竹岡美穂のレビュー一覧

  • 針子の乙女 (1)

    購入済み

    テンポも良く、癒される絵柄

    主人公に嫌味なく、シンデレラストーリーのようなお話。
    主人公の色々なスキルが明らかになっていくにつれ、ストーリーもどんどん進んで行くので、ストレスなく読める。
    次巻にも期待。

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    2020年08月30日
  • むすぶと本。 『さいごの本やさん』の長い長い終わり

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    ネタバレ

    ある町の最後の本屋の店主が死んだ

    店主を失った本屋は閉店までの間に
    この本屋に思い出を持った様々な客が訪れ
    思い出の本のPOPを飾っていく。

    本と話すことができる少年が
    その書店を訪れる人々と本の物語を
    読み解いたとき
    今まで見えていなかった真実を知る。

    あたたかさの中に鋭利な刃物が忍ばされた物語。

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    2020年08月25日
  • むすぶと本。 『さいごの本やさん』の長い長い終わり

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    初読み作家さんでしたがとても素敵なお話でした。店主の死でお店を閉めることになった本屋さん。舞台が書店なので出てくる方は基本的に本好きばかり。思い思いに別れを惜しむ姿にグッとくるものがありました。ゾロリ懐かしい。本屋さんって、紙の本って良いなぁと改めて思いました。そして謎のキャラむすぶくん。もう1冊シリーズが出ている(そちらが最初?)ようなので気になります。

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    2020年08月04日
  • むすぶと本。 『外科室』の一途

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    ネタバレ

    野村美月さんの新作。
    高校生の頃、文学少女に出会って
    またその世界観に再会できるとは。

    本の声が聞こえる少年・むすぶくんとさまざまな本が織りなすあたたかくて、少し切ない本と人の物語。表題作である泉鏡花の『外科室』を題材とした恋のお話は野村美月さんらしいなと思った。

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    2020年07月07日
  • むすぶと本。 『外科室』の一途

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    4年ぶりの野村美月先生の新作!
    本の声が聞こえる主人公むすぶと様々な本を巡る物語。表題作も素敵なのだがまず1話目からどうしようもなく懐かしさが込み上げてくる。この文章!この雰囲気!おかえりなさい、野村美月先生。ずっとずっと待ってましたと叫びたくなるのも無理ない。
    そしてそして。むすぶ、夜長姫(本)、妻科さんの関係。めっちゃ野村美月先生だ。嫉妬深く直ぐ呪うとか口にする夜長姫も色々溜め込んじゃうタイプのツンデレ妻科さんも可愛い。女の子可愛いんですよ。お話も有名文学だけじゃなくてラノベテーマもあり、まゆまゆ先生のうふふ大戦っていうお話も必見。面白かったー!次の物語も待ってます

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    2020年07月02日
  • 終わらない怪談 赤い本

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    ・この本には、主人公のストーリーがあります。少女が赤い本を手にして、赤い本を読み進めていくと、少女の周りでも赤い本と同じような恐怖が起こります。

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    2019年01月23日
  • “葵” ヒカルが地球にいたころ……(1)

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    全10巻完結。
    女の子苦手男子が、モテまくる話。しーこ可愛い。

    源氏物語を知るともっと楽しめる。

    強い言葉、強い思いも、ともすれば人の足かせにもなってしまう。本当の対等に付き合うのは、守るだけではなく守られること、そんな事を"六条"を読んで感じました。

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    2019年12月18日
  • “葵” ヒカルが地球にいたころ……(1)

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    『文学少女』は面白がりどころがよくわからなく
    同じレーベル先達文学賞受賞者作品と同じくへんにミステリなのがなんであったが
    こういう作品だとなるほどわかりやすい
    伝統正当のらいとのべらないず(=登場人物の個性付けが極端な「キャラクタ小説」化)された少女小説
    現代現在を舞台にほどよく浮かせてこういう話を設ける作者の技量に感心

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    2018年12月09日
  • 楽園への清く正しき道程 国王様と楽園の花嫁たち

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    ネタバレ

    今まで出ていた楽園シリーズの中で一番ファンタジーらしかった一冊だと思う。カテリナ王妃が7番目じゃなかったことが意外。面白かった。

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    2018年05月22日
  • 陸と千星~世界を配る少年と別荘の少女

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    1巻読み切り。
    純愛ライトノベルの名品。
    二人の世界がとても辛くて、でも、互いに相手の幸せを祈っている描写が好きです。お薦めライトノベル。

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    2018年01月29日
  • ただ、それだけでよかったんです

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    あぁ……幸せになってしまうのか……お前も……。   
    あんな綺麗でかっこいい美人さんに抱かれて……。   




    革命は面白かった。 よくやった。 褒めてやる。  
    せいぜい美人なお姉さんとイチャイチャしてろよ。    



    あー、ガキんちょってのはクソだし、大人はもちろんクソだし、いじめってクソだわ、社会なんてクソすぎるし、あー人類滅びないかな。 

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    2017年05月15日
  • 楽園への清く正しき道程 国王様と楽園の花嫁たち

