Posted by ブクログ
2010年04月11日
詠使いシリーズ完結です。
映画のような、とても綺麗で素晴らしいEDでした。
戦いではなく、「気持ちを伝え合う」ものだったのが凄く素敵です。
そしてこの物語、気持ちが相容れないことはあっても、
言葉に聞く耳を持たない奴は1人もいなかったですね…(T▽T)
言葉で語れなくても名詠で語れたり…
シャオと...続きを読むネイト君の勝敗、いや気持ちの行き先を分けたのは
パートナー(伴侶。あえてこれで!)の存在。
人間1人では子供を生み出せない、伴侶は人として生きるのに
大切なものだと感じます。
クルーエルが「人」たりえたのも、大切な「人」がいたから。
泣けるのが、ネイト君とカインツさんの共通点。
この2人は名詠式を使わずに(というと語弊があるけど)
名詠を誰より肯定しているんですよね。
ネイト君が名詠を肯定したから名詠が世界に在り続けると言っても良いわけで…
やはりネイト君は「主人公」でした。