梶尾真治のレビュー一覧

  • ダブルトーン

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    「月刊百科」、後に「ウェブ平凡」に継続して連載された29節を単行本化したもの。

    この作家のものを読むのは初めてで、"ゆみ"という二人の女性の意識が繋がるという設定にファンタジーノベルかと思って読んでいくと、真ん中あたりからミステリーになって、次第に切迫感を感じるようになり、最後にドンデン返しという結末となる。

    話題になった映画「黄泉がえり」の作者だと知って、なるほどと思った。

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    2012年08月07日
  • さすらいエマノン

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    30億年の記憶を持つ美女エマノンの"さすらい"を描いた同名小説のコミック化。

    使い古したジーンズ、長い髪、そばかすが印象的なエマノン。
    鶴田謙二さんのイラストで実に印象的に描かれています。

    前作の「おもいでエマノン」同様に、秘密めいたエマノンの旅が断片的に描かれていて、小篇ごとの前後関係が曖昧にされていることもあって、彼女のことが気になってしまいます。

    小説を持っていないのですがどうしても読みたくなってきました。

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    2012年07月28日
  • ダブルトーン

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    互いの意識を共有する同じ「ユミ」という女性、
    取り巻く世界も共通だが、そこに「時間」という違いが。
    記憶「メモリー・ラボへようこそ」に近いとも思えるが、
    クロノスジョウンターシリーズや
    巨痛「未来(あした)のおもいで」「椿とき跳び」の様な
    時間に阻まれた男女間のもどかしいすれ違いからの
    自分(と相手))の世界の見つめなおしではなく、
    同性間の共感と、既婚未婚の捉え方の違いを加えながら
    同じ時間を生きているはずの家庭や夫婦のすれ違いと愛の
    再確認をミステリータッチで描いた物語。

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    2012年07月26日
  • ダブルトーン

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    「ユミ」という同じ名前を持つ二人の女性が互いの記憶を共有しているという事実に気付いて…。「タイムトラベル・ロマンスを超えるラブ・サスペンスの新境地」という惹句はどうかと思いますけど(笑、ちょっと釈然としない序盤を我慢した後はジェットコースター的な怒濤の展開が待っています。ミステリとしてもなかなか。

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    2012年07月12日
  • ダブルトーン

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    多重人格?何故他の女性の夢を見るの?2人の女性の人生が絡まって、まさにダブルトーン。面白かったです!

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    2012年06月26日
  • ダブルトーン

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    ネタバレ

    「黄泉がえり」以来の梶尾作品。
    ストーリー的には、目新しさは感じませんでした。
    が、真に迫ったラストはなかなかだったかな。

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    2012年06月23日
  • ダブルトーン

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    "ユミ"の名を持つ二人の女性。
    一人は保育園に通う娘を持つ主婦。夫との関係や今の境遇に不満を持っている。
    一人は独身の24歳。広告代理店の下請けのような仕事をしながらも充実した毎日を送っている。
    ところが、それぞれの記憶の中にいつ頃からかもう一人の"ユミ"が混じり込み、そしていつの間にか現実が交差し始める。

    導入部の謎の提示。
    二人の"ユミ"の生活に共通の人物が現れ謎が深まる中盤。
    一人の"ユミ"に迫るトラブルと、急展開する終盤。

    良いっ! 途中までゆったりと物語に身を任せていると、中盤以降はもう手が止まりませ

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    2012年06月02日
  • ダブルトーン

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    ネタバレ

    待ちに待ったカジシン先生の最新作。
    何故か一つの意識が互いを行き来し合う状態になってしまった二人のユミさん。昨日は田村裕美さん、今日は中野由巳さん。本当の自分はどっち?という始まり。

    実は時間軸がずれていて、2年後に生きる中野さんが集めた情報で田村さんを救う…というストーリーで、ミステリー仕立てになっていますがミステリーとしては予想通り過ぎて味気がないです。
    ただ、個人的にカジシン先生の作品で好きな登場人物の描写・行動からあふれ出る優しさやなんやで柔らかい作品になっています。
    最後は由巳さんからのリアクションがあると嬉しかったなぁと思いながら。

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    2012年05月28日
  • おもいでエマノン

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    え、終わり?
    もっと話、広げてよ!
    って感じはあるけど、
    記憶というテーマと鶴田氏の画が
    ハマって、損にはならない一冊です。

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    2012年05月27日
  • さすらいエマノン

