梶尾真治のレビュー一覧

  • おもいでエマノン

    Posted by ブクログ

    鶴田さんの描く女の子はものすごく魅力的だ。彼女の苦悩ややるせなさを忘れて、エマノンになりたいと思ってしまった。

    0
    2012年03月03日
  • この胸いっぱいの愛を

    Posted by ブクログ

    梶尾先生作品は久々です。
    6年前(!)の映画の原作者によるノベライズ。
    さすがというか、映像作品前提の作品
    (厳密には「原作」=この作品の原作作品があるんですが)
    にもかかわらず、この本だけでも読ませます。
    ちょっと優しすぎる物語かな、とは思いますが
    とても優しい気持ちになりますね。

    話的にはとてもファンタジーですが、
    SF色が濃くなく読みやすいので
    梶尾先生を初めて読む方におすすめな感じ。
    この作品が物足りなかった方は
    是非先生の他作品を読んでみて!な感じです。

    0
    2012年02月18日
  • メモリー・ラボへようこそ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    面白かった。
    ただ、ストンと結果がわかってしまったので、物足りない印象。
    面白い題材やから、もっと長々と引っ張って欲しかったです。

    0
    2012年02月07日
  • あねのねちゃん

    Posted by ブクログ

    恋人にふられ、職場でもつらい目にあって絶望に沈むOLの主人公。
    そのとき昔、架空の友達だった少女が現れ、過激な復讐が始まる。

    架空の人物や生き物を友達とするイマジナリー・コンパニオン。
    なんかラッセル・クロウの「ビューティフル・マインド」を思い出します。
    あとはジョニー・デップの「シークレット・ウィンドウ」とか。

    あねのねちゃんは、最初は主人公を苦しめる元カレや職場の上司に過激な復讐します。
    でも徐々に行為がエスカレートしていきます。
    でも実はそれは心の底で主人公が望んでいたことでもあります。
    そして主人公は自己嫌悪していきます。

    最初はかわいい物語から後半はその負の感情と戦う主人公の物

    0
    2012年01月09日
  • 穂足のチカラ

    Posted by ブクログ

    うだつのあがらぬ祖父、パチンコ依存症の祖母、
    引きこもりの叔父、認知症気味の曽祖父、シングルマザーの母
    穂足の周りをかためるのは鉄壁の残念家族、といえるだろうか。
    誰かの周りに居そうな、普通の人たちでは?
    しかし穂足とのかかわりで崩壊を免れている
    形ばかりの家族であることは間違いない。
    穂足の事故をきっかけにそれぞれが覚醒するという
    個人の奇蹟を描くと思いきや
    ちっちゃい日本のイチ地方都市のひと家族から
    人類に向けた、とても壮大な話が始まりだす。
    「OKAGE」「精霊探偵」風に動くのかと思ったが
    「悲しき人形つかい」の空気もあり
    そんなバカなという設定満載ながらも
    手軽で安心、幸せなエンターテ

    0
    2012年01月05日
  • メモリー・ラボへようこそ

    Posted by ブクログ

    子供の頃、未来予想をしていたことが今実現されていることが多々あります。
    そう考えると、想い出・記憶をいつか操作できる日がやってくるかもしれない

    0
    2011年11月02日
  • おもいでエマノン

    Posted by ブクログ

    言葉がなくても周囲の空気がよくわかる画面、SFと謎とロマンスの要素の配分がちょうどいい、話の流れが過不足なくてわかりやすくて読みやすい。
    なにより、大きく空間が空いているようで緻密に描き込まれているこの漫画の雰囲気が自分の好みにあっている。

    0
    2011年11月01日
  • この胸いっぱいの愛を

    Posted by ブクログ

    個人的には「黄泉がえり」よりも、今作品のほうが好きでした。
    飛行機事故で1986年にタイムスリップした数人の乗客のストーリーです。
    それぞれに過去へ戻った意味と目的があって、ベタだと斬って捨てる人もいるかもしれませんが、タイトルのように胸いっぱいの感動を抱く人もきっと多いです。
    あたしもうるうるしてしまいました。
    好感のもてる登場人物ばかりでしたしね。

