竹岡美穂のレビュー一覧

  • 怪談収集家 山岸良介の帰還

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    主人公の少年が、世の中の怪談が本物かどうか調べる話なので、怪談がたくさんでてきます。怪談やようかいがすきな人もきらいな人も、だれでもおもしろいと感じる作品です。

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    2016年03月09日
  • 番外編 つながっていく怪談 呪う本

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    怪談の本。
    主人公たちが「呪う本」を読むと廻りで同じようなことが起こりはじまる。最後には物語がつながるところが面白いです。

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    2016年03月08日
  • ただ、それだけでよかったんです

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    人間力テストという、コミュニケーションを評価するシステム。
    それを採用した中学校で菅原拓が悪魔と呼ばれる事になった自殺事件。
    自殺事件に発展したイジメの実態と原因を探る物語。
    菅原拓の人物像を想像するのがとても面白い小説だった。イジメの隠されていた様々な歪みに立ち向かう菅原拓に最後の最後で応援したくなった。

    読み返すときは、今度は菅原拓を最初から応援したい。

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    2016年02月24日
  • ただ、それだけでよかったんです

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    今年の電撃小説大賞は一味ちがった。
    昨今の「ラノベ」と呼ばれる小説群とは明らかに
    一線を画す内容であるのだが、これの読者層のことを
    考えると、やはりこれは「ラノベ」なのだろうと思う。
    たまに、こういうのがやってくるから、やめられない。

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    2016年02月14日
  • ハムレット・シンドローム

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    ネタバレ

    うん。凄かった。読メの方でオススメされた作品だったが個人的には大当たり。
    …きっと彼がコマツアリマサなのかそれともハムレットなのかそれともハムレットを演じているコマツアリマサなのか…とかは意味を為さない問いなんだろうな。
    所々に散りばめられた謎と予測していなかった真実と結末で読後感もまたいい。

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    2016年01月22日
  • “文学少女”と恋する挿話集2

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    野村美月&竹岡美穂が2009年に発表した"文学少女"シリーズの外伝第2巻。FB Onlineで公開されていた短編をまとめたもので、本編に比べ、軽いノリで読みやすいです。今回は、ななせと森ちゃんのお話が中心です。心葉や遠子先輩が色々な事件に首を突っ込んでいる間にも色々な事がありました。本編とのリンクも素晴らしく、これを読むと、また本編を読みたくなる衝動に駆られます。森ちゃんと反町くんの初々しい感じが本当に良い。色々な事に一生懸命なななせは応援したくなります。それにしても、森紅楽々…すごい名前だ。

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    2016年01月16日
  • “文学少女”と恋する挿話集1

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    野村美月&竹岡美穂が2008年に発表した"文学少女"シリーズの外伝第1巻です。FB Onlineなどで公開されていた短編をまとめたもので、本編に比べて、軽いノリの作品が多いので読みやすいです。短くてもきちんと文学少女しています。あのシリアスな展開の裏では、どんな事があったのかが分かってとても面白いです。こういう世界観が広がる作品は読んでてて楽しい。芥川くんと美羽の物語は初々しくて良いですね。遠子先輩のクラスメイトの話って、ここに出てくるのが初めてかな。

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    2016年01月15日
  • 吸血鬼になったキミは永遠の愛をはじめる(4)

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    プシケーから秘密を知られないように、けど一緒にいるために距離を置くエロスと詩也&綾音の関係がリンクしていて、倍増しで気になって仕方なかった。

    ラストに恋を始められてよかった。

    ここから、愛にどう変えていくのか凄く気になる。(始める相手も気になるし、、)

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    2015年05月18日
  • 吸血鬼になったキミは永遠の愛をはじめる(4)

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    ネタバレ

    メインシリーズなのに、今回はイマイチだなぁ、と思っていこのシリーズですが、ごめんなさい。すっごい面白かったです。秘密を隠すために、プシケから少し距離を置こうとするエロスと、リアルでも綾音と距離を置こうとする詩也の心が重なり、大円談のラストとなりました。そしてもちろん、今回一番いいところを持っていったのはカレナ様。そして乃木阪ナイツに拉致されていった時はどうなるのだろうと思ったら、モブキャラにも人格がふきこまれ、益々世界観が広がりました。
    後は雫の思い出と、綾音も思い出になっていくところが描かれるのかな?

