竹岡美穂のレビュー一覧

  • 終わらない怪談 赤い本
    ・この本には、主人公のストーリーがあります。少女が赤い本を手にして、赤い本を読み進めていくと、少女の周りでも赤い本と同じような恐怖が起こります。
  • “葵” ヒカルが地球にいたころ……(1)
    全10巻完結。
    女の子苦手男子が、モテまくる話。しーこ可愛い。

    源氏物語を知るともっと楽しめる。

    強い言葉、強い思いも、ともすれば人の足かせにもなってしまう。本当の対等に付き合うのは、守るだけではなく守られること、そんな事を"六条"を読んで感じました。
  • “葵” ヒカルが地球にいたころ……(1)
    『文学少女』は面白がりどころがよくわからなく
    同じレーベル先達文学賞受賞者作品と同じくへんにミステリなのがなんであったが
    こういう作品だとなるほどわかりやすい
    伝統正当のらいとのべらないず(=登場人物の個性付けが極端な「キャラクタ小説」化)された少女小説
    現代現在を舞台にほどよく浮かせてこういう話を...続きを読む
  • 楽園への清く正しき道程 国王様と楽園の花嫁たち
    今まで出ていた楽園シリーズの中で一番ファンタジーらしかった一冊だと思う。カテリナ王妃が7番目じゃなかったことが意外。面白かった。
  • 陸と千星~世界を配る少年と別荘の少女
    1巻読み切り。
    純愛ライトノベルの名品。
    二人の世界がとても辛くて、でも、互いに相手の幸せを祈っている描写が好きです。お薦めライトノベル。
  • ただ、それだけでよかったんです
    あぁ……幸せになってしまうのか……お前も……。   
    あんな綺麗でかっこいい美人さんに抱かれて……。   




    革命は面白かった。 よくやった。 褒めてやる。  
    せいぜい美人なお姉さんとイチャイチャしてろよ。    



    あー、ガキんちょってのはクソだし、大人はもちろんクソだし、いじめってク...続きを読む
  • 楽園への清く正しき道程 国王様と楽園の花嫁たち
    カテリナのヒロイン力が発揮されていてとても良かった。

    7番目を手に入れられないとはこういうことか。

    結末は違ってもハッピーエンドなら問題ない。

    話がきれいにまとまっていて楽しめた。

    4番目、5番目は1巻分使って書いて欲しかったなと。
  • 楽園への清く正しき道程 1番目はお嫁さんにしたい系薄幸メイド
    ミーネがとてもかわいく書かれていてとても良かった。

    1番目が手に入ったという表現があったので、7番目が手に入らないというのは7人目が手に入らないということなのだろうか。

    それとも別の何かを指すのだろうか。
  • 吸血鬼になったキミは永遠の愛をはじめる ~Long Long Engage
    ファミ通の方では残念ながら打ち切りになった物語の後日談……というか描かれるはずだったエピソードを詩也の娘ミナ目線で綴ったシリーズ最終巻。
    うん、読んでよかった。
    すっきりした。

    野村さんらしく、実に切なく苦しく、それでいて愛おしい物語だよなあ。
    詩也に永遠に生きることの目的を教えてくれたアリスちゃ...続きを読む
  • おはよう、愚か者。おやすみ、ボクの世界
    読んでいて、ため息をつきたくなるくらいにすばらしい物語でした。

    何度も何度も裏切られました、ここまで仕組まれていたとは...
    前作「ただ、それだけでよかったんです」にも楽しませていただきましたが、今作もすばらしい作品です。

    是非読んでみてください。
    あーあ、また騙された。
  • ただ、それだけでよかったんです
    ここまで仕組まれ、考え込まれたミステリーを読んだのは初めてだ。
    全てが予想を裏切ってきた。
    狂おしいほどに完璧な物語。
    感動してしまった。

    あと、1つ付け加えるなら、菅原は、球磨川禊の一歩手前までいき、球磨川禊にならなかったような人物だった。
  • “文学少女”見習いの、卒業。
    文学少女見習い。最終巻。報われないことが決まっている恋について、どう決着をつけるのか。そして前巻の「傷心」のラストは?と、面白くないわけがない内容で、その期待どおり、すっごく面白い話だった。「文学少女」で太宰治から始まり、「見習い」で夏目漱石で締めくくられる流れも素敵。読んで良かった。
  • 吸血鬼になったキミは永遠の愛をはじめる(4)
    シリーズ4巻目はある意味一つのハイライト回。

    前巻では結局自分の気持ちしか考えられず、そうじゃないだろうと突っ込むしかなかった詩也。
    今巻では綾音の気持ちもちゃんと考えることが出来るように成長したのが嬉しいかぎり。

    今回も演じる劇の展開と二人の関係が実によく重なって、さすが作者と感心した。
    暗闇...続きを読む
  • ただ、それだけでよかったんです
    衝撃の、問題の、問題作。言葉が出ない。光の入らない部屋の中で時間も分からず世界から拒絶されているみたいな感覚。間違いなく面白い。

    菅原拓は悪魔なのか。何が正義なのか。人間力テストという名前からして異様なものが、中学校という同年代の者だけを集めた施設の中で行われ、締め付けは加速し無言の圧力は増し自縄...続きを読む
  • ついてくる怪談 黒い本
    ある少年が黒い本という怪談を見つけ、読み進めるうちに少年のまわりでも本の内容と同じことがおこりはじめるという話なんだけど、次になにがおこるのかを考えるとゾクゾクしておもしろいので、オススメです。
  • 怪談収集家 山岸良介の帰還
    主人公の少年が、世の中の怪談が本物かどうか調べる話なので、怪談がたくさんでてきます。怪談やようかいがすきな人もきらいな人も、だれでもおもしろいと感じる作品です。
  • 番外編 つながっていく怪談 呪う本
    怪談の本。
    主人公たちが「呪う本」を読むと廻りで同じようなことが起こりはじまる。最後には物語がつながるところが面白いです。
  • ただ、それだけでよかったんです
    人間力テストという、コミュニケーションを評価するシステム。
    それを採用した中学校で菅原拓が悪魔と呼ばれる事になった自殺事件。
    自殺事件に発展したイジメの実態と原因を探る物語。
    菅原拓の人物像を想像するのがとても面白い小説だった。イジメの隠されていた様々な歪みに立ち向かう菅原拓に最後の最後で応援したく...続きを読む
  • ただ、それだけでよかったんです
    今年の電撃小説大賞は一味ちがった。
    昨今の「ラノベ」と呼ばれる小説群とは明らかに
    一線を画す内容であるのだが、これの読者層のことを
    考えると、やはりこれは「ラノベ」なのだろうと思う。
    たまに、こういうのがやってくるから、やめられない。
  • ハムレット・シンドローム
    うん。凄かった。読メの方でオススメされた作品だったが個人的には大当たり。
    …きっと彼がコマツアリマサなのかそれともハムレットなのかそれともハムレットを演じているコマツアリマサなのか…とかは意味を為さない問いなんだろうな。
    所々に散りばめられた謎と予測していなかった真実と結末で読後感もまたいい。