    0
    2011年10月24日
  • おもいでエマノン

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     昭和42年、九州へ向かうフェリーの中で彼女「エマノン」と出会った。
     ちょっとした旅の出会いと思えば素敵な思い出。しかし、彼女はこんなことを語り始めた。
     「私の精神年齢は…たぶん30億年くらいになるらしいのね」
     30億年の記憶を持つエマノンに惹かれ……そして、次の日彼女は消えた。

     非常に美しい物語。
     梶尾真治さんの作品は女性が力強く、そして美しい。
     以前から気になっていた作品だが、どうしても手が伸びず。イラストが素敵な鶴田謙二さんのコミックなら読みやすいかなと購入してみました。

     13年後のエマノンとの一瞬の再会がとても素敵で切なくて、うーん、小説買おう……

    0
    2011年10月23日
  • おもいでエマノン

    Posted by ブクログ

    船旅で出会った不思議な少女エマノンとの交流。梶尾真治のSFをもとにした作品で、テーマは面白いものの、ストーリーとしては中編くらいでページ数の割にやや物足りなさもありました。
    だけど、この漫画の一番の魅力はコロコロと変わるエマノンの表情。本当に生き生きとしていて魅力的で、引き込まれてしまいます。

    0
    2011年09月04日
  • メモリー・ラボへようこそ

    Posted by ブクログ

    メモリーラボへようこそ・おもいでが融ける前に の二編。最初の一編の方が不思議さとラストへの流れが気持ち良くて好き。

    0
    2011年06月26日
  • おもいでエマノン

    Posted by ブクログ

    絵があると、文章で勝手に想像しながら描く世界が
    パッと目の前に表されてしまうので
    細かい描写を端折って会話だけを見てしまう。
    物語の感想は何度も読み直さなければならないのだろうなぁ。

    「おもいで」「さすらい」「かりそめ」「まろうど」
    と探していかなければならないのだろうけど
    多分私は先に「ハウザーの記憶」を探すだろう。
    入手困難でしょうが、この際英語でもなんでもいいので。

    0
    2011年04月10日
  • おもいでエマノン

    Posted by ブクログ

    『おもいでエマノン』の鶴田謙二によるコミック版。
    徳間デュアル文庫版では挿絵を担当する鶴田謙二です。

    その鶴田謙二の描くエマノンが見られるだけでも大満足です。
    “SF小説はちょっと……”という人でも、このコミックならエマノンの魅力を満喫できるでしょう。

    0
    2011年01月16日
  • あねのねちゃん

    Posted by ブクログ

    自分の意識が作り上げた自分のトモダチが
    隠された意識を表したものだとしても
    自分の意思どおりに動いてくれないって怖い。
    復讐劇のダークな感じで進むか
    思うようにならないあねのねの暴走が騒動を引き起こすのか
    と思っていたら、ここか別の物語がはじまる。
    ところがこれもあねのねが
    主人公のラブストーリーを支えたり、余計な世話を焼いて
    物語を引っ掻き回すのかとおもいきや・・・

    ラストシーンは、ハートが暖かくながらも
    叙情的というかなんというか切なさを湛えていて
    余韻があるなぁ。

    0
    2011年01月16日
  • 波に座る男たち

    Posted by ブクログ

    最近居酒屋で食べる鯨と子供のころ食べた鯨が
    なかなかつながらないのは、まぁ世の流れと諦めているが
    親の世代が食べた鯨はもう少し美味しかったのだろうか。

