まろうどエマノン

まろうどエマノン

704円 (税込)

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3.9

地球に生命が誕生して以来の記憶を受け継がせるため、エマノンは必ず一人の娘を生んできた。しかし、あるとき男女の双生児が生まれて……(「かりそめエマノン」 )。小学四年生の夏休みを曾祖母の住む九州で過ごすことになったぼく。アポロ11号が月に着陸した日、長い髪と印象的な瞳をもつ美少女エマノンに出会った。それは忘れられない記憶の始まりとなった(「まろうどエマノン」)。『かりそめエマノン』『まろうどエマノン』を合本。不朽のSF名作、待望の電子化! 鶴田謙二のイラスト収録。

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エマノン のシリーズ作品

1~6巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~6件目 / 6件
  • おもいでエマノン
    726円 (税込)
    大学生のぼくは、失恋の痛手を癒す感傷旅行の帰り、フェリーでひとりの少女に出会った。ナップザックを持ち、ジーンズに粗編みのセーターを着て、少しそばかすがあるが、瞳の大きな彫りの深い異国的な顔立ちの美少女。彼女はエマノンと名乗り、SF好きなぼくに「私は地球に生命が発生してから現在までのことを総て記憶しているのよ」と、驚くべき話を始めた……。不朽の名作を、本作の大ファンである漫画家・鶴田謙二のイラストつきで電子書籍化!
  • さすらいエマノン
    693円 (税込)
    世界で最後に生き残った象〈ビヒモス〉が逃げ出し、人々を襲った。由紀彦は、犠牲となった父の仇を討つため、象のいる場所へ向かう。その途中、一緒に連れて行ってくれという風変わりな美少女エマノンと出会う。彼女は、ビヒモスに五千万年前に助けられたと話しはじめて……。地球に生命が誕生して三十億年。総ての記憶を、母から娘へ、そしてその娘へと引き継いでいるエマノンの軌跡。鶴田謙二によるカラー口絵2ページ+イラストも収録。
  • まろうどエマノン
    704円 (税込)
    地球に生命が誕生して以来の記憶を受け継がせるため、エマノンは必ず一人の娘を生んできた。しかし、あるとき男女の双生児が生まれて……(「かりそめエマノン」 )。小学四年生の夏休みを曾祖母の住む九州で過ごすことになったぼく。アポロ11号が月に着陸した日、長い髪と印象的な瞳をもつ美少女エマノンに出会った。それは忘れられない記憶の始まりとなった(「まろうどエマノン」)。『かりそめエマノン』『まろうどエマノン』を合本。不朽のSF名作、待望の電子化! 鶴田謙二のイラスト収録。
  • ゆきずりエマノン
    660円 (税込)
    エマノンが旅を続けているのは、特別な目的があるのではなく、何かに呼ばれるような衝動を感じるからだ。人の住まなくなった島へ渡り、人里離れた山奥へ赴く。それは、結果として、絶滅しそうな種を存続させることになったり、逆に最期を見届けることもある。地球に生命が生まれてから現在までの記憶を持ち続ける彼女に課せられたものは、何なのか? その意味を知る日まで、彼女は歩く。不朽の名作SF! 鶴田謙二のカラーイラスト口絵を収録。
  • うたかたエマノン
    825円 (税込)
    カリブ海に浮かぶマルティニーク島。島に住む少年ジャンは、異国風な美少女エマノンに出会う。地球に生命が誕生して以来、三十億年の記憶を持つという彼女。しかし、以前この島を訪れたときの記憶を失っていた。記憶を取り戻すために、島の奥へ向かうエマノンに、画家ゴーギャンと記者ラフカディオ・ハーンらが同行することに……。ゾンビや様々な伝説が息づく神秘の島で、エマノンに何があったのか? 傑作叙情SF。
  • たゆたいエマノン
    770円 (税込)
    人類の進化を見守りつつ、永遠に旅を続ける美少女エマノンの軌跡を描く短篇5本を収録したシリーズ最新作! 地球に生命が誕生して三十億年以上。その原初からの記憶を全て持つ美少女エマノン。彼女は、内戦で混乱するアフリカや厳冬の北海道など、様々な土地を旅する。それは、地球に住む生命の進化を見守る役目を担わされたためなのか? そして、彼女とは違った役目を背負い、様々な時代を跳びながらエマノンと出会う美少女ヒカリ。彼女たちの邂逅は、人類、そして生命にどんな未来をもたらすのか?四十年以上、書き続けられている人気シリーズの最新作!

※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません

まろうどエマノン のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2022年05月14日

    SF。ファンタジー。中編2作。シリーズ3作目。
    ノスタルジック。いつもよりはボリュームがあって、2作とも十分な読み応え。
    表題作のラストは泣けました。良作。
    これでエマノンシリーズの既刊は読破。
    全くはずれのない素晴らしい作品たち。
    続編を気長に待ちます。

    0

    Posted by ブクログ 2019年03月16日

    SFというよりは、どこか児童文学的な印象。
    10代の夏休みの読書感想文を書くにはうってつけ……かなあ??

    0

    Posted by ブクログ 2014年03月04日

    元々2冊だった本を1冊にまとめた新装版で、なんかちょっと美味しい感じ。
    2つの長編が収録されますが、それぞれにタイプが異なります。「かりそめエマノン」は地球の意志を感じる話で、「まろうどエマノン」はエマノンの旅の目的を感じさせる話。どちらもエマノンを象徴するような話で、これが1冊にまとまるというのは...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年03月01日

    エマノンの中編2作収録。

    『かりそめエマノン』も『まろうどエマノン』も両方とも好きな作品です。
    切なくて胸が締め付けられる。そんな要素を持っています。

    『かりそめエマノン』は、手の感触がうまく使われていて、エマノンの優しさにホロッとします。
    『まろうどエマノン』では、マキの決意が何とも言えません...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2014年02月11日

    エマノンの兄が背負う宿命『かりそめエマノン』
    エマノンと少年のひと夏の思い出『まろうどエマノン』

    エマノン+謎の少女が登場する
    『まろうどエマノン』の方が時間の流れの中に存在し続ける
    エマノンと、それにまつわる人との過去、現在
    そして未来という感じで好みだった。

    来月7日で、ひとまず最後。

    0

    Posted by ブクログ 2017年03月23日

    面白かった。
    エマノンの双子の兄弟、生い立ちから存在の意味、エマノンを探そうとあがく姿、かりそめは、かなり引き込まれた。

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2014年02月14日

    エマノン・シリーズの3冊目。今までの「おもいで」と「さすらい」が短編集だったのに対し、この「まろうど」は中編2作をまとめた形です。
    形式の違いとともに、主題も少し違います。
    前巻までは人と地球の関わり、言い換えれば環境問題的な視点が強かったですが、「まろうど」は人と人の繋がり・関わりに重点が移ったよ...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2014年02月20日

    「かりそめエマノン」
    エマノンの双生児の拓麻が生きる理由を見つける。

    「まろうどエマノン」
    「ぼく」が夏のひと月を祖母の家で過ごす。
    「ましら」や白比丘尼。

    たかだか数十年の間に人はこれほどのことを考える。
    刹那に過ぎた思いの重み。

    0

まろうどエマノン の詳細情報

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