梶尾真治のレビュー一覧

  • まろうどエマノン

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    SFというよりは、どこか児童文学的な印象。
    10代の夏休みの読書感想文を書くにはうってつけ……かなあ??

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    2019年03月16日
  • 黄泉がえり again(新潮文庫)

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    黄泉がえり、失われた最愛の人が変わらぬ姿で目の前に現れたら。前作同様、再びの別れの予感に怯え、恐れながらも、精一杯その日その時を一緒に懸命に生きていきたい、と「改めて」思うのだろう。
    しかし、その日その時を一緒に懸命に生きていかなければならないのは、一瞬で、突然に、終わるかもしれない現実世界も同じこと。改めて日常の大切さを思い返すことになる。

    本作は(も)、地震の傷跡も残る熊本が舞台であり、熊本の復旧・復興、よみがえり、が背景として流れるなかに、複数の登場人物・パートナー、家族の愛情、友情、成長、冒険、黄泉がえりのエピソードが絡み合い、一つの大きな流れとなっていくのだけど、カバーにも登場して

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    2019年03月02日
  • 杏奈は春待岬に(新潮文庫)

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    久々に梶尾真治さんの本を読んだ.
    なんか,すごく懐かしい感覚がある.
    そして,ページを早くめくりたい衝動に駆られた.
    ずっと,この世界に浸っていたいと思う感覚があった.
    最後の方は,梶尾さんのタイムトラベルものによくある,心の中の純粋なパワーが発揮されるシーンが繰り広げられ,揺さぶられる.

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    2018年11月28日
  • おもいでエマノン

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    SF。短編集。シリーズ1作目。
    『アステロイド・ツリーの彼方へ』で「たゆたいライトニング」を読んで面白かったのでシリーズに挑戦。
    最後の「あしびきデイドリーム」には、「たゆたいライトニング」のキャラが登場。
    30億年に渡る記憶という、極めて時間的スケールの大きな設定が魅力的。
    どの話も好きだが、「とまどいマクトゥーブ」がベスト。
    個人的には、エマノンの永い記憶を少しでも共感できるよう、時間をかけてゆっくり読むのが合ってるかも。

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    2018年10月31日
  • 杏奈は春待岬に(新潮文庫)

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    「つばき、時跳び」の元のタイトルが「つばきは百椿庵に」だったというので、似た雰囲気の物語を想像して読み始めたのだが、生涯をかけた初恋をした、初恋に一生を捧げた男の、あまりに一途な姿には、春と桜と海(岬)という風景とは真逆の影の空気を感じさせられる。

    さて、杏奈のことばかりが語られ、家族やまわりの人物との関係はまるで背景かのように味気なくしか触れられれず、特に梓との関係、梓の思いが男に(読者にも)明確に伝わってこないのは、時の間に閉じ込められた少女を待ち続け、流れ続ける時の中で時を止めてしまった男
    にとっては、周りの人間との時間の流れに差ができて、
    梓に限らず、自分を取り囲む人や世界は、まるで

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    2018年10月19日
  • クロノス・ジョウンターの伝説

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    君はクロノス・ジョウンターに乗る機会があれば、チャレンジするか?
    登場人物は、それぞれ大切な人を救う為に、リスクを知りながらも過去へと跳躍する道を選ぶお話。
    心があたたまるSiFiストーリー。

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    2018年05月13日
  • この胸いっぱいの愛を

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    再読。 時間跳躍の作品としては、キッカケだったり展開だったりがありきたりではある。 キレイに終わるのでエンタメ小説としてはそれなりに楽しめる。 改めて読み返してみても『クロノス・ジョウンターの伝説』とは別物という印象しかなかったな。 印象としては『LOST』や『神はサイコロを振らない』なんかと重なる。 最近読み返したからというのもあるけども。(クロノス~と別物ということも、別の作品と印象が重なるというのも悪いということではない) 映画版は結末が違うようなのでそのうち観ることにする。

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    2018年02月14日
  • 怨讐星域III 約束の地

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    いよいよ、ノアズ・アーク組が<約束の地>へ。
    待ち受ける転送組の怨讐が宗教がかって・・・ちょっと怖い

    最後のハリウッド的大団円はちょっと拍子抜け

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    2021年02月20日
  • 黄泉がえり

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    なかなか心洗われる良い作品です。

    位置付け的にはサイエンスフィクションとファンタジーの中間くらいの位置付けでしょうか。原因はSF的なのですが、余りそこをしつこく説明せずにさらりとかわしています。まあ本題は他にあるので、それで十分です。

    読み終わってあら探しをすれば、当然ながら色々見えてくるのですが、それ以上に読書中は没頭させられる作品でした。それも、展開が急なページターナーという感じではなく、しっかり書き込まれ、引き込まれていく感じです。

    久しぶりに読んだ日本のSFでしたが、カジシンさんについてはもう何冊か手にとって見たいと思います。

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    2017年11月10日
  • 怨讐星域II ニューエデン

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    地球組:終了
    転送組:人々の集まりだった1巻から町を形成していく
    宇宙船:目的地にたどり着けるのか?

