【感想・ネタバレ】“文学少女”と恋する挿話集2のレビュー

あらすじ

親切だけどお節介で早とちりな、ななせの親友・森ちゃん。そんな彼女に恋する少年・反町の前に、“文学少女”が現れて――!? 『“文学少女”と愛を叫ぶ詩人【ハイネ】』、心葉【このは】に恋するななせの切ない胸の裡を描く『ななせの恋日記』ほか、今回はななせ&森ちゃん達をメインに贈る、物語を食べちゃうくらい深く愛する“文学少女”の、恋する挿話集第2弾!! 時に本編で語られなかった秘めた想いまでもが描かれる、甘く切なくほろ苦い、珠玉の恋のエピソード集!!

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

反町くんほど全力で詩を楽しめたらどんなにいいか、彼の感受性の強さは凄まじいですね。
今回は心葉くんとななせちゃんのクラスメイトふたりに焦点が当てられていましたが、森ちゃんがとっても可愛くて優しい子すぎる。友達のために泣いて怒れる森ちゃんも、反町くんの不器用ながら一生懸命な行動に少し涙が出ました。
なせちゃんだけでなく、森ちゃん反町くんにも幸せになってもらいたいですね。
遠子先輩は反町くんにとってもある意味特別な先輩だったんだなぁ、遠子先輩を慕う後輩は心葉くんだけじゃなかったんだなぁと知れて私はとても嬉しかったです。

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2025年10月03日

Posted by ブクログ

野村美月&竹岡美穂が2009年に発表した"文学少女"シリーズの外伝第2巻。FB Onlineで公開されていた短編をまとめたもので、本編に比べ、軽いノリで読みやすいです。今回は、ななせと森ちゃんのお話が中心です。心葉や遠子先輩が色々な事件に首を突っ込んでいる間にも色々な事がありました。本編とのリンクも素晴らしく、これを読むと、また本編を読みたくなる衝動に駆られます。森ちゃんと反町くんの初々しい感じが本当に良い。色々な事に一生懸命なななせは応援したくなります。それにしても、森紅楽々…すごい名前だ。

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2016年01月16日

Posted by ブクログ

反町君と森さんのカップルが読んでてニヤニヤしてしまうほど微笑ましいです。反町君のキャラクターがとてもよく、いちいち詩人に影響を受けるシーンでは笑いが止まりませんでした。今作でメインの琴吹さんは本当に乙女で読んでて切なくなります。幸せになって欲しいと切に願います。

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2015年01月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

"文学少女"の短編集第二弾。ななせちゃんの親友森さんと反町君の恋の話とななせちゃん視点の本編の話などが収録、①巻のあとがきで予告の通りななせちゃん成分が多く、そのかわいさに悶えました。その恋が報われることがないのが分かってしまっているのが残念だが、外伝の方でどのような展開になるのか楽しみ。おやつシリーズの心葉君に様々な疑惑が向けられる話も良かった。

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2012年08月15日

Posted by ブクログ

これは、物語や文学を食べちゃうくらい愛する文学少女と、彼女を取り巻く人々の物語―

恋っていいですね!このおはなし見て実感しました!
森ちゃんの下の名前で呼ばれたときの反応とか可愛かった! 
見てて思わずにやついてしまう内容でした。

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2011年07月24日

Posted by ブクログ

琴吹さんの幸せそうな様子が見えてもその後のことが余計に強調されて寂しい気持ちになりました。彼女が幸せになる日を心から祈ってます。反町くんと森ちゃんの二人は楽しく読めました。

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2011年04月20日

Posted by ブクログ

【ただの感想】

予想以上に反町くんと森さんの話が多かったのは意外だったけど、退屈することなく楽しんで読めた。この二人は見ていて(読んでいて)ともて楽しいね。末永く仲良くやっていきそうな雰囲気を醸し出しているのがよかった。

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2010年05月12日

Posted by ブクログ

文学少女の短編集第2弾です。

詩人シリーズとななせの恋日記、今日のおやつシリーズ収録です。

本編とは違い笑えるので、こちらもおすすめ!

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2010年01月20日

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この本で初めて、タゴールの詩を知った。いろんな詩が紹介されていて、よかった。
森ちゃんと反町くんのカップルはこの物語の中で一番素敵で、安心して読めるカップルだ。ずっとこんな感じでいてほしい!

