京極夏彦のレビュー一覧

  • 今昔百鬼拾遺 鬼 【電子百鬼夜行】

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    因縁も祟りも本当はない、が。

    単純な、犯人は誰?というような話ではなく二振りの刀の“因縁”も絡んだ複雑な話、かと思いきや真実は意外に単純だった。犯人もそう生まれつきたかった訳でもなく、でも生まれてしまった以上その気質で生きていくしかなかったという哀しいといえば哀しい話。いつものことながら美由紀の演説が真っ当。

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    2020年09月26日
  • 後巷説百物語

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    再読。巷説百物語シリーズ第三弾。だいぶ昔に読んだ割には殆ど内容は覚えていた。それでも最後の「風の神」を読んだ後の読後感は何とも言い難い、物悲しいような妙にさっぱりした気持ちになるようなそんな感情が残る。百介さんはきっとこの終わりまで夢の中で生きられたんだろう。

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    2020年09月19日
  • 文庫版 書楼弔堂 炎昼

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    やっぱり京極夏彦の作品は凄い。
    精神的に安定する。
    実在の人物が登場するので
    書楼弔堂を読んだ後に読むと色々想像が膨らむ。

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    2020年08月30日
  • 姑獲鳥の夏(1)【電子百鬼夜行】

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    もっと早く読めば良かった

    凶器と評される程の文庫本の厚さに恐れをなして手を出せずにいましたが電子書籍で読めるなら…と手を出した結果、もっと前から読んでいればよかったの一言です。

    オカルトと現実のバランス比重が絶妙で、神道や陰陽なんかの雑学も吸収できる二度美味しい感じ。
    中禅寺の人を食ったようなキャラが非常に良く、彼が出張ってくると安心感すら覚えてしまう有様。
    伏線は綺麗に回収し、あぁあの時のあれはそれだったのか!と点が線になっていく快感があり、ボリュームがあるのにサクサク読めます。というか読んでしまいます。
    作品内の時系列が刊行順で、登場人物や事象を把握するためにも順番通り読むことをお勧めします。
    ミステ

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    2020年08月23日
  • 中禅寺先生物怪講義録 先生が謎を解いてしまうから。(2)

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    木場の旦那が登場!(*゚Д゚*)普段武骨な感じの旦那がお茶を入れ、お菓子を勧めてくれる場面にキュンとした(*^-^*)「シュレディンガーのお菓子箱」も面白かった♪次の事件は関くんが活躍しそうな予感?しかし女子高生とコンビが組めるのかなぁ?(゜゜;)

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    2020年08月19日
  • 鉄鼠の檻(1)

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    原作ファンです。

    登場人物の容姿や作品の雰囲気が原作のイメージそのままですごいなぁと思います。
    不気味で物悲しい雰囲気がとても好きです。

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    2020年08月18日
  • 中禅寺先生物怪講義録 先生が謎を解いてしまうから。(2)

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    京極夏彦ファン必読のコミカライズ!!
    志水アキ先生のコミカライズ作品は全部読んでます。志水アキ先生の京極堂長編はもう言わずと知れた高評価の人気作品です。京極堂シリーズ長編小説程重厚感はなくとも短編集の様なライトな題材。ですが話はとても良い構成。読み応え十分。

    キャラクターイメージそのまま、昭和初期の世界観そのままなのですんなり京極堂worldに浸れます!京極堂ファミリーに会えるだけでもファンとしてはとても幸せ。作画諸々志水先生の力量あっぱれです。

    京極先生の小説にはキャラ立ち半端ない愛すべきキャラクターがたくさんいるので3巻以降も楽しみです。主人公の日下部くんがとても純粋な女学生なのでこれ

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    2020年08月18日
  • 中禅寺先生物怪講義録 先生が謎を解いてしまうから。(1)

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    ネタバレ

    とても面白かったです。

    志水アキさんがこのシリーズのコミカライズをされていることは存じておりましたが、手に取る機会がなく、このスピンオフで初めて読ませていただきました。
    京極堂の若いころの話。学園もの(笑)

    想像以上にイメージ通りで、(特に榎木津!)本編の方も大人買いしよう~!と決心した次第でございます。

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    2020年08月15日
  • 魍魎の匣(3)【電子百鬼夜行】

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    なんとも贅沢なほぼ一冊謎解き。作品が長いから謎解きもてんこ盛りだねぇ(╹◡╹)う、嘘だろ…そんな…!面白くて夜通し読んでしまった…。実は他の登場人物の言動や気持ちが同じだったり、同じ様で全然違うっていう対比がたくさんあった。これがな、すごい演出だなぁ…はあぁ(感嘆)これが何十年も前に書かれた作品なのもすごい。当時はそれはそれは衝撃的だったろう!とても面白かった!

