梶尾真治のレビュー一覧

  • 怪獣文藝の逆襲

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    怪獣大好きなおじさんたちが自分の怪獣をふがふが生み出す。和む。
    「大江戸恐龍伝」読まなきゃなのだった。「荒神」も怪獣小説とな!?読むぅ。

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    2015年05月29日
  • さすらいエマノン

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    なんだか寂しい展開だったなぁ……巻末の描写を見てもなんとなく七瀬シリーズを彷彿とさせる

    とはいえ作画がため息が出るほど美しい。セリフが非常に少ないにも関わらず並みの漫画よりも多くを語りかけてくる。空気感が、匂いが、音が、光が、全てが生き生きとして鮮やかに伝わってくる。もうそれだけで感動してしまうのだ。カラーページとかほんとに素敵でしょうがない

    短編で終わるのかと思ってたけど続くんだな。個人的な希望だけど悲しい終わりにはなって欲しくないな

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    2015年02月22日
  • おもいでエマノン

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    とても好きな雰囲気と画風だ。前から気になっていたけどやっと読んでみた。これって原作あったんだな

    壮大なようでいて至極小規模に展開していく物語がとても良い。つかみどころのないエマノンのキャラクターにも惹かれる。雑多で暇な船内での妄想から産まれたってのが面白いよね。でもすごく同意できるんだ

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    2015年02月22日
  • おもいでエマノン

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    梶尾新治原作のSF小説をイラストレータの鶴田謙二がコミック化したもの。
    地球に生命が誕生してから現在に至るまでの進化の記憶をすべて記憶している謎の少女エマノン。
    彼女の旅と出会いを描いた作品。

    エマノンというミステリアスで魅力的なキャラクターを鶴田謙二さんが素晴らしい感性によりイラスト化しています。
    作品の持つ不思議でノスタルジックな世界観が見事に再現されていて本当に感動しました。

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    2015年01月21日
  • ゑゐり庵綺譚

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    いやもう、蕎麦に目がないもんで。
    ・・・からってわけではなく、極上極上。

    短編集のアタリって本当に貴重なので(いや本当に;;)、
    SF・・・と嫌わず、短編読みの方はトライしてみてくださいな。

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    2014年11月04日
  • 黄泉がえり

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    映画とは違うモノ…

    映画先に見てから読んだみた。
    内容、同じようで違うけど
    根本は同じ。
    「愛する人に対する思い」
    かな。
    「愛とは…」を考えたくなる作品。

    でも、たぶん、映画の方がわかりやすいかも。

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    2014年10月20日
  • 黄泉がえり

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    ある日死んだはずの人が還ってくる。

    現象だけ聞くとホラーなんだけど、
    なんだかほっこり温まるストーリー。
    こういう、たくさんの人たちが関わり合いながら作られていく話は好きだな。
    サイドストーリーも読みたい。

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    2014年07月23日
  • ゆきずりエマノン

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    エマノンが物語に中心にいない話が多かった巻だと思う。中心にいるのは「あさやけエクソダス」くらい。読んだのはたぶん3回目だけど、1話目の「おもかげレガシー」は残っていた印象よりも、少し軽い話に感じた。エマノンの記憶の長さが単行本から修正されていますが、誤植で三十数年になってしまっているのが、残念であるとともに少し笑えました。

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    2014年07月23日
  • おもいでエマノン

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    鶴田謙二の漫画の方からエマノンに出会いました。

    思ってたよりSF!!

    さかしまエングラムととまどいマクトゥーヴがめっちゃ好き。
    さかしまエングラムは、ラストの星の場面がとても、きれい。
    とまどいマクトゥーヴは神月くんがああ、だめだ大好きだ。

    エマノンは、すべての男子たちの母で恋人だ。
    永遠の憧れだ。

    過去から続く時代の人々を、
    人類を、
    地球を、
    すべてを愛して、
    でも一人の女性としても今を生きるエマノンは同時に私達でもあるのだ。
    めちゃくちゃ、かっこいい。

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    2014年03月28日
  • おもいでエマノン

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    ネタバレ

    どこか懐かしさを覚えるエマノンシリーズ。
    時代がいくら流れ去ってもエマノンだけは
    変わらず、ずっと彷徨っているのだろうなと思う。
    それが不幸か幸せかは言い表せないけど、
    刹那的に生を全うしているエマノンからは
    どこか寂しさを感じる。

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    2014年03月16日
  • ゆきずりエマノン

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    一度読んだ本だけど、サイズ違いでもう一度。
    こうやって一気に(4ヶ月かけて)読むと
    その描かれた時折の雰囲気も感じたりして。
    しかし永遠を旅する少女に読者は
    それぞれの時間の中で出会い、同じ時間を過ごしたり。

