竹岡美穂のレビュー一覧

  • “文学少女”見習いの、初戀。

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    ネタバレ

    久しぶりの文学少女シリーズ!
    やっぱりいいなぁ!
    古典文学や名作と呼ばれた本をよみたくなりますね!

    今回は近松門左衛門の「曽根崎心中」がテーマになっています。
    愛し合った二人は優しくない現実にも負けたけど、自分の心にも負けたんです!
    という菜乃ちゃんの言葉に胸を撃たれました。
    生きていたらきっとまた幸せになれるかもしれないから!
    私はハッピーエンドを信じます!
    って明るく前向きに語った菜乃ちゃん。

    この作品は読み終わった後、優しい気持ちになれて、明日への希望に満ちていく明るい気分にしてくれる所がお気に入りです。

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    2013年08月02日
  • “文学少女”見習いの、卒業。

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    一体何がどうしてそうなったのか。
    謎な友人の行動を解き明かすため、行動し始めた少女。
    そして、先輩の卒業。

    友人のために何かをする事。
    必死になって考える事。
    そんな事をした経験はありますか? と聞かれたら
    ない、と答えられます。
    こうなった時、どう動くかも想像できません。
    ただ、妙だな、くらいは思うかも知れません。

    相手に向けるものが何なのか、一体どういうものなのか。
    これだけなら『青春』のカテゴリーではありますが…。

    自分の心に向き合う事、拒絶せずに受け止める事。
    それができれば、かなり視野が広げられます。
    そしてまた、目指す大人に近づく事ができます。
    そんな経験をしてみたいものです

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    2013年04月04日
  • “朝顔” ヒカルが地球にいたころ……(6)

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    朝ちゃんの覚悟がカッコいい!!
    子供時代の朝ちゃんと今の朝ちゃんのギャップが良かった。
    今後の展開にかなり期待。

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    2013年03月29日
  • 黄昏色の詠使いIV 踊る世界、イヴの調律

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    ようやく!
    ようやく名詠式において大事な『セラフェノ音語』に関して触れてくれたー!!
    まだ解明には至りませんが、程良く問いを投げかけてくれる感じが楽しいです。
    こういう真相があるんではないかと考えるのが本当に楽しい。
    自分なりに考えながらも物語の展開に置いてけぼりにならないように頑張ってついていった4巻です。

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    2013年03月29日
  • 黄昏色の詠使いIII アマデウスの詩、 謳え敗者の王

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    3巻は本当に息もつかせない展開で、一気読みしてしまいましたね!
    明確な敵が分かり、目的も徐々に明かされていきますが、まだまだ真相には遠いです。
    でもその真相のカギを握るのは主人公達で…。
    進むテンポ的にはちょうどいい感じだなぁと思います。

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    2013年03月29日
  • 黄昏色の詠使いII 奏でる少女の道行きは

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    黄昏色の第2巻!
    これもやっぱり良かったですーっ!
    早速、物語は本格始動というところでしょうか。
    とにかく『葛藤』が多かった一冊だと思います。
    自分の生まれ持ったものといかにして向き合うか、なんて大人になった私でも充分に難しく重いものなのに。
    もがいてもがいて自分の答えを見出していく彼女らを見ていると本当に勇気づけられます。
    もっともっとこの世界が大好きになる一冊です。

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    2013年03月29日
  • 黄昏色の詠使い イヴは夜明けに微笑んで

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    友人から「君は絶対好きなタイプの本だから読んで!」と言われて貸してもらって読んだ本です。
    さすが、好みの合う友人。素晴らしく私の好みでした。
    ほのぼのとしていて、優しくて、切なくて、温かくて、もどかしくて、でもまっすぐ歩きたくて。
    個人的にはやはり奥深い『名詠式』と、登場人物達の織り成す日々が大好きです。
    そして登場人物達を温かく見守る大人達の過去も……本当に大好きです。
    自信を持ってオススメします!

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    2013年03月29日
  • 黄昏色の詠使い イヴは夜明けに微笑んで

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    「色」を冠した魔法を使うファンタジー
    有名ではないが本当におすすめ
    世界観がしっかりしていながらも押し付けがましくない
    後半は話が難化するが…
    ラブコメや主人公ツエーに食傷気味ならぜひ
    「虹色」がカッコよすぎる

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    2013年03月25日
  • “朝顔” ヒカルが地球にいたころ……(6)

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    朝ちゃん回です。

    朝ちゃんついにデレます。

    是光モテすぎ。

    この巻で折り返しだそうです。

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    2013年02月04日
  • “朝顔” ヒカルが地球にいたころ……(6)

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    ううむ、この巻は特に面白かった。ようやくヒカルの秘め事が明らかになり始め、前半の締めとなった感。確執のあった朝衣と和解?し準備万端と言ったところか。
    最後の頭条さんおもしろかったな。

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    2013年01月24日
  • “朝顔” ヒカルが地球にいたころ……(6)

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    待望の朝ちゃん回。まさに女王というか女帝な彼女をいかに攻略するかですが、彼女の小学生時代は黒歴史の塊のようで・・・
    ツチノコパークを作りたいとか朝ちゃん可愛すぎワロタw

    単に朝衣だけでなくもう一人の朝顔姫も一緒に救ってしまう是光マジイケメン。
    またハーレムキングに一歩近づいたな!

