あらすじ
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ロマンチックSF・ファンタジーの名作『おもいでエマノン』『黄泉がえり』の作者が放つ思いっきりスイート&ビターな「愛の記憶」の物語。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
子供の頃、未来予想をしていたことが今実現されていることが多々あります。
そう考えると、想い出・記憶をいつか操作できる日がやってくるかもしれない
Posted by ブクログ
メモリーラボという架空の施設のお話。人々のおもいでを抜き取って移植したりするSFものなのだが、本編では施術する田中が語る通り美しい使われ方をしている。ので、安心して読める。でもさらっと恐ろしいことをしてるので、終わり方は爽やかなんだけど、なんとも言えない気分になってしまった。なんとも難しい。
Posted by ブクログ
記憶の移植、上書き、消去をする
「メモリーラボ」
過去をなかったことにしたかった男性
父親が誰なのかを知りたい女性
綺麗な感じにまとめた話だけど
実際にこんな技術があったらたまんないね(笑)
Posted by ブクログ
時間移動で過去にたどり着くのではなく
思い出という点での過去ということでは
「黄泉がえり」的ともいえるが
他の短編集、他の長編と比べれば
もっと由美さんや母について
または主人公の内面の描き込みがあってもよいと思う。
主役脇役問わず、登場人物にいまひとつ
感情移入できなかったことも残念。
しかし、愛にはあふれておりプラマイゼロな感想
Posted by ブクログ
記憶に関する物語。しんわりとしみる中篇。インパクトは無いけど、安心して読めますね。消したい記憶はあるけど、それがあるから今が有るわけで。。。自分にはちょっと微妙かな。
Posted by ブクログ
題材が題材だけにもっとマニアックで、えげつなくて。。。となりそうですが、梶真さんだとこういうふうに作るのねえと妙に納得。
記憶ってそもそも何なのですかねえ。
記憶にすがっているが、それが本当かどうかは分からない。
でも、その記憶があるから、なんとか今立ってられるかも知れないと思うと。。。
Posted by ブクログ
FSファンタジー小説で心が温たまる。2部構成でメモリーラボの田中君の繋がりを持たせて夫々の話を独立させる独特の技法を使った作品。
一部は、家族思いな人生を送った男が妻に先立たれ苦渋の中からメモリーラボで別の孤独な男の記憶を移植して過ごす家庭でメモリーラボを訪れ記憶を貰ったと思った記憶が本来の記憶で昔の生活へ戻ると言うもの。。。
2部は母娘1人で育った娘が親の看病をする中で父親探しを同窓会出会った田中君のメモリーラボで母親の記憶を移植する事でふとしたきっかけで会った男性が父親の記憶とダブり真の過去を探せて話し。