梶尾真治のレビュー一覧

  • 穂足のチカラ

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    久しぶりの梶尾さんです。
    梶尾さんは何冊か読んでいるのですが、どうも『黄泉がえり』以外の印象が薄い。文庫本の帯にも「『黄泉がえり』の著者が送る・・・」とありますから、世間でもそういった位置づけなのでしょう。

    心温まるSF系ファンタジーで『黄泉がえり』と同じ路線です。
    しかし、欲望や妬みを捨てればそれが理想社会という単純さがどうもね。何処にもヒネリが無くて、みんなが善い人になり過ぎて。。。
    確かに気持ち良く読める本なのですが。

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    2016年07月23日
  • 穂足のチカラ

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    中学くらいから梶尾さんの作品は好きで気づくと買って読んでおります。今回のお話も可愛かったな。

    良い心も悪い心も自分が生み出したものならば出来れば救世主の力を借りなくても自分で何とかしたいものです。悪いことを考えてもそれと同じだけよいことを思ったり光を生み出せば相殺できると思いたいものです。
    とは言うもののなかなか難しいことではありますけれども。
    それにしても穂足ちゃんは可愛いですね。皆のコンプレックスがプラスの力に変わってもすぐには状況が好転しない辺りが面白かったです。そりゃあ超常現象に頼っても自分のツケはすぐには返せないよね。団結は力になる。そんなお話でした。

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    2011年12月30日
  • 未踏惑星キー・ラーゴ

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    ノスタルジーあふれる牧歌的な話。よく言えば一昔前のジュブナイル、悪く言えば一昔前のジュブナイル。
    ●面白かった点
    ノスタルジー感。
    ●気になった点
    もう一ひねりが足りないと思う。

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    2011年11月20日
  • あねのねちゃん

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    感動系で人気のカジシンの新作です。
    まず最初にびっくりしたのは、解説が新井素子であったコト。
    新井素子さん、最近全く新しい作品見てないのですが、どうなんでしょうか?
    全く新しい作品見てないんですが…。
    最近何やってるのかな?と思ったら、日本SF協会の会長さんをやってたんですね。
    知らなかった…。いつの間にか偉い人になってたんですね。

    で、肝心な『あねのねちゃん』。
    やや暗い系の女の子である主人公。普通の日常生活を過ごすなかでもいろいろ嫌なことはあるモンです。
    あるときは、オトコにフラれるとか、会社で嫌な想いをするとか、普通に嫌なことが続きました。
    そこで気分が落ち込んでいたときに出てきたのが

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    2011年06月12日
  • メモリー・ラボへようこそ

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    時間移動で過去にたどり着くのではなく
    思い出という点での過去ということでは
    「黄泉がえり」的ともいえるが
    他の短編集、他の長編と比べれば
    もっと由美さんや母について
    または主人公の内面の描き込みがあってもよいと思う。
    主役脇役問わず、登場人物にいまひとつ
    感情移入できなかったことも残念。

    しかし、愛にはあふれておりプラマイゼロな感想

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    2011年02月02日
  • 精霊探偵

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    体調悪くても一気に読ませてしまう、流石なれど。なんだかスケールがチグハグなのと、最初の主人公の後悔と気力と展開に無理があるような。
    小夢が化けると思っていたのに。

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    2011年01月08日
  • OKAGE

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    帯のマンマ家出?誘拐?神隠し?な話から
    ファンタジー世紀末パニック・ミステリー追跡劇で
    ホラーかは微妙。
    ゾンビ、超能力、新生人、超人は幼年期っぽいところか
    親子愛、精神世界と、なんだか色々てんこ盛り。
    厚さのわりにはスイスイ読めるが強い印象は残らなかった。
    つまらないわけではない。
    生き残ることができても、生き延びることができるかは別。

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    2011年01月05日
  • ゑゐり庵綺譚

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    科学技術の進歩と弊害、人間性、異文化、価値観の相違
    ナンセンス、皮肉
    色々な観点で描かれた短編
    ノスタルジック、ロマンチック要素は薄く
    ドタバタ、ユーモア、脱力の部分が主でアイディア勝負。
    副作用として麺類嫌いでも蕎麦を食べたくなること間違いなし。

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    2016年03月31日
  • 黄泉びと知らず

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    古典竹取物語を基礎にオチは…『六番目の貴公子』
    ある程度ヨメるが、やっぱりかの『魅の谷』
    ほのぼの親子愛と思いきやの『小壺ちゃん』
    といったユーモア、ばかばかしさもあるが
    不完全な知的生命体がもつ永遠の思いを
    切なく描いた『接続された女』
    SFともファンタジーとも違うが日常でもない
    しかし共感できる『見知らぬ義父』
    表題作は、あの物語のまわりにあふれていただろう
    普通の物語とちょっとした奇跡を物足りないほど
    さらりと描いているので、少し物足りないかな。