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    2021年02月20日
  • 怨讐星域I ノアズ・アーク

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    大きくは長編だが連作短編の形をとっている

    近未来が舞台、太陽フレアより地球滅亡が予想

    1.こっそり世代間宇宙船を開発し脱出したアメリカ大統領ご一行
    2.1の出発後に発明された転送装置を用いて星間転移した人たち
    3.地球に残ることを決めた人たち

    2の人たちは、1の人たちに裏切られたことを知り、目的の地に先回りして転送して、怨讐メラメラで待ち構えるという。。。。
     #この時点では、怨讐メラメラはあまりカジオさんらしくないな、と思いました。

    地球に残った人たちの舞台が主に熊本だったりするのはご愛嬌。

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    2021年02月20日
  • 怨讐星域I ノアズ・アーク

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    面白かった。
    突っ込みどころが多くやや難ありの設定だが、文字通り体一つで放り出された世界でサバイバル、世代を重ねて文明世界を築きあげてゆく、スナーク狩りなど思わずニヤリとする場面もあり、わくわく感がある内容だった。

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    2017年02月23日
  • おもいでエマノン

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    面白かった。ン十年ぶりに読んだエマノン。
    まだ十代でエマノンと同じ年代だったなぁと思いながら、
    ぎゅうぎゅう詰めのナップサックにジーンズ、荒編みのセーターに胸まである髪、そばかすに、瞳の大きな堀の深い顔立ち、異国風とも東洋系とも見える美人とも美少女ともいえる。そして両切りのたばこ。
    なじみのフレーズに懐かしさを感じながら読みました。

    映像化するチャレンジャーはおらんやろ。

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    2017年02月23日
  • 黄泉がえり

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    SFなのだろうが、それっぽくない。蘇った人が残した人に癒しを与えていく話。熊本地震が描かれているが、実際起こった後で読むとこの小説のとおりになればよかったなと思う。

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    2016年11月19日
  • 黄泉がえり

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    映画を先に観てから原作を読みましたが、両者のカラーは驚くほど異なっています。起承転結がハッキリしており、伏線も周到に張り巡らせた映画と比べると、原作の筆致は淡々としており、拍子抜け、というのが初読時の率直な感想でした。

    しかしながらこの原作、改めて読み返してみるといい味出しているんですよね。1つ1つの事例ごとに、黄泉がえりが関係者に与えた影響は異なります。そのありようを淡々と、しかし克明に同時並行で描き出す事によって、SF作品であるにもかかわらず奇妙なリアリティが生じているように思います。

    元は地方紙の新聞小説という経緯にも深く納得。時間をかけてじっくりと味わいたい作品です。

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    2016年09月24日
  • 怨讐星域I ノアズ・アーク

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    地球滅亡を知った一握りの特権階級の人々と、選ばれた技術者たちだけが、恒星間宇宙船で脱出した。
    数世代後にしか到達出来ない、はるかな『約束の星』を目指して…

    様々な立場の人々の視点から描かれた連作シリーズ。
    設定としてはありがちだけど、たぶん、滅亡もの、パニックものというだけではない着地点への第一巻。

    カジシンさん得意のピュアな恋愛ものからスタートして、何でもアリのサービス満載です。

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    2016年06月21日
  • ダブルトーン

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    心がシンクロした2人の女性、過去に生きるパート主婦、未来に生きるOLが未来で殺される自分を感じて過去に戻り少しずつ小さな生活を変える事で難を逃れる。この過程で生活の

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    2016年06月18日
  • ダブルトーン

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    普通の主婦、田村裕美と、独身OLの中野由巳は、夢の中で別の人生を過ごしているような不思議な記憶が残っていることがあった。

    曖昧だった寝起きの記憶が次第にはっきりとしてきて、お互いの人生にかかわりあっていくような気がしてくる。

    ファンタジーなのにちょっぴりミステリーも入っていて、何とも不思議な設定なのですが…
    二人の女性の入れ替わりがそんなに読み難くなくて、どうなるんだろう?のドキドキ感でラストまで一気読みでした。

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    2016年06月13日
  • 怨讐星域II ニューエデン

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    三部作の第二部。早く結末が知りたい思いで一気に読みました。登場人物も世代交代が進んでかなりわからなくなってきたけど第三部に向けての伏線があったりする?とにかく次読もう。

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    2016年06月11日
  • 怨讐星域I ノアズ・アーク

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    正直なところあまりタイトルは好きではないのですが内容はそんなこととは関係なく面白い。SFです。二つの話が同時に楽しめるようなお得感もあります。

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    2016年06月11日