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    ネタバレ

    カテリナのヒロイン力が発揮されていてとても良かった。

    7番目を手に入れられないとはこういうことか。

    結末は違ってもハッピーエンドなら問題ない。

    話がきれいにまとまっていて楽しめた。

    4番目、5番目は1巻分使って書いて欲しかったなと。

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    2017年05月12日
  • 楽園への清く正しき道程 1番目はお嫁さんにしたい系薄幸メイド

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    ネタバレ

    ミーネがとてもかわいく書かれていてとても良かった。

    1番目が手に入ったという表現があったので、7番目が手に入らないというのは7人目が手に入らないということなのだろうか。

    それとも別の何かを指すのだろうか。

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    2017年05月09日
  • 吸血鬼になったキミは永遠の愛をはじめる ~Long Long Engage

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    ファミ通の方では残念ながら打ち切りになった物語の後日談……というか描かれるはずだったエピソードを詩也の娘ミナ目線で綴ったシリーズ最終巻。
    うん、読んでよかった。
    すっきりした。

    野村さんらしく、実に切なく苦しく、それでいて愛おしい物語だよなあ。
    詩也に永遠に生きることの目的を教えてくれたアリスちゃんのエピソードも
    もう一人の吸血鬼の生き方の選択も
    そして、雫と詩也との関係の真相と結末も
    きっとシリーズでもっと詳しく描かれるはずだったのだろうけれど、でも、十分神髄は伝わった。
    むしろぎゅっと凝縮されて心に響いてきた。
    シリーズとして描かれた前半よりも、描かれなかったこの後半の方がもっと切なかっ

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    2017年01月28日
  • おはよう、愚か者。おやすみ、ボクの世界

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    読んでいて、ため息をつきたくなるくらいにすばらしい物語でした。

    何度も何度も裏切られました、ここまで仕組まれていたとは...
    前作「ただ、それだけでよかったんです」にも楽しませていただきましたが、今作もすばらしい作品です。

    是非読んでみてください。
    あーあ、また騙された。

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    2016年12月18日
  • ただ、それだけでよかったんです

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    ここまで仕組まれ、考え込まれたミステリーを読んだのは初めてだ。
    全てが予想を裏切ってきた。
    狂おしいほどに完璧な物語。
    感動してしまった。

    あと、1つ付け加えるなら、菅原は、球磨川禊の一歩手前までいき、球磨川禊にならなかったような人物だった。

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    2016年12月11日
  • “文学少女”見習いの、卒業。

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    ネタバレ

    文学少女見習い。最終巻。報われないことが決まっている恋について、どう決着をつけるのか。そして前巻の「傷心」のラストは?と、面白くないわけがない内容で、その期待どおり、すっごく面白い話だった。「文学少女」で太宰治から始まり、「見習い」で夏目漱石で締めくくられる流れも素敵。読んで良かった。

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    2016年12月12日
  • 吸血鬼になったキミは永遠の愛をはじめる(4)

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    シリーズ4巻目はある意味一つのハイライト回。

    前巻では結局自分の気持ちしか考えられず、そうじゃないだろうと突っ込むしかなかった詩也。
    今巻では綾音の気持ちもちゃんと考えることが出来るように成長したのが嬉しいかぎり。

    今回も演じる劇の展開と二人の関係が実によく重なって、さすが作者と感心した。
    暗闇のなかで詩也が自分の正体を明かす場面から、その後のクリスマス劇の本番を経て、ラストの告白までの流れが、とてもよかった。
    息詰まるような緊張と切なさを経て解放される想い。
    うん、こういう場面を見たかったんだよ。
    涙を浮かべながら微笑む綾音の姿に胸がキュンとしてしまった。

    それにしても綾音のブラ姿とい

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    2016年05月19日
  • ただ、それだけでよかったんです

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    衝撃の、問題の、問題作。言葉が出ない。光の入らない部屋の中で時間も分からず世界から拒絶されているみたいな感覚。間違いなく面白い。

    菅原拓は悪魔なのか。何が正義なのか。人間力テストという名前からして異様なものが、中学校という同年代の者だけを集めた施設の中で行われ、締め付けは加速し無言の圧力は増し自縄自縛でがんじがらめで希望もなく世界には絶望しかなく。救いのない世の中に現れたそれは希望なのだろうか。

    ライトノベルレーベルで出ているが、現役中学生が読んだら現実に戻ってこれないのでは。ダイブ感がすごい。

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    2016年05月14日
  • ついてくる怪談 黒い本

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    ある少年が黒い本という怪談を見つけ、読み進めるうちに少年のまわりでも本の内容と同じことがおこりはじめるという話なんだけど、次になにがおこるのかを考えるとゾクゾクしておもしろいので、オススメです。

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    2016年03月15日