あらすじ
エマノンが旅を続けているのは、特別な目的があるのではなく、何かに呼ばれるような衝動を感じるからだ。人の住まなくなった島へ渡り、人里離れた山奥へ赴く。それは、結果として、絶滅しそうな種を存続させることになったり、逆に最期を見届けることもある。地球に生命が生まれてから現在までの記憶を持ち続ける彼女に課せられたものは、何なのか? その意味を知る日まで、彼女は歩く。不朽の名作SF! 鶴田謙二のカラーイラスト口絵を収録。
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Posted by ブクログ
エマノンが物語に中心にいない話が多かった巻だと思う。中心にいるのは「あさやけエクソダス」くらい。読んだのはたぶん3回目だけど、1話目の「おもかげレガシー」は残っていた印象よりも、少し軽い話に感じた。エマノンの記憶の長さが単行本から修正されていますが、誤植で三十数年になってしまっているのが、残念であるとともに少し笑えました。
Posted by ブクログ
一度読んだ本だけど、サイズ違いでもう一度。
こうやって一気に(4ヶ月かけて)読むと
その描かれた時折の雰囲気も感じたりして。
しかし永遠を旅する少女に読者は
それぞれの時間の中で出会い、同じ時間を過ごしたり。