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Posted by ブクログ
なんというか、あっという間の3年間だったと思うぐらい、密度の濃い作品でした。
源氏物語になぞらえつつも主人公である是光と、ヒロインの帆夏の存在がオリジナリティを獲得し、ヒカルを中心とする閉じた物語から一歩を踏み出す、多くの少女たちの姿に胸が大きくうたれました。
是光の選択は物語において大きな意味を持ち、彼が選んだ選択だからこそ登場人物たちも納得できる強さを持っている、非常に好感の持てる主人公でした。前作の悩み苦しむ心葉もよかったですが、優しくも不器用な彼だからこそ辿り着いたであろうこの結末だからこそ僕は心打たれているんだろうと思います。
Posted by ブクログ
ついに完結巻です。
ほぼ新刊を読んでいた(即ではないですが購入はしていた)
文学少女に比べのったり追いかけてしまいましたが、
今回のクライマックスも秀逸でした。
そして、1巻から書きたかったことがやっと感想に書けます。
帆夏ちゃん、おめでとう!
他の巻の感想でも散々書いてますが
彼女が是光のパートナーになってほしいは、ずっとありました。
というのも、彼女が好きだからもありますが、
是「光」と(紫)「式部」。
この「紫」って紫の上(若紫)とも言われるので、
もう1人の源氏と若紫とずっと思っていました。
ただ、逆に言えば是光は光の君でないし、帆夏ちゃんも
紫の上でないので、
源氏物語のように切ない心配はしなくていいでしょう(笑)。
そういう光の君の抱える暗部は今回の口絵の裏側の二人が
まとめて背負ってましたね。
これまで悪役丸出しだった前回の人が可愛いサブキャラに
なるくらい重い。
最終巻の表紙が「藤壺」こと藤乃さんだったのは
物凄く納得でした。
彼女含め、花達が皆成長し、幸せを感じさせるのが泣けます。
特に夕雨ちゃんは是光の初恋だったこともあり、
驚くほどの成長でしたね。
ついに訪れるヒカルとの別れは、切なくもあたたかいもので
良かったです。
挿絵がこれまで二人が出来なかった顔(あ、是光は「空蝉」で出来てた)
なのも泣けます。
もう1つの物語は、聞くと「ああ!」ですが、まだ読めて
いない作品なので、読みたいです。
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