竹岡美穂のレビュー一覧
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古い団地が舞台。そこで絵本作家で待つことに疲れてしまっている想乃と月に一度の大切な人との再会を待つ異世界のお姫様であるユリアが出会う。
想乃は、お姫様と国王陛下の月に1度の再会をスケッチブックに書き留める。それは絵本のように柔らかく童話のように優しく…。幸せそうな彼女たちの様子を見て、想乃も絵本作家として一歩踏み出す。
けれども、ユリアの下には試練が、悲報が訪れる。そして輝くような奇跡が起こるのだ。
異世界が絡むファンタジー作品で、けれども出てくるご飯は野村さんらしくおいしそうで優しい雰囲気を醸し出す。現代を舞台にした、メルヘンで美しいおとぎ話だった。 -
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ファミ通文庫の同名シリーズ5冊の世界での一冊。5冊で打ち切りになった文庫シリーズがこのような形で出ることに野村美月という作家が特別な作家であると思う。また、後書きに書かれている執筆時の作者様の状態から、"永遠"、"命"を書かれたこの作品が作品様にとってもどんな形でもピリオドを打ちたかった作品だったのでは?と想像する。
この一冊で単独作品、とのこと。凝縮されたストーリー、でも急ぎ足感はない。前の5冊のあらすじを自然に紹介しているので、前のシリーズ未読の方も楽しめると思う。まぁ読んでいた方が良いに越したことは無いけど。
文庫版読んでいても思ったけどこれもエロい。作者さんの好きな行為なのかな、と思った。同じような別の作品もあるし。 -
Posted by ブクログ
ファミ通文庫版としては5巻までで打ち切り。そのあと、ライトノベルレーベルではない形として5巻以降に構想していたと思われるエピソードに触れたB6版の大きさの本が一冊出た。その一冊を加えた計6冊で望んだ理想では無いけど物語は閉じられた。
ファミ通文庫の5冊は演劇をメインに話が進む。
出てくる部員がほぼ全員、玄人はだしなので高校演劇部感は全然無い。演者の境遇と演目のシンクロを観賞する。作者さん十八番の文芸作品の内容を巧みに取り入れている。
色んな芝居をやってるなかでは3巻の各チームのトップが出演する『とりかえばや』が豪華。こういうドリームチームは好き。で、この人たちが6冊目に繋がってゆく。
6冊目を楽しむには避けられない5冊。