竹岡美穂のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
見習いシリーズでは2作目。2部構成のメインストーリーと千愛がメインの短篇が1篇。
相変わらず人間の暗い面を主軸にしたストーリーテリングは素晴らしく、目を離せない緊張感の中で飽きること無くグイグイと引き込まれるように読んでしまった。大変満足。
前作ではヒロインの菜乃は登場人物のなかでは唯一暗い面を知らない幸せなキャラクタであり、自分勝手でどうにも好きになれなかったが、今作では自分を崩すことなく立派に成長しとても魅力的なキャラクタになりました。遠子がいなくても立派に“文学少女”シリーズです。
次回作「“文学少女”見習いの、卒業。」でシリーズ完結の様ですが、菜乃や心葉のだす答えがとても楽しみ。 -
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Posted by ブクログ
通常版にて本編の感想。
コラボ表紙もいいけど、こっちのが表紙も好きかも…色合いも凄く綺麗。
うん、やっぱり、菜乃ちゃんはいい!
この子は好き嫌い分かれるでしょうね、千愛ちゃんが嫉妬したように
真っ白で綺麗。
でもそんな彼女だからこそかけられる言葉もある。
綺麗事だと鼻で笑われても、「ウザイ」と言われても、
それで諦めてしまっては開かない扉もある。
その扉を開くことを諦めない菜乃ちゃんは、真っ白だからという
だけでなく、彼女のポジティブな性格によるものだということに
彼女に触れるうち皆気が付いていくのが心地よい。
何だかんだで登場人物全員が彼女に根負けしてるのがいいです(笑)。
ただ、今回 -
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Posted by ブクログ
ものすんごい良かった…!
「でたまか」などに続き久々に思いっきりズッキューンなお話でした。
赤・青・黄・緑・白の5つの属性(色)を元に想うものを詠びだす「名詠式」はどことなくサモナイの召喚術を彷彿とさせますね。
触媒(カタリスト)はより想う色を連想させるものであれば絵の具でもなんでもいいのが面白いところです。
このメインの5色の他に、キーパーソン・イブマリーが想い描いた「夜色名詠」が物語の核になっています。
このイブマリーと同じくキーパーソンである5色全てを操る「虹色名詠士」カインツとの関係がもう凄く好みでした…。
最初は彼ら2人の話かと思わせるのですが、メインの主人公は表紙に描かれているクル -
Posted by ブクログ
詠使いシリーズ、久々です。
雑誌ドラゴンマガジンに連載されていた短編収録の短編集ですが、
同時に書きおろしの章にて「第1部完」の巻でもあり、この巻を飛ばすと
大変なことになってしまう、ドラゴンマガジンを読んだ人泣かせの巻。
自分は読んでいなかったので120%楽しめました。
雑誌連載時の雑誌の絵は載っていないので、ドラゴンマガジンで読んだ
方にも充分お得なのでは。
章ごとに色の名前がついていて、
色とかかわりの深いキャラが主役になっています。
クルーエルの「赤奏」はほのぼのですが、
「緑奏」「青奏」「黄奏」「白奏」は凄いお笑いです。
特に白奏は「文学少女」コラボアンソロとほぼ同時に読んだの
運