    そして今回級長が是光ハーレム参戦し、ますます式部さんが追い詰められてますが・・・頑張れ式部!
    あとしーこの式部に対するジト目が最高でした。竹岡美穂さんGJ

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    2013年01月14日
  • “文学少女”見習いの、傷心。

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     心を抉るような愛憎。「見習い」である菜乃のキャラクターが物語をふんわり持ち上げてくれるけれど、やっぱり読んでいて、こんなに愛しくてこんなに切ない本は他にない。

     「傷心」はシュトルムの『みずうみ』に準えたストーリー。心葉に「大嫌いだ」と言われた菜乃が、それでも文学少女を目指しながら、心葉が好きでたまらない気持ちが溢れて。『みずうみ』のラインハルトとエリザベートは、結ばれない。ラインハルトはエリザベートに心を寄せたまま、結婚したエリザベートが幸せになることを遠くで祈る。エリザベートは彼を心の中では愛しながら、追わない。菜乃なら…本当に、追いかけていた?心葉の幸せを、誰よりも祈っているのに。

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    2013年01月06日
  • “朝顔” ヒカルが地球にいたころ……(6)

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    待ちに待った朝ちゃん回!シリーズ読者はみんなわかっていたことですが、朝ちゃんがヒカルへの恋心を押さえることで、二人の"大切"な関係が維持されてた。そして期待に違わず、朝ちゃんが是光の前で素の自分をさらけ出し、涙する、美しい光景で終わりました。お約束のツンデレ展開じゃ終わらず、もう一人の朝顔姫を登場させたことで、それが軸となって物語りが進み、予定調和の土壇場でのヒーロー登場、でも書いた字は私の想像を超えたものでした。「約束」は読めてましたが「途上」でもう一人の朝顔姫まで救ってしまう、すばらしい展開でした。拍手!

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    2012年12月31日
  • “朝顔” ヒカルが地球にいたころ……(6)

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    朝ちゃん攻略回。
    あまりに高潔で踏み込み難い朝衣をもう一人の「朝顔」で説明するのがいい効果だった。これまでの描写から扱いが難しかったであろう朝衣を誠実に描き、よくまとまって気持ちのいい読後感だった。
    うっかり低めに偏ってると思った是光のストライクゾーンも高めに突き抜け、これが主人公の器かと感心することしきりだった。

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    2012年12月28日
  • “朧月夜” ヒカルが地球にいたころ……(4)

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    ただのハーレムラノベなのだが、元が源氏物語なので、4巻までくると立派な文学作品に思えてくるから不思議だ。
    葵、式部、朝衣、紫織子とメインキャラも立ってきて、物語がどんどん広がっている。まさか本当に54巻までいったりして…
    少なくともこのシリーズ、文学少女に匹敵する、作者の代表作となることは間違いなさそうだ。
    舞台袖でびびる月夜子さんには萌えました(^^ゞ

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    2012年12月29日
  • “若紫” ヒカルが地球にいたころ……(3)

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    源氏物語を元にしたラノベなので、当然出てくるロリキャラ「若紫」が、シリーズ三巻にして、満を持して登場。しかも破壊力抜群のツンデレぶり。小学四年生が美人局…。やっぱり家庭がなく、親の愛に餓えているのは、いつもの野村美月。紫織子が久世の娘な所はなんとなく読めてましたが、久世逮捕に裏で手を回していたのが朝ちゃんとは、読めませんでした。
    あ、自宅に引き取るとことまで「原作」を踏襲したんですな。今きがつきました。
    ヒカルの死は女の恨みじゃなくて、後継者争いのとばっちり??
    ひいなのお兄ちゃんって?
    葵ちゃん、まさかまさか、ライバルの前で告白!
    シリーズ全体も広がっていきますね。

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    2012年12月08日
  • “文学少女”見習いの、卒業。

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    最後の彼の告白があまりにも綺麗。黄色みがかった真っ白で、ふんわりしていて、すごくあったかで幸せな気分になれる。“もしかしたら、この幸福を味わうために生まれてきたんじゃないだろうか”。

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    2012年10月31日
  • 黄昏色の詠使いX 夜明け色の詠使い

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    最初から最後まで、とても素敵な物語でした。
    コメディもあり、シリアスもあるこの作品は、戦闘シーンも、それ以外の描写もとても流麗で、最後まで飽きることがありませんでした。
    それに、ファンタジーならではの詠唱や召喚という設定が大好きで、毎回詠唱の呪文を唱えるたびに興奮していたのを覚えています。
    最後にネイトとクルーエルの二人が一緒に詠唱を紡ぐシーンがあるのですが、その場面が特に大好きで、何度も読み返してしまいました。
    読むたびに読者である私たちの心にもス、と響き渡るような、どこまでも優しく純粋な、そんな物語。

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    2012年10月31日
  • 黄昏色の詠使い イヴは夜明けに微笑んで

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    色のついた触媒で、歌を詠い、呼び寄せたいものを招きよせる名詠士のお話。赤や黄とか普通の色を選択する中で闇色を選択する少年のお話。
     
    イブマリーのお話がもっと読みたいなぁ。どっちかというとイブマリー×カインつが一番好きだー。

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    2012年09月11日
  • “若紫” ヒカルが地球にいたころ……(3)

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    そういえば最初の方で是光が更衣室で撮られた写真ってどうなったんだろう……

    ちゃんと削除したよね?

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    2012年09月08日