無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで200万冊以上配信中!
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません
Posted by ブクログ
はあ、面白い(溜息)。夢中になって読んだ。
太陽のフレア化が活発になり、数年後に滅ぶことが必至となった地球にて、新天地を目指す世代間宇宙船に乗った人々と、ジャンプにより見知らぬ惑星で新しい生活を始めた人々と、地球に残った人々の、それぞれの年代記。梶尾真治の本領発揮とばかり感情を思いっきり揺さぶられる物語は流石。今はまだ彼らは出会っていないけれど、いつか合流して交流できればいいと思う。
気がつくと我が身に当てはめながら読んでいた。もしこの物語にあるようなことが起こったら、私は絶対知らないところなんて行きたくない。ジャンプした先が岩の中かもしれない、空中かもしれない、原始的な生活の中で見知らぬ生き物に殺される恐怖をひしひしと感じながら生活しなきゃいけないかもしれない。故郷には戻れない。家族もいない。母国語が通じるのは集落の数人だけ。そんなこんな生活はいやだ。
1巻で印象に残ったのは、大統領の娘の恋の話と、鬼の集落の交流の話。きれいにオチすぎているといえばその通りだけど、こんな過酷な環境の物語なんだもの。美しいものを見られなくってどうするの。
人類滅亡もの大好き。買って良かった、読んで良かった。どの話も面白くて捨て話が一つもない。続刊も読む!
Posted by ブクログ
太陽フレアの活発化によって数年以内に滅ぶことが予測されている地球
172光年先の地球と環境が似た星へと極秘裏に宇宙船に乗った少数の人達と、転送装置によって先に渡った人達、そして地球に残る選択をした人達の群像短編集
地球と似た環境の星、通称 約束の地
人類を存続させるという目的でノアズ・アークに乗った人とその家族
ノアズ・アークに乗った想い人に逢うために転送装置を開発した人
転送装置でジャンプして過酷な環境ながらも生き延びようとする人達
地球に置いていけない人を持つために残った人達
約束の地の次の世代
ノアズ・アークの次の世代
それぞれの立場の人たちが描かれているけど、どの人たちにも同意できる部分がある
決して楽観だったり悲観だったりするわけではないんだけど、だからこそどうしようもなさを感じる
不穏なタイトルの意味
自分たちを見捨ててノアズ・アークに乗った人々への恨みと復讐心
世代間でそれを引き継ぐ意思
その一方でノアズ・アークの中も決して安穏とした社会ではない
船の中で生まれて船の中で死んでいくことが確実な人の心境たるや、想像するにやるせない
でも、そもそも生まれた環境が最初からそうだとしたらある程度は受け入れるんじゃないのかと思うんだけどね
もし自分がこんな選択を迫られたらどうするかな?
とりあえず、ノアズ・アークのメンバーには選ばれそうにない
ではジャンプするかというと、どうせしたところで死んでたろうしなぁ
もし生き残っても満足な生活ができないんだったら別にジャンプする必要もない
となると、地球に残った方がいくらかマシなんじゃないかと、物語を知った上では思うけど
実際に決断を迫られてたとしたら、中程の時期にジャンプしたんだろうなきっと
さてさて、全3巻の最後にはどうなることやら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。