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    おもいでエマノンの続編、個人的には最初の話よりこの続編の方が好きだな
    絵が綺麗で不思議な話しで癒された。
    オススメ

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    2012年04月28日
  • さすらいエマノン

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    エマノン世代にいないはずの双子の兄との再会。
    前半のカラーはムック版の再掲載。
    相変わらずエマノンは可愛い。可愛いよエマノン。
    エマノンの生体や過去について少し触れる程度。
    そこに引き込まれる作画は流石である。

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    2012年04月16日
  • さすらいエマノン

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    以前読んだのはこの原作ではなかったのかなぁ。原作が続きがあるのは知ってたものの、前作も続けても続かなくてもな終わり方だったので、本作が出たのは結構驚いた。ただ、何か煮え切らない終わり方。続きはいつ出ることやら?

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    2012年04月05日
  • 穂足のチカラ

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    ネタバレ

    途中までは、一気読み。ただ、「幸福の握手」あたりから、あれ?そうなるの?って感じでした。なんだか、どっかで聞いたことのある響きに、ちょっと引いたかな。
    でも、握手したら、大きな黒い塊が出てきそう。で、それによってすっきりと生きられるなら、良いかも。何より、簡単ダイエットできちゃうし。

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    2012年03月22日
  • メモリー・ラボへようこそ

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    記憶に関わるサイエンスファンタジーです。
    洗練されたストーリー展開は一気に完読させるセンスを感じさせます。
    読後感もとても良い作品です。

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    2012年03月13日
  • おもいでエマノン

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    鶴田さんの描く女の子はものすごく魅力的だ。彼女の苦悩ややるせなさを忘れて、エマノンになりたいと思ってしまった。

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    2012年03月03日
  • この胸いっぱいの愛を

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    梶尾先生作品は久々です。
    6年前(!)の映画の原作者によるノベライズ。
    さすがというか、映像作品前提の作品
    (厳密には「原作」=この作品の原作作品があるんですが)
    にもかかわらず、この本だけでも読ませます。
    ちょっと優しすぎる物語かな、とは思いますが
    とても優しい気持ちになりますね。

    話的にはとてもファンタジーですが、
    SF色が濃くなく読みやすいので
    梶尾先生を初めて読む方におすすめな感じ。
    この作品が物足りなかった方は
    是非先生の他作品を読んでみて!な感じです。

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    2012年02月18日
  • メモリー・ラボへようこそ

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    ネタバレ

    面白かった。
    ただ、ストンと結果がわかってしまったので、物足りない印象。
    面白い題材やから、もっと長々と引っ張って欲しかったです。

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    2012年02月07日
  • あねのねちゃん

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    恋人にふられ、職場でもつらい目にあって絶望に沈むOLの主人公。
    そのとき昔、架空の友達だった少女が現れ、過激な復讐が始まる。

    架空の人物や生き物を友達とするイマジナリー・コンパニオン。
    なんかラッセル・クロウの「ビューティフル・マインド」を思い出します。
    あとはジョニー・デップの「シークレット・ウィンドウ」とか。

    あねのねちゃんは、最初は主人公を苦しめる元カレや職場の上司に過激な復讐します。
    でも徐々に行為がエスカレートしていきます。
    でも実はそれは心の底で主人公が望んでいたことでもあります。
    そして主人公は自己嫌悪していきます。

    最初はかわいい物語から後半はその負の感情と戦う主人公の物

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    2012年01月09日
  • 穂足のチカラ

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    うだつのあがらぬ祖父、パチンコ依存症の祖母、
    引きこもりの叔父、認知症気味の曽祖父、シングルマザーの母
    穂足の周りをかためるのは鉄壁の残念家族、といえるだろうか。
    誰かの周りに居そうな、普通の人たちでは?
    しかし穂足とのかかわりで崩壊を免れている
    形ばかりの家族であることは間違いない。
    穂足の事故をきっかけにそれぞれが覚醒するという
    個人の奇蹟を描くと思いきや
    ちっちゃい日本のイチ地方都市のひと家族から
    人類に向けた、とても壮大な話が始まりだす。
    「OKAGE」「精霊探偵」風に動くのかと思ったが
    「悲しき人形つかい」の空気もあり
    そんなバカなという設定満載ながらも
    手軽で安心、幸せなエンターテ

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    2012年01月05日
  • メモリー・ラボへようこそ

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    子供の頃、未来予想をしていたことが今実現されていることが多々あります。
    そう考えると、想い出・記憶をいつか操作できる日がやってくるかもしれない

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    2011年11月02日