【感想・ネタバレ】“空蝉” ヒカルが地球にいたころ……(7)のレビュー

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Posted by ブクログ 2015年01月08日

読み始めると、途中でやめられずに一気読みでした。ヒカルの秘密が語られているようで、まだ語られてないようで。

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Posted by ブクログ 2014年11月10日

ヒカルの子供をお腹に宿したという女子大生「空」は、
一人でその子供を産み育てようとしていた…。

というところからお話は始まります。
結果だけを言えばそれは、想像妊娠であったのですが…。

このお話で大事なのは、ヒカルの最愛の女性が義母で
あったことが明かされるのと、是光くんが、息子を愛せず
家を出...続きを読むて行ったお母さんとの間に、拒絶されながらも
自力で心に折り合いをつけることです。

母性あふれる空に接しながら、是光くんは自分が
愛されたかった幼子であったことや、実母からその愛は
受けられなかったものだったことを思い出します。

オトナな見解を言えば、是光くんのお母さんが子供を
愛せなかった背景には、恐らく不幸であった結婚生活が
横たわっていたはずで、再婚相手との子を慈しめている
ということは、家庭に恵まれたのだ、ということは
書かれていません。

愛情を注ぐ余裕もないほど、親でも壊れ3ることはあり。
だからといって子供が置き去りにされていいわけでもなく。

一行でいいから、お母さんの側からの気持も、
書いてあげて欲しかった。

育児放棄の言い訳とかじゃなく。
本当にどうしようもないケースもあるので…。
(この場合はどうしようもない、タイプだと思うのですよね。)

代わりに、妊娠話にきゃあきゃあ言ってる女子の描写を
少し削っていいから。

子供が生まれるとか、家庭破壊ってチョロくないので…。
これを読んでる主力読者の世代に、それはわかってほしい。

野村さんも分かってらっしゃるから

「避妊しなきゃいけなかった、責任は僕にある」

ってヒカルくんが悩むとかはちゃんと書いてるし
実は想像妊娠というオチで
まるで夢にほんわりと纏めているのでしょうね。

源氏物語の「空蝉」より
この話の「空」と「荻」のほうが、好きかな。
なんとなく先に希望があるから。

そもそも、空蝉と「空』の苦悩じゃ、似てても質が違うから
「空』のほうが明るいのは当然なのですけどね。

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Posted by ブクログ 2013年05月05日

「母」を軸に、是光のトラウマと光の“最愛”が明らかになりました。
是光に感情移入して、泣きそうになる部分もありましたが、是光を愛することが出来ず、つらい思いをしている母親にも感情移入してしまいました。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2014年06月14日

評価:☆4.5
今回のターゲットはなんと、ヒカルが妊娠させたという女の子、蝉ヶ谷空。


おいおいヒカル、いくらハーレム皇子と言ってもそりゃねーよ・・・と思ってたら勘違いだったので一安心?

母親(予定)と是光の母親への複雑な思いを上手くストーリーに絡めていた。
涙を零しながらも笑顔で母と弟を見送る...続きを読む是光の姿には涙腺やられたよ・・・。

是光の心に芽生えた、「俺が守ってやらなくちゃ」という葵への強い想い。これはまた荒れそうな・・・w
朝ちゃんの朝ちゃん呼びの許可とかもうツンデレ全開だし、どうなることやらw
是光が女の子として意識している描写(葵は誘えて帆夏は誘えない)はあったので、まだ期待したい!
まぁ最後の葵の手握るシーン見てたら勝目なさそうなんですが(ノд`)

ひいなが生まれた環境が予想以上に過酷だった・・・・公衆トイレで産み捨てって。
そりゃ家族に思い入れできるわな。
空の妹がビッチすぎてわろたw
Cパートの逆に赤面させられる月夜子先輩可愛い。

あとこれは本編ではないけど、あとがきで野村先生が「ななせと帆夏は正反対のキャラとして描いているつもり」と書いていたのが驚きだった。
多少の違いはあれ、方向性は同じだと思ってたよ・・・うーんきっちり読めてないのかねぇ。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2014年04月30日

【ヒカルが地球にいたころ・・・・・・】7冊目。
今回のヒロインは共感できました。手の届かないものって怖いんだよね、だから、避けちゃう気持ちもわたしはわかる。
是光くん成長の回!でしたね、この巻は。ひいなちゃんのことも少しわかったし(あれが全部なのかな?)、最初は苦手だったひいなちゃんも“朧月夜”あた...続きを読むりからはすきになってたし、こうかな?って予想もできてたけど。

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Posted by ブクログ 2013年10月02日

はい、というわけで想定の範囲内のお話でしたが、今巻では是光自身の話だったり周辺の関係だったりに変化が生じてなかなか面白い仕上がりになっていると思います。

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Posted by ブクログ 2013年09月25日

まさかの是光編だった。
母に愛してほしかった是光の気持ちが綴られた話。
ちょっと消化不良があったけど、一つ乗り越えた是光がカッコよかった。

是光の笑った顔がみたい!!
けど、想像するしかない(泣)