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    2015年05月01日
  • 陸と千星~世界を配る少年と別荘の少女

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    大きなことが起きるお話ではありません。
    一夏、ただ毎朝出逢うだけの少女と少年の、淡い恋のお話。

    読んでいて悲しくて、胸が痛くて。何度も本を置きました。

    終りが来ると分かっていて、
    どうしてそれでも惹かれていくのでしょう。

    絵を描くことで自分を支えている少年、陸。
    彼は最後に、初恋の少女を画布に写し、賞を取ります。

    彼はきっと孤独の中で自立して、名のある画家になるかも
    しれません。

    その受賞と、彼の想いを受け取る千星も、今のまま
    ひとりで日常を丁寧に生きて、多分進学し、いずれ
    静かな家庭を持つでしょう。

    いつか届けば。

    そう願いながら、きっと彼女たちは
    名実ともに大人になっても、思

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    2015年03月08日
  • “六条” ヒカルが地球にいたころ……(9)

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    どうやってまとめるのだろう?と思って読んでいたら、なるほどな展開。
    少し弱いかな?と、思っていたら、意外な展開。
    あなどれない。

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    2015年01月20日
  • “文学少女”と恋する挿話集3

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    今回は毬谷先生と竹田さんにスポットが当てられている作品になっています。毬谷先生の話は読んだのがだいぶ前で思い出すのに時間がかかってしまいましたが、本編前、本編後の話と収録されていて、思い出すと同時にかなり切なくなりました。竹田さんのその後の話では人間として成長している竹田さんの姿が見れて満足でした。 あとは牛園さんの再登場に個人的に沸きました。本当にこの人には幸せになって欲しいです。

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    2015年01月09日
  • “文学少女”と恋する挿話集2

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    反町君と森さんのカップルが読んでてニヤニヤしてしまうほど微笑ましいです。反町君のキャラクターがとてもよく、いちいち詩人に影響を受けるシーンでは笑いが止まりませんでした。今作でメインの琴吹さんは本当に乙女で読んでて切なくなります。幸せになって欲しいと切に願います。

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    2015年01月09日
  • “空蝉” ヒカルが地球にいたころ……(7)

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    読み始めると、途中でやめられずに一気読みでした。ヒカルの秘密が語られているようで、まだ語られてないようで。

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    2015年01月08日
  • “文学少女”と恋する挿話集1

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    今作は本編の内容を補完する話が多めで、本編がとても面白かったので楽しく読めました。シリアスからギャグまで幅広く楽しめます。 どの話も印象に残っているのですが、美羽と芥川君の話が特に良かったです。美羽が前に進めそうで安心しました。 あとは、まあ、1話目の柔道部の主将には個人的に幸せになって欲しいです。

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    2015年01月05日
  • 吸血鬼になったキミは永遠の愛をはじめる(1)

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    野村先生新作、やっと読めました。
    出たばかりの3巻が凄く読みたくて、まだ1巻を
    読んでないじゃないか!ということで
    年末年始の友にしてきました。

    …物凄い好みでした。キャラが凄く好みなので
    楽しみにはしてましたが、ここまでとは。
    前作と違い、今回は主人公・詩也が否が応でも「核」に
    なるであろうお話なので、そういう意味でも楽しみ。
    ヒロインの綾音先輩も、最初遠子先輩と似てるかなと
    思いきや、結構本人自らが暴れる子で好みでした…(*´▽`*)
    他のキャラ達も華やかなので、今後も楽しみ。

    凄い好みすぎたので、まだ3巻までなのがもどかしい…
    楽しみなシリーズになりました。

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    2015年01月03日
  • “朧月夜” ヒカルが地球にいたころ……(4)

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    源氏物語にインスパイアされながら、なかなかにシビアな展開。
    どんどんシビアになっていっているが、大丈夫かな?

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    2014年12月19日
  • “藤壺” ヒカルが地球にいたころ……(10)

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    ネタバレ

    ついに完結巻です。
    ほぼ新刊を読んでいた(即ではないですが購入はしていた)
    文学少女に比べのったり追いかけてしまいましたが、
    今回のクライマックスも秀逸でした。

    そして、1巻から書きたかったことがやっと感想に書けます。
    帆夏ちゃん、おめでとう!
    他の巻の感想でも散々書いてますが
    彼女が是光のパートナーになってほしいは、ずっとありました。
    というのも、彼女が好きだからもありますが、
    是「光」と(紫)「式部」。
    この「紫」って紫の上(若紫)とも言われるので、
    もう1人の源氏と若紫とずっと思っていました。
    ただ、逆に言えば是光は光の君でないし、帆夏ちゃんも
    紫の上でないので、
    源氏物語のように切な

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    2014年12月14日
  • “夕顔” ヒカルが地球にいたころ……(2)

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    扱っているテーマがシリアス。
    それを一生懸命解決しようとしているところが好感触。
    式部さんがここで動き始めるとは。次巻に期待。

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    2014年12月03日
  • “空蝉” ヒカルが地球にいたころ……(7)

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    ヒカルの子供をお腹に宿したという女子大生「空」は、
    一人でその子供を産み育てようとしていた…。

    というところからお話は始まります。
    結果だけを言えばそれは、想像妊娠であったのですが…。

    このお話で大事なのは、ヒカルの最愛の女性が義母で
    あったことが明かされるのと、是光くんが、息子を愛せず
    家を出て行ったお母さんとの間に、拒絶されながらも
    自力で心に折り合いをつけることです。

    母性あふれる空に接しながら、是光くんは自分が
    愛されたかった幼子であったことや、実母からその愛は
    受けられなかったものだったことを思い出します。

    オトナな見解を言えば、是光くんのお母さんが子供を
    愛せなかった背景に

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    2014年11月10日