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2009年12月19日

Posted by ブクログ

面白くて元気になる小説なもので、凹んだ時や旅の友にいつもなっています
文学少女。
特に今回かなり凹んでいた時期だったので、森ちゃんの明るさ&
何気にかなりカッコイイ反町君にはスカっとしましたねー。
私はななせちゃんのツンデレを萌えるより「もったいない」と思ってしまう
人間なので、(乙女時代にトキメキがあまりなくて…)
結構反町君の視点には感情移入できました。
正直初期のななせたんは、彼女の独白部分を見ても「結構自己中かも」
とさえ感じたので、後半心葉君と距離が縮まったのは、
彼女が素直に心葉君を思いやっていたからかもしれないです。
そんなななせたんには、素直に他人を思いやれる(おせっかいともいう(笑)
森ちゃんはまぶしかったでしょうねー。
でもその森ちゃんも、ななせたんも、何より心葉君も、
自分が相手に尽くすのが好きだったようで…(笑)。
心葉君→遠子先輩
ななせたん→心葉君
森ちゃん→ななせたん(あれ?
この森ちゃんは、何気に反町君には素直に甘えてるんですよね。
彼ほったらかしでななせたん心配したり…
反町君、男の包容力の見せ所…を遠子先輩に伝授してもらいました(笑)。
遠子先輩の洞察力は凄すぎ…ですが1番自分に不器用なんですよね。

自分は森ちゃんの名前、可愛いと思うんだけど…でも確かに
「森ちゃん」のほうが可愛いが…反町君の名前連呼は1番可愛かった。

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2010年04月11日

Posted by ブクログ

「ななせの恋日記」の破壊力が絶大過ぎました・・・。
そして亮太、あまりにいいヤツだよ、キミは。
森ちゃんと末永くお幸せに。
「今日のおやつ」では根も葉もない噂に翻弄される心葉が微笑ましいです。

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2009年10月07日

ネタバレ 購入済み

脇役にも物語がある

心葉、遠子先輩が物語を紡いでいた裏で、その周りの者達も「自分の物語の主人公」をもちろん演じていた訳で、今巻ではその辺がメインとして描かれています。

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2022年05月04日

Posted by ブクログ

シリーズ番外編第2弾。今回は、ななせの恋心を描く話と、ななせの親友の森紅楽々(もり・くらら)とその彼氏の反町亮太(そりまち・りょうた)が中心です。

ななせの恋日記は、これまで考えていたキャラと少しズレているような気がして、微妙な違和感がありました。森ちゃんと亮太の物語は、ベタ甘のラブコメです。何だか体中がかゆくなりますが、楽しんで読めました。

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2014年05月28日

Posted by ブクログ

ツンデレ少女の友人、とその彼氏の話。
本編舞台裏状態で、面白かった…というか、この2人の爆走ぶりが
本編シリアスとものすごい裏表で笑えるものが。

とくに笑えたのが、水着とエプロンですが。
それはありなのか!? と思いましすが、まぁ先に馬鹿(?)したのは彼氏。
そしてそれに答える彼女…。
すんごいバカップル(笑)
青春っていいね、というより、すごいね、でした。

そして要所要所に挟まれる、ツンデレ具合。
これが好きな人にはたまらりませんが、本人立場に立つと
もうどうしようもない嫌悪感でいっぱいです。
本編も終わっていると言うのに、がんばれ~と思ってしまいますね、これ。

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2013年02月07日

Posted by ブクログ

恋っていいなと思いました。
なかなか不憫なキャラクターだった琴吹さんメインのお話が読めて嬉しかったです。ほんとに女の子らしくて一途な琴吹さん好きです。
心葉も本編では基本的に遠子先輩にいざというとき支えてもらって少し頼りないイメージでしたが今回の短編で見直しました。すっごく気遣いができて嫌味じゃない素敵な男の子だったんですね。
ここまで出来る男の子は現実にはそうそういないと思います。

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2011年12月15日

Posted by ブクログ

主に反町君の活躍を描く短編集2巻目。
森ちゃんとの付き合いが甘くてそれでいて一筋縄では行かぬところがいい。
文学少女にある意味洗脳されていく反町君www

出版順に読むと本気で琴吹さんがかわいそうになってくる(´;ω;`)ブワッ
あまりに一途すぎてそろそろついていけなくなってくる。辛いです、先生。

それにしても反町君、本当に君はいいヤツだ。GJ。

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2011年02月01日

Posted by ブクログ

短編集として、本編中での琴吹視点の話がいくつかと、琴吹の友人の森たちの話。

本編で語られる事がなかった琴吹の想いではあるが、それはとてもとても強かったのは多くを語らずとも分かるのだが、改めて描かれると重いな;;
その重さをうまく帳消しにするのが森&反町のバカップルな話で、森の名前があんなになってるなんて予想外w

