梶尾真治のレビュー一覧

  • この胸いっぱいの愛を

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    内容(「BOOK」データベースより)
    もし、もう一度、あの時間に戻れるとしたら。そして、やり直すことができるとしたら―。大好きだった年上のある女性、産んだ直後に死んでしまった母、交通事故で亡くなった息子…。一九八六年、門司。“あること”をきっかけに、過去に戻ってしまった登場人物たちそれぞれの群像劇。映画『黄泉がえり』原作者・梶尾真治氏が、新たな試みとして取り組んだ、映画『この胸いっぱいの愛を』の原作者自らの手による異色のノベライズ作品。

    【感想】誰にでも果たせなかった事や思い残す事、失った物…今となってはどうにもならない過去があると思います。「タイムスリップ」という現実離れした話ではありま

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    2009年10月04日
  • この胸いっぱいの愛を

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    映画を見る前に本を読んだのですが、
    映画よりもたしか、ひとつお話が多かったと思います。
    あと、本のほうが映画よりも分かりやすかったし、
    感動しました。映画も好きですけどネ。
    ノベライズ!ってより、
    ひとつの小説として読めると思います!おすすめ。

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    2009年10月04日
  • 精霊探偵

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    この人の最近の物語は、地元の地名が出てくるだけでわくわくする。実在する建物と架空の場所が混在しているのだろうけど、頭の中も、いつしか空想上の場面と、自分の知っている光景がミックスされていく。
    展開は「へ〜っ」と言う感じ。とりあえず、期待は裏切らない。子どもが去年、面白がってみてた海外ドラマ「ドクターフー」をちょっと思い起こさせるようなところもあった・・。

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    2013年04月16日
  • 精霊探偵

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    表紙やタイトルから想像するほんわかとは違い(途中まではほんわかなのですが)、なんだか急に現代SFチックな展開になったと思ったら、その突拍子もない変調に気をとられているうちに、そっちか!!っという、まさに手品のような、ほかに気をとられてて肝心の種を見逃してあとでビックリ、思う壺にはまる、という、そういうお話でした。

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    2010年12月20日
  • 精霊探偵

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    裏表紙のあらすじを見てレジへ向かいました。背後霊を見てしまうという設定にも惹かれました。帯には「幸福などんでんがえし」というのがあり、でも主人公がいいと思うならいいですけど、この落ちはちょっと悲しいです。

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    2009年10月04日
  • この胸いっぱいの愛を

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    黄泉がえりシリーズ3つめ。
    死者が未来に赴く感じだったような。これのシリーズ漫画をどこかで読んだ気がしたような?

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    2009年10月04日
  • この胸いっぱいの愛を

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    前半は話がチョットだけ分かりにくかったけど、途中からつながりだして納得できます。
    ありえない話なんだけれども、続きがどんどん気になって読み進めてしまいました。
    最後のヒロ達と和美姉ちゃんの部分では泣けました。
    もし、過去に戻ったとして何かを変えれるなら…。
    自分は何を変えたいと思うかな?ってチョット想像です(笑
    映画があるので、是非かりてこようと思います♪
    ちなみに、著者の梶尾真治さんは、映画『黄泉がえり』の原作者だそうです。
    雰囲気がなんとなく似ているな〜って感じ納得です。

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    2013年08月26日
  • 黄泉びと知らず

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    書き下ろしを含む短編集です。表題作「黄泉びと知らず」は大ヒット映画「黄泉がえり」の原作版のアナザーストーリー。短編ならではの切れ味で、淡々としかし味わい深い佳作だと思います。

    他の収録作は主にアンソロジー、異形シリーズやSFバカ本収録作から編まれていて、梶尾作品の別の面が垣間見れます。
    「癒し」を求めて購入した人は面食らうかもしれません。「小壷ちゃん」とか「魅の谷」とか。

    しかし、梶尾作品はこの多様性にこそ醍醐味があるとおもうので「癒し系」だけではない、いろんな傾向の作品を楽しんでください。

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    2009年10月04日
  • OKAGE

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    全国で突然何の前ぶれもなく子どもたちが失踪しはじめる。どうやら、いなくなった子どもたちはある場所を目指しているようなのだが……。マスメディアが「おかげ参り」にちなんでこの現象を「OKAGE現象」と名づけるなか、おとなたちはそれぞれの立場から子どもたちを追いはじめるが……。
    世紀末テーマの作品なのだが、ホラーというのとはちがうんじゃないか?あえて分類するならやっぱりSFなんじゃないかと思う。子どもたちは自分の目の前に現れた精霊のような存在「幻獣」に導かれているわけだけど、その設定もやはりSF的だ。しかも現代的だし。夜の街を徒歩で行進する子どもたちが自分たちを元気づけるために合唱する歌とか「幻獣」

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    2026年01月26日
  • サラマンダー殲滅 下

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    未読だった梶尾作品。<汎銀河聖開放戦線>のテロ行為により夫と子供を失った主人公静香は憎悪を人工的に精神に移植することでそれを支えに生きている。しかし、実際に静香が復讐という行為に及ばないよう同時に心理抑制がされていて……。
    家族の仇をうつために戦士となる決心をした静香がすることになる選択というのがこの物語のキーになるテーマですが、ちょっとすごすぎる。まるで「おもいでエマノン」の裏返しの物語ですね、これは。しかも梶尾作品の多数を占める叙情性とも、またもうひとつの持ち味であるスラップスティックとも違って徹頭徹尾ハードボイルド。これ発売当時に読んでいたらけっこうショックを受けたかもしれないなあ。

