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Posted by ブクログ 2023年04月24日
ずっと昔から大好きな作品。
熊本県熊本市でのとある出来事をきっかけに,家族・友人・恋人らを亡くした経験を持つ人々の元へ故人が帰ってくるようになる。この現象は『黄泉がえり』と名付けられる。
生者と(元)死者の交流が,群像的に描かれる。読みやすいタッチで,ストーリーの引きもある。
ファンタジー,ホラ...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年06月15日
何回読み返しても心に響く。
なぜ、死者は蘇ったのか。その意味は?
深い深い思いがある力と結びついて奇跡を起こす。
美しく切ない奇跡。
みんな、蘇った大事な人を迷い無く受け入れる。
その思いに心打たれる。
クライマックスのコンサートのシーンは、映画の
あのシーンが蘇る。
あの圧倒的な歌声は、マーチンそ...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年10月15日
宇宙空間に偏在するエネルギー分布、宇宙を漂う ”彼” 、その ”彼” はある種のエネルギー体のよう。
宇宙空間をさまよえる ”彼” はエネルギーの放出と取り込みを永遠の時間の中で繰り返してきた。
そして、エネルギー補給のためにたどり着いた惑星、地球。
”彼” がそこで初めて体験する刺激 ―...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年08月13日
竹内結子主演の映画が大好きだったので、原作を手にしてみた。クライマックスで草彅剛が竹内結子を抱きしめようとするけど、その時竹内結子は消えてしまってとても切なくなる。ところが、あの映画はこの原作をもとにしているけどまた違う黄泉がえりだった、ということがわかった。そう思うとあの映画は完成度高かったなあ...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年03月17日
映画化され大ヒットを記録した『黄泉がえり』の原作。
ある日、亡くなったはずの人々がある地域でのみ生き返る現象が確認される。
黄泉がえりと呼ばれるこの事態に、人々はどう行動していくのか…?
未確認の現象、謎の高エネルギー体が地域を包む…など設定としてはSF。
しかし、物語の中核はその中で生きる人...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年11月10日
なかなか心洗われる良い作品です。
位置付け的にはサイエンスフィクションとファンタジーの中間くらいの位置付けでしょうか。原因はSF的なのですが、余りそこをしつこく説明せずにさらりとかわしています。まあ本題は他にあるので、それで十分です。
読み終わってあら探しをすれば、当然ながら色々見えてくるの...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年09月24日
映画を先に観てから原作を読みましたが、両者のカラーは驚くほど異なっています。起承転結がハッキリしており、伏線も周到に張り巡らせた映画と比べると、原作の筆致は淡々としており、拍子抜け、というのが初読時の率直な感想でした。
しかしながらこの原作、改めて読み返してみるといい味出しているんですよね。1つ1...続きを読む
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