ったよりがっつりSFだったことに驚かされた。
    しかも、結構しっかり設定が組まれていて(個人的な感覚だが)「これは無理あるだろー」という感覚もほとんどなく、すんなりストーリーを楽しむことができた。

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    2015年06月12日
  • 怨讐星域II ニューエデン

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    舞台は宇宙船内と惑星の二つに絞られ、
    原始の世界は短期間ではるか遠くに。
    閉鎖された世界では、第1巻から端々に語られていた
    閉塞感が発展ではなく停滞の空気になる中で
    明暗人間ドラマ。
    登場人物も世代交代を繰り返す中、
    あの人が意外な形で再登場し、
    物語上の時のジャンプは短くなる中で
    クロノスジョウンターを思い起こさせる
    「七十六分の少女」につながっていく。
    形式化され、習慣になりつつあった怨嗟を
    生まれ変わらせる些細な行動も何気なく語られ
    いよいよ最終巻。

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    2015年06月04日
  • 怨讐星域II ニューエデン

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    梶尾先生の好きなものが詰まった作品。まさに集大成。
    2巻でいよいよ<約束の地>へ<ノアズ・アーク>が近づいてきた。3巻では<約束の地>へ"ジャンプ"した人たちと<ノアズ・アーク>の人たちが出会うのだろう。早く読みたいが、週末までちょっとオアズケ(笑)

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    2015年06月04日
  • 怨讐星域I ノアズ・アーク

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    未開の惑星でのサバイバル、
    権力にもてあそばれる若い恋人、
    「渚にて」の世界で育む愛、
    誕生と滅亡を利用する政治とリーダーの苦悩、
    次世代と人間社会の再構築、
    そして、先入観を取り除かれた嫌われ者の愛らしさ!?
    世代を超えていくことがわかっているので、
    その後のその人たちがどうなったか
    気になるところもあるが、エピソードの積み重ねが
    どのように一つの物語に連なっていくか、楽しみ。
    そして、あまり表に現れず静かに受け継がれる
    捨てられた者の怨みと、騙し逃げた者の疾しさが
    どのような結末を迎えるのか。

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    2015年11月07日
  • 怪獣文藝の逆襲

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    怪獣大好きなおじさんたちが自分の怪獣をふがふが生み出す。和む。
    「大江戸恐龍伝」読まなきゃなのだった。「荒神」も怪獣小説とな!?読むぅ。

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    2015年05月29日
  • さすらいエマノン

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    なんだか寂しい展開だったなぁ……巻末の描写を見てもなんとなく七瀬シリーズを彷彿とさせる

    とはいえ作画がため息が出るほど美しい。セリフが非常に少ないにも関わらず並みの漫画よりも多くを語りかけてくる。空気感が、匂いが、音が、光が、全てが生き生きとして鮮やかに伝わってくる。もうそれだけで感動してしまうのだ。カラーページとかほんとに素敵でしょうがない

    短編で終わるのかと思ってたけど続くんだな。個人的な希望だけど悲しい終わりにはなって欲しくないな

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    2015年02月22日
  • おもいでエマノン

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    とても好きな雰囲気と画風だ。前から気になっていたけどやっと読んでみた。これって原作あったんだな

    壮大なようでいて至極小規模に展開していく物語がとても良い。つかみどころのないエマノンのキャラクターにも惹かれる。雑多で暇な船内での妄想から産まれたってのが面白いよね。でもすごく同意できるんだ

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    2015年02月22日
  • おもいでエマノン

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    梶尾新治原作のSF小説をイラストレータの鶴田謙二がコミック化したもの。
    地球に生命が誕生してから現在に至るまでの進化の記憶をすべて記憶している謎の少女エマノン。
    彼女の旅と出会いを描いた作品。

    エマノンというミステリアスで魅力的なキャラクターを鶴田謙二さんが素晴らしい感性によりイラスト化しています。
    作品の持つ不思議でノスタルジックな世界観が見事に再現されていて本当に感動しました。

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    2015年01月21日
  • ゑゐり庵綺譚

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    いやもう、蕎麦に目がないもんで。
    ・・・からってわけではなく、極上極上。

    短編集のアタリって本当に貴重なので(いや本当に;;)、
    SF・・・と嫌わず、短編読みの方はトライしてみてくださいな。

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    2014年11月04日
  • 黄泉がえり

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    映画とは違うモノ…

    映画先に見てから読んだみた。
    内容、同じようで違うけど
    根本は同じ。
    「愛する人に対する思い」
    かな。
    「愛とは…」を考えたくなる作品。

    でも、たぶん、映画の方がわかりやすいかも。

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    2014年10月20日
  • 黄泉がえり

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    ある日死んだはずの人が還ってくる。

    現象だけ聞くとホラーなんだけど、
    なんだかほっこり温まるストーリー。
    こういう、たくさんの人たちが関わり合いながら作られていく話は好きだな。
    サイドストーリーも読みたい。

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    2014年07月23日
  • ゆきずりエマノン

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    エマノンが物語に中心にいない話が多かった巻だと思う。中心にいるのは「あさやけエクソダス」くらい。読んだのはたぶん3回目だけど、1話目の「おもかげレガシー」は残っていた印象よりも、少し軽い話に感じた。エマノンの記憶の長さが単行本から修正されていますが、誤植で三十数年になってしまっているのが、残念であるとともに少し笑えました。

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    2014年07月23日