    一人の主役がいるわけではなく大場会が主役で
    主役を形作る脇役が構成員の数だけ居る物語。
    麓氏はきっかけに過ぎず
    昔かたぎで義理と人情を重んじる任侠の人、大場会長
    チャライ情婦かと思いきや、心に一本銛を持った玲奈
    この物語の中では異色なほどスーパーマンな源爺
    人の親でもある代貸の西田竜次
    スゴミと愛の人、岩井圭介
    ハムとヒロシの無邪気さや間の悪い島崎
    おっと忘れるところだった澤木。
    これらに対するは冷血でヒステリックな
    軍人より秘密部隊のニオイ

    0
    2010年12月24日
  • この胸いっぱいの愛を

    Posted by ブクログ

    Whole Lotta Love を知らない人は
    このストーリーからどんな曲を想像するだろう。

    過去を振り返るというのは後悔や変えたい事柄があるからで、
    不可能なことに対して後ろ向きという声もあるだろうし、
    こうやって物語として心を慰めるしかない。

    映画版とはラストが異なるということを聞いたが
    登場人物の違いと、それぞれの行動が何を目的としていたかの
    違いを考えれば、こちらのラストの方が当然な印象。
    ん?映画と違う結末ってことは、作者が過去に戻って
    物語をやり直したかったってことかな?

    淡い初恋と同時進行で青年期の恋愛感情
    自分との兄弟愛で「この胸いっぱい」
    私は見ていないが映画を見てか

    0
    2010年12月23日
  • 精霊探偵

    Posted by ブクログ

    背後霊が見えるという設定だから
    巻き込まれてしまう事件の内容も
    単なる失踪ではないだろうと思っていたが
    怪しさを深める、中心の物語を進めながら
    ホームレスを立ち直らせたり、虐待を防いだり
    途中で細かな日常の事件解決を続けていくのかと思いきや・・・

    事故で失った妻を悼みながらも探偵の真似事で
    生きる気力を取り戻していった先に待ち受ける
    驚愕の真実、真のラストとは!!
    と煽りもほど程に
    ヒューマン・ファンタジー・ミステリー
    という感じ?

    猫が活躍するので星一つおまけ

    0
    2010年12月13日
  • 黄泉がえり

    Posted by ブクログ

    父子、兄弟、昔すれ違った男と女
    今出あった男と女
    様々な黄泉がえりと周りの人のドラマが
    交差したり、縒りあわさったり
    特に児島縁と雅継、鮒塚シメと重宝、相楽玲子と周平
    それぞれの夫婦愛が、異なる最良の結果をもたらすのが
    「泣けるリアルホラー、否ファンタジー」

    もう一度会いたいと強く願う人があの日の姿で戻ってきたら・・・
    まぁ腰抜かすだろうけど、
    私としては子供のころに亡くなった叔母に会いたい。
    しかし、もう叔母の歳を越えてしまったし
    その人ともう一度お別れをしなければならない
    となったら、それはそれで残酷だ。耐えられるだろうか。

    0
    2019年01月16日
  • この胸いっぱいの愛を

    Posted by ブクログ

    梶尾氏の「クロノス・ジョウンターの伝説」の映画化作品である「この胸いっぱいの愛を」のノヴェライズ版。

    映画より数段よくできている。
    映画のノヴェライズは基本映画よりよくなるんだよなぁ。個人的評価は。
    やはり想像というキャンバスは偉大ということか。

    0
    2010年07月10日
  • つばき、時跳び

    Posted by ブクログ

    地元熊本を舞台にしたSF・ファンタジー物が得意な梶尾さんによる時空を超えたラブ・ロマンス。この物語、近々(2010年8月)東京・明治座で舞台化されるという。それにタイミングを合わせたのか、平凡社ライブラリーで文庫化された。(オリジナルは2006年の発表) よく「ストックホルム症候群」という心理学用語を耳にするが、この物語の主人公、惇とつばき、二人のロマンス関係も、ある意味その症候群に似ている気がする。相互に違う時代にタイムスリップする中で、頼るべき相手はただ一人、非日常体験の中での相互依存関係が恋愛感情を引き起こすのではないだろうか。 梶尾作品を読むのは2作目、『メモリーラボへようこそ』以来。

    0
    2011年07月16日