梶尾真治のレビュー一覧

  • あねのねちゃん

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    <あらすじ>
    恋人にふられたり、職場でも辛い目にあったりと精神的に落ち込んでいる玲香。そんな彼女の前に架空上の友達(イマジー・コンパニオン)であるあねのねちゃんが現れる。あねのねちゃんは玲香を苦しめた人たちに復讐をする。そして玲香を一番苦しめた母親に対しても、あねのねは復讐をするが、実はその正体は……。

    <感想・レビュー>
    玲香の意識とは裏腹の無意識のうちに溜まっていくストレスと欲求。それらを一気に擬人化したのがあねのねの本当の正体なのである。
    今回の話は、そういった人間の無意識的な欲求、ストレスを擬人化するというところが面白いと読んでて思った。ごく日常の生活の中で、そういった面をだしている

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    2010年06月25日
  • おもいでエマノン

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    動きのある漫画、というよりは挿絵のように一コマ一コマゆっくりと展開していく鶴田さんの描写だからこそなのか、それとも逆に原作の刹那的な雰囲気が鶴田さんとマッチしたのか。ともかく最高のコミカライズ!

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    2011年03月15日
  • 精霊探偵

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    交通事故で同乗の愛する妻を亡くして以来、なぜか私には人の背後霊が見えるようになってしまった。特殊な能力を見込まれて、人捜しを依頼された私は、どこかで妻の霊に会えることを期待して探偵のまねごとを始める。だが、手がかりの奇妙なカードをめぐり、不穏な出来事が次々と起こり―。驚きのラストが待ちうける



    仮に自分にそういう能力があったら、どうする?

    なんだか現実的に起らないようなことだけに色んなことを考えてしまいます♪

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    2010年04月23日
  • ホラーセレクション 平成都市伝説

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    「都市伝説」テーマのホラーアンソロジー。「都市伝説」そのものがもともとホラーなんだから、このテーマは面白くないはずがない!
    ユーモアの効いた梶尾真治「わが愛しの口裂け女」、異形テイストがとことん溢れる井上雅彦「飢えている刀鋩」などなどどれをとっても逸品ぞろいかなあ、という気がするけれど、個人的に気に入ったのは北原尚彦「怪人撥条足男」。「ばね足男」についてはあまり知らなかったのだけれど、このラストでやられたなあ、という思いがいっぱい。

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    2010年02月02日
  • この胸いっぱいの愛を

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    映画と同時に出版された作品。
    「もし、自分がもう一度、やり直すことができる時間に戻れるとしたら」、という誰もが思った事がある体験を実際にしてしまう登場人物たちの話。
    映画と本では違う点が多々あり、本の方が個人的には好きです。

    感動いっぱい、希望や愛を与えてくれる作品です。

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    2009年10月31日
  • 波に座る男たち

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    ヤクザの一家が鯨を食べるという日本の食文化を守るため!!そして一攫千金を求めて捕鯨に挑む和風冒険活劇(笑)
    彼らの行く手には武装化した環境保護団体や台湾マフィアが立ち塞がる。
    余りにも意外な設定にビックリでしたが、流石は梶尾先生!!
    ワクワクドキドキしながら読ませて頂きました。

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    2009年10月20日
  • この胸いっぱいの愛を

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    この本はまず映画で知り、とても面白かったので小説でも読んでみることにした。舞台が地元であったこともあり、親近感がありすらすら読むことができた。そして映画とはまた違った面白さがあり、小説も読んで良かったと思う。タイムトラベルの要素のある話で、始めに見たときはそういう話だとは思っていなかったので、驚いたがこういう恋愛ものも、とても面白いと思った。作者の本は他にも色々あるのでぜひ読んでみたい。

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    2009年10月04日
  • この胸いっぱいの愛を

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    もし、もう一度、あの時間に戻れるとしたら。そして、やり直すことができるとしたら―。大好きだった年上のある女性、産んだ直後に死んでしまった母、交通事故で亡くなった息子…。一九八六年、門司。“あること”をきっかけに、過去に戻ってしまった登場人物たちそれぞれの群像劇。

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    2009年10月04日
  • OKAGE

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    梶尾真治初読みはこれ。ジャンル的に微妙だけど私にとっては大好きなSF作家。
    思えば学生時代は周りが面白本薦めてくれてありがたかったなぁ・・・

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    2009年10月04日
  • さすらいエマノン

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    ネタバレ

    さすらいエマノン
    續 さすらいエマノン

    「おもいでエマノン」で初めて鶴田画伯によってコミック化されたエマノンシリーズ。
    EMANONはNo Nameの逆読みということに初めて気づきました。
    ある生命個体が生まれてから累々と続く進化の中の全ての記憶を持つエマノン。
    必ず女の子を生み、全ての記憶を子供に引き継いだ後、記憶がまっさらになってしまうエマノンの母。
    そんな物語が、言葉少なめな情緒ある絵で紡がれていきます。
    ジーンズを履いた長い髪でそばかすがあるエマノン。ヒッピームーブメントの郷愁を感じます。時代もその時代ですし。
    「おもいでエマノン」は既に絶版みたいでした。買っといてよかった。

    竹蔵

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    2026年04月22日
  • クロノス・ジョウンターの黎明