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    2014年03月10日
  • 續 さすらいエマノン

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    エマノンの性質についてはっきり説明がないので、これまでの読んでないとさっぱり話についてこられなそう。

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    2014年03月05日
  • おもいでエマノン

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    コミック版が良かったので、小説版を読みたいと思っていたところに復刊でうれしいかぎり。コミック化されたのは現代を舞台したエピソードばっかりだったのでSFという印象が薄かったが本書を見て納得。

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    2014年03月04日
  • まろうどエマノン

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    元々2冊だった本を1冊にまとめた新装版で、なんかちょっと美味しい感じ。
    2つの長編が収録されますが、それぞれにタイプが異なります。「かりそめエマノン」は地球の意志を感じる話で、「まろうどエマノン」はエマノンの旅の目的を感じさせる話。どちらもエマノンを象徴するような話で、これが1冊にまとまるというのは、なかなかいい構成かも。

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    2014年03月04日
  • まろうどエマノン

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    エマノンの中編2作収録。

    『かりそめエマノン』も『まろうどエマノン』も両方とも好きな作品です。
    切なくて胸が締め付けられる。そんな要素を持っています。

    『かりそめエマノン』は、手の感触がうまく使われていて、エマノンの優しさにホロッとします。
    『まろうどエマノン』では、マキの決意が何とも言えません。

    久々の再読ですが、大切なものを感じた瞬間でした。

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    2014年03月01日
  • まろうどエマノン

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    ネタバレ

    エマノン・シリーズの3冊目。今までの「おもいで」と「さすらい」が短編集だったのに対し、この「まろうど」は中編2作をまとめた形です。
    形式の違いとともに、主題も少し違います。
    前巻までは人と地球の関わり、言い換えれば環境問題的な視点が強かったですが、「まろうど」は人と人の繋がり・関わりに重点が移ったように感じました。

    私自身は、前の2冊の方がキレが良くて好みでしょうか。とはいえ、「まろうど」も兄妹や親子の感情の動きが楽しく、サクッと読み終わりました。

    3冊続けて読んでいて、リアルな世界に非現実がごく自然に溶け込んだ独特の「現実」が心地良かったです。何が現実で何がフィクションなのか、境界がボヤ

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    2014年02月14日
  • さすらいエマノン

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    ネタバレ

    原始生命時代から人間に進化した今までの全ての記憶を持つ女性・エマノンの旅を描く短編集で、「おもいでエマノン」の続巻。世界のあちこちで出会った相手側の目線で、各編が進みます。人間の文明化の影響で悲鳴をあげている生物や地球そのものの悲鳴にエマノンが応えていく……という社会派的な色合いが強くなってきた気がしました。
    それが特に顕著だったのが、最後に収録されている「いくたびザナハラード」。そんな人類は滅亡すべきなのかどうか、主人公は思い悩みます。新装巻になり追加された短編なのでしょうか、「おもいでエマノン」の書籍そのものや著者の梶尾氏本人も物語に登場するという、メタ的な展開であるのも面白かったです。

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    2014年02月12日
  • まろうどエマノン

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    エマノンの兄が背負う宿命『かりそめエマノン』
    エマノンと少年のひと夏の思い出『まろうどエマノン』

    エマノン+謎の少女が登場する
    『まろうどエマノン』の方が時間の流れの中に存在し続ける
    エマノンと、それにまつわる人との過去、現在
    そして未来という感じで好みだった。

    来月7日で、ひとまず最後。

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    2014年02月11日
  • 續 さすらいエマノン

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    ネタバレ

    地球上の記憶を連続的に受け継ぐエマノンが記憶喪失、そして結婚。元々の小説を読んでいるんだけど、漫画になると雰囲気がもっとゆったりしてこういうのも良いなぁ。これからも小説も漫画もエマノンを追い続けていきます。でも、シリーズ知らない人にはわけわかんないんだろうなぁ。

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    2014年01月10日
  • おもいでエマノン

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    ネタバレ

    おもいでエマノン
    ぼく、エマノン。

    さかしまエングラム
    晶一少年、田口医師、エマノン。

    ゆきずりアムネジア
    良三、老人、えま、えいこ。

    とまどいマクトゥーヴ
    エマノン、神月潮一郎、ツチノコ。

    うらぎりガリオン
    母サンディ、息子トミー、エマノン、フリードマン、ガリオン。

    たそがれコンタクト
    ヒデノブ、ヨシフミ、エマノン。

    しおかぜエヴォリューション
    鉈地英子、猪部、丹下、エマノン、古橋、アイオン。

    あしびきデイドリーム
    輝良、ヒカリ、エマノン。

    素晴らしい読書体験になる。ポートワインとビターチョコレート。

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    2014年01月09日