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    2020年08月11日
  • 魍魎の匣(2)【電子百鬼夜行】

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    幾つもの謎が複雑に絡み合って…ん?絡み合ってないのか?えー、そうなの、まぁそう言われればそうか?そうとしか思えなくなってきた。ちくしょう!という京極堂の説き伏せスキル。
    そして小出しにされる謎の答えの数々…なんだよ!それで⁉︎早く言えよ!と、あの茶の間で濃いキャラに混ざって叫んでる読者は私です。続きが気になりすぎる。

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    2020年08月10日
  • 中禅寺先生物怪講義録 先生が謎を解いてしまうから。(1)

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    学校の怪談

     中善寺秋彦が「京極堂」になる前に教師をやっていた、という設定で一人の女子高生を介して事件を「解決」していくというもの。殺人だのなんだのという「犯罪」はなく学校でうわさされている「怪談」をベースに学校の日常の範囲内で「事件」が展開していきます。どんな事象にも意外な盲点があるといった類の話が多いので「陰惨な事件」ってのを期待すると物足りないかも。
     中禅寺先生のほか「京極堂」シリーズのメンバーも参加していて、原作のイメージそのままに活動してます。

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    2020年08月03日
  • 文庫版 書楼弔堂 炎昼

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    前作は、京極作として少し物足りなさがありましたが、今回は待ってましたとばかりに京極節の如く「ご主人」が大いに語ります。
    京極夏彦を楽しみたい方にはお勧めです。

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    2020年07月31日
  • 中禅寺先生物怪講義録 先生が謎を解いてしまうから。(1)

    ネタバレ 購入済み

    とても面白い!

    七不思議や都市伝説を解明していく内容が良いのと、
    京極堂のスーツ姿、若い頃の榎木津などが見れてとてもお得。
    おまけマンガは電子だけということで、買ってよかったです!

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    2020年07月26日
  • 鉄鼠の檻(4)【電子百鬼夜行】

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    再読。昔読んだ時は当時の自分では難しいと感じる話ばかりでそこらへんは殆どスルーして起こった事柄だけを捉えていたように思う。今読んでも難しい箇所のすべてが分かったわけではないのだろうが、それでも昔読んだ時より登場人物たちへの理解は深まったような気がする。起こった事は単純なのにここまで事件が複雑化したのはやはりあそこは異界だったんだろう。

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    2020年07月10日
  • 塗仏の宴 宴の始末(3)【電子百鬼夜行】

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    文句無しの☆5。
    京極堂の煩悶とそれをいつも通りの不遜な態度で手を差しのべる榎木津、あの場面は百鬼夜行シリーズのなかでも3本指に入る名場面だと思う。ちょっと、涙でてくる。
    心理的なトリックを使う本ではまま取り上げられる題材ではあるけれど、「本当に今の時分は自分の中の意思で行動しているのか?過去の記憶は真実の記憶なのか?」という作中の問いかけは、大人になるにつれて結構重い意味を成すようになってきている気がする。
    そして、記憶にある限りはじめて作中のカレンダーと読中のカレンダーが一致するというどうでもいいことなのに興奮してしまう出来事が起こった。

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    2020年06月20日
  • 塗仏の宴 宴の始末(2)【電子百鬼夜行】

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    終盤に入り、少しずつ色々な事象が表面に浮き上がってきているけれど、それらはまだまだつながらない。もう、関口くんが心配でしょうがない。そして誰を信じれば良いのかわからないむずむず感もたまらない。

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    2020年06月16日
  • 虚実妖怪百物語 序/破/急

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    メタメタ面白かった。妖怪オールスター感謝祭です。読み進めるとどんどん自分も莫迦になるような巫山戯ているのか真面目なのか、虚なのか実なのか、とてもエンターテインメントでロマンが詰まった作品でした。ラストが最高です。
    手首が痛くても読む価値があります。

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    2020年06月15日
  • 続巷説百物語

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    再読。内容はぼんやりとは覚えていた。前作「巷説百物語」に続く今作であるが、このシリーズはどの話も人の心を揺さ振るのが上手い。特に最後の話である「老人火」はそれでしか幕を引けなかった二人の天狗の遣る瀬無さ、そして又市と百介の最後は感情移入できるものでもないのに思わず感情移入してしまう。きっとここで百介の中のなにかは終わってしまったのだと私は強くそう思っている。

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    2020年06月12日
  • 塗仏の宴 宴の始末(1)【電子百鬼夜行】

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    少しずつ断片が繋がりはじめてきた。

    これまで、多くの京極作品を読んできたけど今更ながら気がつかされ、戦慄だなと感じた一節。「彼の手に掛かれば人一人不幸にするくらいは赤子の手を捻るより簡単なことだろう。そうすると唯一の救いは、彼が悪人ではないと云う一点に尽きることになるのではないか。」「彼」というのは、勿論中禅寺秋彦、京極堂のことなんだけれど、確かに読んでいて引き込まれて難なく納得させられてる自分を振り返ると手を捻られてるな、と。

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    2020年06月10日
  • 塗仏の宴 宴の支度(3)【電子百鬼夜行】

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    読みすすめるにつれて、とまらなくなる。
    同じ本を読んでも、今の年齢と過去に読んだ頃の年齢では感じるものも響くものも違うんだって改めて気づく。
    だいたい、人の心って案外簡単に操られてしまうんだなって。「自分の意思」がどこまでが本当の自分の意思なのかわからなくなるって凄い怖いよね?って、いうかそれにさえ気がつけないことがもっと怖い。

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    2020年06月07日