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    ネタバレ

    好きなんだよなあ、クロノス。
    他の本を買いに行ったけどなくて、何を読もうかな?とうろうろしていたらこちらを発見。相変わらず人物たちが魅力的で読み甲斐がありました。
    今回は「黎明」で、ある意味原点が明かされる流れに胸が熱くなりました。時の流れという、神さまが決めたような普通ならどうにもならないこと、を変えようと足掻く人間たち。偶然なのか、必然なのか、清水杏子さんを助けるために2人の男性が力を合わせます。
    この話が稀有だなと思うのは、命をかけてでも助けるべき相手が家族でも恋人でもないところ。大事なのは「愛していた」という気持ちなんですね……。
    またシリーズが出たら読みたいと感じさせてくれる一冊でし

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    2025年11月07日
  • クロノス・ジョウンターの伝説

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    感想
    作品は面白く読めた。過去で救った人が追いかけてくるなんて年齢の概念が破綻してるw

    ちょうどバックトゥーザ・フューチャーを見てたから自分にはホットな話題だが、時間退行のことを考えるとパラレルワールドなど頭が混乱してくる。

    やっぱり時間は普遍で歪められないものとしてあった方が安心する。夢はあるけどね。

    最後の話はなんだか尻すぼみ。野方で終わって良かったのでは?


    あらすじ
    住島重工で開発された物質過去射出機クロノス・ジョウンター。この機能に魅せられて、開発に関わったものが次々と過去へ戻る。

    しかし、人間が過去へ戻る場合、過去に滞在出来る時間は僅かであるにも関わらず、その戻った時間の

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    2025年03月01日
  • つばき、時跳び

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    偶然にもちょうどBTTFやっててタイムリー
    時間跳躍恋愛ものなのかな
    惇→つばきはわかる
    つばきいいこだもんねぇ
    でもつばき→惇は?
    大きな蛇?くるま?のドキドキからの?
    スピンオフで薄くてもいいので
    つばき側からのお話の本がよみたいな

    最後はBTTFのイメージで脳内再生されました

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    2025年02月08日
  • 黄泉がえり

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    映画のタイトルは聞いたことがあるけれど、ストーリーは知らなくて、今回手に取ってみた。誰か1人が蘇る話かと思っていたら、熊本市の至る所で死んだ時の年齢でたくさんの人が蘇えってきた。彼らは何故蘇ったのか、そして多分いつかきっと還ってしまうはず、そんなことを思いながら読み進めた。SFみはあったものの、優しさで溢れるストーリーだった。

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    2025年01月13日
  • 未踏惑星キー・ラーゴ

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     地球の人口は飽和状態になり、人類は居住可能な新天地を求めはじめた。その惑星が居住可能かどうか調べるために宇宙開発省に雇われることで成り立つ職業、惑星鑑定士。惑星鑑定士セイタロ・KODAが理想的な星として鑑定した惑星が、惑星同士の激突により、消滅した。セイタロの妻と娘を含めた二億人近い人間が命を落とし、絶望により自暴自棄になったセイタロが死を求めて辿り着いた人類未踏のはずの惑星で、セイタロが出会ったのは、彼を『ピーターパン』と呼ぶ、少女だった。

     ということで、本書は登場人物のひとりによって、〈キー・ラーゴ〉と名付けられた惑星を巡って、人類の居住地にさせたくない元鑑定士と人類の居住地にさせた

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    2024年12月30日
  • クロノス・ジョウンターの伝説

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    SF恋愛短編
    クロノス・ジョウンターにまつわる人の話として全体は繋がってて面白かった!!
    1章ずつ濃密で読み応えあるし、不安になりながらも心温まる物語も多くてたのしかった。
    初心者向けではないけどおすすめしたい1冊

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    2024年08月09日
  • デイ・トリッパー

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    夫を亡くした主人公が、精神だけを過去の自分の中に送り込める装置デイ・トリッパーを使って、まだ生きている夫に会いに行く話。過去を変えてはいけない、でも夫は助けたい。そんな主人公が結構不安定に描かれているので、ちょっとお話としては重たい。やってることはきっちりSFなんだけど、ラブストーリーでもあるのでSF感は薄い。

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    2024年04月21日
  • おもいでマシン―1話3分の超短編集―(新潮文庫nex)

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    ほんのり、びっくり、戦慄、笑いなど、星新一の作品を初めて読んだワクワク感があった。書くのも大変だと思うけど。

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    2024年03月31日
  • 壱里島奇譚

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    常務の特命で熊本県天草の壱里島に出張になった宮口翔一。「おもしろたわし」とはいったい何なのか。それはどうやって作っているのか。おステ婆さんへの銀色ふにゃふにゃの恩返し。元気になったおフジ婆さん。トクヨシちゃんは常務なのか。信柄さん、うんぶくれびっさん、トメカ婆さん、機敷埜風天、パワースポット、核廃棄物最終処分場、コトちゃん。いろんなワードが謎を呼び、謎が解けて倍増し、加速して疾走する。エピローグはハッピーエンド。さすがカジシン。

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    2026年01月12日
  • ボクハ・ココニ・イマス

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    自分の存在が他人からは認知されないという「消失刑」
    想像しただけでも寂しく、怖いので、最後まで読めるか自信がなかった。
    でも、どんどん読めて面白かった。

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    2023年09月16日