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    2026年01月26日
  • 怪獣文藝の逆襲

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    怪獣大好き男性作家陣の怪獣小説アンソロジー

    「怪獣二六号」樋口真嗣
    25年前の怪獣映画の企画書
    ざっくり。さもありなんです。

    「怪獣チェイサー」大倉崇裕
    ゴジラ存在的世界観の日本。
    怪獣先進国たる日本。
    ちょっとそのままドラマになりそうな
    カメラマンと怪獣省の女性の関係が素敵
    怪獣省の大臣はきっとあの人。

    「廃都の怪神」 山本弘
    未開の奥地の原神となっていた怪獣。
    少年は、原始的な戦い勝利した。
    最近、こういう感じのファンタジーBLあるよね。

    「ブリラが来た夜」梶尾真治
    自分の母親が ウルトラの母的存在であったならその血脈は受け継がれるのではあるまいか。
    怪獣来襲の夜は、家族の来歴を知

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    2026年01月21日
  • うたかたエマノン

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    雰囲気を楽しむ小説だと思った。
    不老不死とはちょっと違うけど似たような感じの少女エマノンが色々な時代や人と少しだけ交流して去っていく短編集みたいな小説。
    読みづらいというわけじゃないけど主人公に魅力も共感も持てないので読んでいて特に面白いと思えない。
    いまいち合わなかった。

    キノの旅を思い出した。あれもこんな感じだった気がする。

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    2025年10月20日
  • さすらいエマノン

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    ネタバレ

    一作目が面白かったし、キンドルアンリミテッドが無料だったので読んだ作品。前作よりも環境問題や人類に対する罪に特化したものだからか、なんだか前よりも説教くさく退屈になってしまったなあ、ていう感じ。書いた時期が環境問題に対して敏感だった時期っていうのもありそう。話によっては少々グロテスクな表現もあるのでホラーっぽくもあった。面白かったけれど、前作ほどではなかったかな。

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    2025年09月25日
  • ボクハ・ココニ・イマス

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    ネタバレ

    懲役一年の代わりとして『消失刑』を受けることになった克則。試験的に実施とは言え、お役所仕事らしく穴だらけ…穴に落ちた時の救済策が用意されていないのも、あり得そう。

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    2025年07月12日
  • ボクハ・ココニ・イマス

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    些細なことで傷害事件を犯してしまった浅見克則は懲役1年の判決を受ける。しかし、試行段階の『消失刑』を選べば刑期は短縮され自宅で過ごせるという。ただし特殊なリングを装着して他人からは“見えない”存在となり、人との交流は完全に禁じられる。深く考えずに『消失刑』を選んだ浅見に押し寄せる過酷な運命とは…。

    “何かを受け入れることによってもたらされる過酷な運命“。その時、人はどう生きるべきか…という命題を嫌でも考えずにいられなくなる。梶尾真治の作品に共通する視点だと思います。「どんなに孤独が好きな人でもここまでの状況になったら…」と考えると胸が苦しくなりました。

    【余談】
    本書は光文社文庫2023年

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    2025年07月07日
  • メモリー・ラボへようこそ

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    ネタバレ

    メモリーラボという架空の施設のお話。人々のおもいでを抜き取って移植したりするSFものなのだが、本編では施術する田中が語る通り美しい使われ方をしている。ので、安心して読める。でもさらっと恐ろしいことをしてるので、終わり方は爽やかなんだけど、なんとも言えない気分になってしまった。なんとも難しい。

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    2024年10月29日
  • おもいでマシン―1話3分の超短編集―(新潮文庫nex)

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    ショート・ショート。
    1作5~6ページで40作。
    個人的に梶尾真治さんはSF作家と認識していたんですが、意外とSFチックな作品は少なめ。
    ダジャレ的なオチは苦手。
    好きだったのは、「今日は何の日?」と「ママのくるま」。
    「ママのくるま」は、『吸血鬼は夜恋をする』で読んだクロード・F・シェニス「ジュリエット」と似た、自動車×AIテーマの作品。自分はこのテーマが好きらしい。

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    2024年01月27日
  • ダブルトーン

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    自分が熊本出身なので地名に懐かしさを覚えました。2人の「ゆい」はどちらも魅力的で好きでした。パラレルワールドともタイムトラベルでもないSF読みやすかったです。

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    2023年10月08日
  • この胸いっぱいの愛を

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    作者が映画化された自分の作品をノベライズした小説。20年前の門司に飛ばされた人々。祖母の旅館の火事を防ぐ鈴谷。息子の事故を防ぐ和彦と栄子。記憶にない母に会う布川。盲導犬アンバーに会う朋恵。何を後悔していたのかわからない臼井。次々と時を迎えて現代に戻って行く人々。最後に残った鈴谷の願いは好きだった和美を救うこと。鈴谷が過去の自分、ヒロに守らせた人生改造十ヶ条。結末というかストーリーもまったく別物の原作の方が感動的だった。

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    2026年01月12日
  • つばき、時跳び

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    読後感が爽やか。
    ただ、つばきがあまりに男性から見た理想の女でちょっと苦笑いで。その一方で、彼女が恋に落ちる主人公の魅力が全く分からない。吊り橋効果なの? そこに引っかかって、切ないタイムトリップ純愛物語に乗り切れなかった。男性の夢物語なのだと思えば微笑ましくはあるか。

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    2023年07月18日