竹岡美穂のレビュー一覧
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詠使いシリーズ完結です。
映画のような、とても綺麗で素晴らしいEDでした。
戦いではなく、「気持ちを伝え合う」ものだったのが凄く素敵です。
そしてこの物語、気持ちが相容れないことはあっても、
言葉に聞く耳を持たない奴は1人もいなかったですね…(T▽T)
言葉で語れなくても名詠で語れたり…
シャオとネイト君の勝敗、いや気持ちの行き先を分けたのは
パートナー(伴侶。あえてこれで!)の存在。
人間1人では子供を生み出せない、伴侶は人として生きるのに
大切なものだと感じます。
クルーエルが「人」たりえたのも、大切な「人」がいたから。
泣けるのが、ネイト君とカインツさんの共通点。
この2人は名詠式を -
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帰省中、面白さに一気に読破。
それより何より「恋する挿話集1」より先に読んでしまいましたが(殴)
文学少女シリーズ、新シリーズです。
外伝とも言えるのでしょうが、この作品の主役は井上心葉かもしれない、
そんな気もした新しい物語。
今回の語り手は新キャラの「日坂菜乃」ちゃん。
彼女の目を通して、「心葉先輩」になった心葉君、彼をめぐる人々、
そして今回のキーキャラクター(あえてゲストキャラとは書くまい)が
語られます。
菜乃ちゃんは本編でのななせちゃんに近い立ち位置かもしれないです。
(誰もが「遠子先輩」と重ねそうな中、異質かもしれないですが)
本編では泥にまみれたキャラクターが多かった中、
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面白くて元気になる小説なもので、凹んだ時や旅の友にいつもなっています
文学少女。
特に今回かなり凹んでいた時期だったので、森ちゃんの明るさ&
何気にかなりカッコイイ反町君にはスカっとしましたねー。
私はななせちゃんのツンデレを萌えるより「もったいない」と思ってしまう
人間なので、(乙女時代にトキメキがあまりなくて…)
結構反町君の視点には感情移入できました。
正直初期のななせたんは、彼女の独白部分を見ても「結構自己中かも」
とさえ感じたので、後半心葉君と距離が縮まったのは、
彼女が素直に心葉君を思いやっていたからかもしれないです。
そんなななせたんには、素直に他人を思いやれる(おせっかいともい -
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遠子先輩は久しぶりで、実に楽しかった!
短編集は本編のビターな部分は控えめで、甘さとお笑いの詰まった1冊でした。
本編でビター要員だった流人君や美羽ちゃんまで癒し要員に。
珍しく「負け?」な麻貴先輩も見ごたえあり(大笑)。
が、短編集と言ってもこの本、本編シリーズを読んでいないと大変すぎる
ネタバレ満載、もしくは読破していないとニヤリとできない描写満載です。
特に最後の「スノーグース」は画集の短編の対ともいえるお話。
画集の短編を読んでいると倍泣けるお話でした。
が、今回足りないキャラが2人。
ななせたんと千愛ちゃん。
おそらくというかななせたんは確実に今月末に出る「挿話集2」に出る模様。 -
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遂に「文学少女」シリーズの外伝が発売!!
主人公の一人だった遠子先輩が卒業した後のストーリーという事で物足りなさを感じる人もいるかもしれませんが心配無用!
あの心葉くんが、作中ですら「ヘタレ」と書かれているもう一人の主人公があの最終巻での別れからどう変わったかが伺えるので、前作のファンも楽しめます。また、この外伝作品から読んだ人は本編が読みたくなること間違いなしの作品です。
更に文学少女「見習い」も現れる訳ですが、今までの登場キャラクターが翳のある人物ばかりだったのとはうって変わってとても楽天的な女の子で、とても新鮮でした。
物語は今までと同じく文学作品のあらすじを散りばめたミステリー仕立 -
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