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Posted by ブクログ 2013年08月30日

是光が自分の過去と向き合う話。自分の過去と向き合って答えを出した是光が、これからどうなっていくか楽しみ。

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Posted by ブクログ 2013年08月22日

シリーズ7巻、やってしまいましたなあヒカルさん。隠し子疑惑回。
ヒロインである空との交流から、忘れかけていた母性に触れた是光の内面が描かれる。是光にとっての最大級と思われる困難も登場。ヒカルとともに自分の過去に向き合う姿には初めてくらいに美しい友情を感じた。
帚木と箒木の伏線がヒロイン方向の謎解きに...続きを読むとどまらず物語に影響を与えすごく良かった。そのほかデレる朝ちゃんや星の時間など鮮烈な場面が多い。

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Posted by ブクログ 2013年06月15日

今回はいつも以上にストレートだった。是光の母親との問題が解決したので、これから是光にどんな変化があるのか楽しみ。葵とのフラグが確率し始めたがどうなっていくのやら…。帆夏の扱いがまた…。

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Posted by ブクログ 2013年05月23日

空蝉や、明石は源氏物語の章段の中でも好きなお話なので楽しみに読みました。途中でオチはわかりましたがヒカルの周りには魅力的な女性がいすぎです。是光のこれからにも期待。

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Posted by ブクログ 2013年05月04日

大好きだ、母さん、大好きだ。
俺は、ちゃんと笑えているか?
ちゃんと、伝えられているか?

今回登場する女の子はヒカルの子を宿しているという空。
女としてのヒカルへの想いと母としての子への想いが、原典の「空蝉」と「明石」をモチーフに丁寧に描かれています。

しかし空の話ももちろんよかったんだけど、...続きを読む母と子の物語ということで、
個人的により感動したのが是光とその母親の話ね。

幼いころ自分を置いていなくなった母親。
思い出といえば泣きながら謝る姿ばかり。
しかもその涙も、我が子を愛することができない故で―。

是光にとって女性不信の原点となるのがこの母親という存在。
母親に愛されないというのは想像もつかないくらいの悲しみと苦しみなんだろうな。
そんな中、不意に再会した母親からは知らない人扱いされて・・・
そりゃ是光でなくても走って逃げだすよ。


それでも、今の是光には支えてくれる友人たちがいる。
一緒に笑顔の練習をしてくれたヒカル。
愛されるより愛する方が幸せだと語ってくれたひいな。
再び母親と出会ったとき、何も言わず手を握ってくれた葵。
友人たちの思いを胸に、もう大丈夫だからと母親に対し泣きながらも必死に笑おうとする是光の姿には胸が熱くなった。
感動した。


さて、この「ヒカルが地球にいたころ・・・」も後半戦に突入中。
次回は花散里。是光への思いを胸にすっかり綺麗になったみちるの話ですね。
ヒカルというよりは是光が話の中心になってくるのかな?
原典では源氏の妻の中では紫の上に次ぐ立場だったお方だそうで。
どんな物語なのか。是光の恋愛模様を含め、楽しみです。

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Posted by ブクログ 2013年05月07日

面白かったです。
ヒカルが地球にいたころ・・・・・・も、もう後半戦です。
今後の展開に期待です。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2013年04月29日

まさか想像妊娠とは。それにしても男子読者の方が多いシリーズで、そんな女の子トリックをつかうとは…無理です(^^ゞ
母親の突然の登場と人物像がはっきりしない描写はいまいちピンとこなかったのと主人公のキャラが弱かったので、今回は不完全燃焼感があります。あとがきの方がインパクト大。もう既に本編が完成してる...続きを読む?10巻で完結、あと3巻!?

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Posted by ブクログ 2018年10月09日

ヒカルの子を妊娠している空の登場で、ヒカルの中二からのプラトニックでなさが上澄みっぽいとはいえ明け透けに語られてちょっとびっくり。明らかになったヒカルの最愛の立ち位置にも驚く。爽やかとは言い難いけれど、大学生の空の強く見えて妹を貶めたり臆病な情けない所をヒカルが厳しく追及して解放するのが新鮮だった。

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Posted by ブクログ 2014年04月13日

ちょっと開きましたが7巻目!
今回は確かにキーポイント的な巻でした。
今月末に出る最終巻のヒロインとの対峙を考えると
この巻を踏まえていることは大きいと思います。

しかしこの巻のヒロインは、最終的に感情移入が
全くできなくて参りました…
自分が不幸だけど幸せ!な顔をして周りの人間を
無意識に不幸に...続きを読むしている(とまではいかなくてもさせている)
考えはものすごく苦手なので。

今回のキーポイントになった「母」というのは、自分の笑顔・行動で
周りを笑顔に出来る人だと思います。
正直、今回出てきた「母」はそれが出来ていない
(今、しようと頑張ってはいるけど過去からは逃げたまま)
もう一人の「母」はやっとスタートラインで。

逆に今回それが出来たのは母でもなんでもない葵ちゃん。
結構この子は支えられてる子のようで支えてる子なので
最後まで目が離せませんね。

私的には、あくまで「是光」にとってのヒロインである
帆夏ちゃんを応援してますが。
この子だけヒカルと接点がないんですよね
(あ、8巻のヒロインはどうなんだ?)
彼女も、「支えたい、力になりたい」想いは
1番といっていいぐらいの子。
どうなるかな?

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Posted by ブクログ 2013年06月16日

とても面白かったが、オチみたいなのが、ちょっと酷いなぁ…と感じた。

是光くんのお母さんも出てきたりと内容的には、しっかりと詰まっているような気がして、良かったと思う。

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