結局はこの当時の琴吹の想いを実らなかったのだけれど、いつかは幸せになってほしいよね。
ただ、何年も引きずりそうではあるが;;

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2010年07月10日

Posted by ブクログ

ななせファン必読!
本編が完結して「どうして作者はななせに冷たいんだ〜(泣)」と思っていましたが、ちゃんとななせには心強い応援団がいたんですね。
‘詩人’シリーズの主人公反町くんを通じて三角関係を見ることで、より深みを感じました。
タゴールの詩を読んでみたいけど、見つからない・・・

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2010年02月15日

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★4.5。反町くんと森ちゃんが本当に良い子で可愛くて、この2人がななせちゃんの隣にいてくれて本当に良かったと思った。

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2010年06月15日

Posted by ブクログ

 反町くんと森ちゃんの青い春が程よくこっ恥ずかしくて可愛らしかったです。
 ななせちゃんもいじらしくて切なくて、でもやっぱり可愛くて良い子ですね。挿絵の笑顔の可愛さは半端無い。
 ……なんか「可愛い」ばっかり言ってるのはどういうことだ。けど本当に可愛い。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

挿話集②。
ななせの友人の森ちゃんの恋愛と、ななせとコノハの恋愛。

[森ちゃんのつぶやき]
ななせと森ちゃんの出会い。

[愛を叫ぶ詩人]
森ちゃんに想いを寄せる若人と、それのアドバイスのために遠子先輩が渡したハイネの詩集。
詩は良う分からんのだ。。。
それにしても森ちゃんの名前は確かに恥ずかしい

[おやつ『ロリータ』]
コノハくんのロリコン疑惑。

[キスを待てない詩人]
森ちゃんと恋人関係になったのでキスをしたいと葛藤する彼氏。
青春という感じがするけども親に見られるのは色々ときつい。

[おやつ『飛ぶ教室』]
コノハと芥川のホモ疑惑。

[ななせの恋日記]
本文もさることながら「Nanase Note」が可愛かった。

[汚れつちまつた詩人]
キスの続きとななせを裏切るコノハをとっちめる話。
この時期のコノハは色々と追い詰められて辛かったんだよ。。。

[おやつ『銀の匙』]
コノハのマザコン疑惑。
そして遠子先輩の母性について。

[祝福する詩人]
卒業式と振られたななせを慰める話。
最後は肩を貸してあげたりはしたけども、水着の女の子を抱きしめたわけではなく、「よく耐えた!」と思った。

[ななせの恋日記 特別編]
コノハとななせのデート。
すごく甘く、その後の展開をしる身としては切なかったです。

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2019年10月27日

Posted by ブクログ

“そう言いながら、夕日の色をした大粒の涙をあふれさせる。
ああっ、本当にっ!なんて、早とちりなんだっ!森!
オレは呆れるやら、腹が立つやら、胸が切なくなるやらで、気がつくと、言えなかった言葉を口にしていた。
「オレが好きなのは、琴吹じゃねーよ」
「えっ」
「オレが好きなのは、おまえだ、森」
鼻水をすすりながら、手で顔をごしごしこすっていた森が、目をまんまるに見開く。
「なに……言ってんの?反町くん?」
「だから、オレが好きなのは、最初からおまえなんだっ」
ああ、言っちまった。やべ、顔が熱くなってきた。”

ななせがすごく可愛い。
あと、森ちゃんと亮太君のカップルは本当楽しそう。

“「けどさ!先輩も、人に教えるだけじゃなくて、たまには自分のために読んで、実践してみるのもいいと思うぞ」
天野先輩が目を見開く。
オレは、晴れやかに言った。
「恋をしろよ!文学少女!」
それはオレの、彼女へのエールだった。
ためらったり誤魔化したりせず、自分の気持ちをしっかり見つめて、まっすぐに行動すること。ハイネやバイロンや中也やゴールを通じて、それを教えてくれたのは、この“文学少女”だから。

「卒業おめでとう!」”

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2011年01月12日

Posted by ブクログ

ななせ派としては、愛らしい描写にぐっとくる一方、結末を知っているだけに、読んでいて辛い。彼女をなんとか救って欲しい。

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2010年03月10日

Posted by ブクログ

森ちゃんと反町君とななせのお話。ななせは大好きなので、ななせメインの話とかは良かったけど、森ちゃんと反町君は興味がないので評価は低めです。

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2011年03月27日

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