竹岡美穂のレビュー一覧
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購入済み
テンポも良く、癒される絵柄
主人公に嫌味なく、シンデレラストーリーのようなお話。
主人公の色々なスキルが明らかになっていくにつれ、ストーリーもどんどん進んで行くので、ストレスなく読める。
次巻にも期待。 -
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Posted by ブクログ
4年ぶりの野村美月先生の新作!
本の声が聞こえる主人公むすぶと様々な本を巡る物語。表題作も素敵なのだがまず1話目からどうしようもなく懐かしさが込み上げてくる。この文章!この雰囲気!おかえりなさい、野村美月先生。ずっとずっと待ってましたと叫びたくなるのも無理ない。
そしてそして。むすぶ、夜長姫(本)、妻科さんの関係。めっちゃ野村美月先生だ。嫉妬深く直ぐ呪うとか口にする夜長姫も色々溜め込んじゃうタイプのツンデレ妻科さんも可愛い。女の子可愛いんですよ。お話も有名文学だけじゃなくてラノベテーマもあり、まゆまゆ先生のうふふ大戦っていうお話も必見。面白かったー!次の物語も待ってます -
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Posted by ブクログ
ファミ通の方では残念ながら打ち切りになった物語の後日談……というか描かれるはずだったエピソードを詩也の娘ミナ目線で綴ったシリーズ最終巻。
うん、読んでよかった。
すっきりした。
野村さんらしく、実に切なく苦しく、それでいて愛おしい物語だよなあ。
詩也に永遠に生きることの目的を教えてくれたアリスちゃんのエピソードも
もう一人の吸血鬼の生き方の選択も
そして、雫と詩也との関係の真相と結末も
きっとシリーズでもっと詳しく描かれるはずだったのだろうけれど、でも、十分神髄は伝わった。
むしろぎゅっと凝縮されて心に響いてきた。
シリーズとして描かれた前半よりも、描かれなかったこの後半の方がもっと切なかっ -
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Posted by ブクログ
シリーズ4巻目はある意味一つのハイライト回。
前巻では結局自分の気持ちしか考えられず、そうじゃないだろうと突っ込むしかなかった詩也。
今巻では綾音の気持ちもちゃんと考えることが出来るように成長したのが嬉しいかぎり。
今回も演じる劇の展開と二人の関係が実によく重なって、さすが作者と感心した。
暗闇のなかで詩也が自分の正体を明かす場面から、その後のクリスマス劇の本番を経て、ラストの告白までの流れが、とてもよかった。
息詰まるような緊張と切なさを経て解放される想い。
うん、こういう場面を見たかったんだよ。
涙を浮かべながら微笑む綾音の姿に胸がキュンとしてしまった。
それにしても綾音のブラ姿とい -