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    2010年12月06日
  • メモリー・ラボへようこそ

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    記憶に関する物語。しんわりとしみる中篇。インパクトは無いけど、安心して読めますね。消したい記憶はあるけど、それがあるから今が有るわけで。。。自分にはちょっと微妙かな。

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    2010年10月27日
  • OKAGE

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    カジシンといや、「サラマンダー殲滅」はるものの、やっぱり、リリカルな短編の書き手ってイメージがあるから、こんなスケール大きな話になってびっくり。
    地元、熊本が舞台になっているのもご愛嬌か。

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    2010年10月26日
  • 精霊探偵

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    人の背後霊が見えるようになった人が人探しを頼まれて探偵のようなコトを始める…
    途中までは面白かったのにあのオチは…微妙…

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    2010年10月03日
  • つばき、時跳び

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    舞台版とは大分違う印象。舞台版が悪い訳ではないですが、タイムトラベルのペナルティと、訪れる悲しい出来事をキチンと描かれている本作の方が好きです。

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    2010年09月02日
  • メモリー・ラボへようこそ

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    題材が題材だけにもっとマニアックで、えげつなくて。。。となりそうですが、梶真さんだとこういうふうに作るのねえと妙に納得。

    記憶ってそもそも何なのですかねえ。
    記憶にすがっているが、それが本当かどうかは分からない。
    でも、その記憶があるから、なんとか今立ってられるかも知れないと思うと。。。

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    2010年08月29日
  • メモリー・ラボへようこそ

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    FSファンタジー小説で心が温たまる。2部構成でメモリーラボの田中君の繋がりを持たせて夫々の話を独立させる独特の技法を使った作品。
    一部は、家族思いな人生を送った男が妻に先立たれ苦渋の中からメモリーラボで別の孤独な男の記憶を移植して過ごす家庭でメモリーラボを訪れ記憶を貰ったと思った記憶が本来の記憶で昔の生活へ戻ると言うもの。。。
    2部は母娘1人で育った娘が親の看病をする中で父親探しを同窓会出会った田中君のメモリーラボで母親の記憶を移植する事でふとしたきっかけで会った男性が父親の記憶とダブり真の過去を探せて話し。

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    2010年08月08日
  • メモリー・ラボへようこそ

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    いい話、なんだろうけど、なんだろうけど、なんだろうくん。綺麗なところだけをスルスルと剥きました、みたいな上っ面感がある。

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    2010年05月18日
  • この胸いっぱいの愛を

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    門司が舞台のお話です。86年の門司。
    地元ではないけど、ほぼ地元なので、すごい空気がリアル~~。そうか、モノレール開通はこの時だったのか。きいも乗ったよ! 終点にプールがあって、そこに遊びに行くときにはモノレールで行ったの! そんな訳で、これに出てくる稔くんはきいと同い年と見た。

    他にも和布刈公園とかパゴダとか、はじめは小説の内容よりも地元ネタに夢中でしたが、いつのまにかお話に夢中でした。最後どうなるのか気になって、会社帰りの電車で読み始めたのに、電車降りても駅で最後まで読みました・・・。というわけで、1時間ちょいで読めることが判明。
    86年で歴史を変えた人だけが残るのか・・・。ちょっと悲し

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    2010年04月26日
  • メモリー・ラボへようこそ

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    表題作を含んだ記憶に関する中編2編。どちらもハートウォーミングでほっこりはするんだけど、それで終わっちゃってる感じ。イヤ、ホントいい話なんですけどね。

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    2010年04月23日
  • ホラーセレクション 平成都市伝説

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    死の床で父が語った母との思い出【わが愛しの口裂け女】、「マンションに出現する落武者」の意外な正体【飢えている刀鋩】、「ばね足ジャック」に親友を殺された女性記者は怪人を追うが……【怪人發条足男】、いじめられっ子の幾人は図書室で、読んではいけないという噂の本を見つける【みるなの本】他、「都市伝説」をテーマとした書下ろし9編を収録したアンソロジー。

    このシリーズ?の中では収録作品が短め。中にはテーマとの関連づけがちょっと強引じゃないかと思えるものもあったが、それはそれで。友成純一の【悪魔の教室】はおなじみ「学校の怪談」がモチーフだが、いかにもこの作家らしい、しつこくも乾いたスプラッタ描写がいい味を

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    2010年04月14日
  • この胸いっぱいの愛を

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    もし、もう一度、あの時間に戻れるとしたら。
    そして、やり直すことができるとしたら。

    過去に戻ってしまった登場人物たちが
    それぞれやり残したことをやる物語。

    自分を見つめなおす機会になった

    自分が今過去に戻れるとしたら
    何をしているのかな。

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    2010年04月22日