あらすじ
銀河に広がる開拓惑星。中でもとびきりの欠陥惑星であるナットの街に、転校生がやってきた。アサヒというその少女のおかげで、ナットたちの生活に波紋が!?(僕らに降る雨)。8歳のアサヒは、特殊な自治惑星の街バゲットで母親のセイと暮らしていた。そこにヒムロという男が現れ、彼女の子供時代は終わりを告げることに……。(ウォーターソング)。愛いっぱいのSFファンタジー!
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Posted by ブクログ
竹岡さんのデビュー作。僕らに降る雨より表題作のウォーターソングが大好きです。本当に良い話です。小説を読んで泣いたことってなかったんですけど、これで初めて泣きました。小説を読んで何か感じたことがなかったので、凄い収穫です。小六だった当時、色んなコバルトを読みましたが、竹岡さんと出会って以来他のどのコバルト作品を読んでも面白くなくなりました。それくらい魔力があります。
Posted by ブクログ
この頃は本誌を買っていたので書き下ろしがあると聞いて買ったんだ。
買って正解でした。
書き下ろしが好きで、影響受けた話の一つです。
…もうコバルトでは書いてくれないんだろうなぁ。
私はコバルトらしい話が書ける人だと思っていて、大好きでした。
Posted by ブクログ
タイトルと表紙に惹かれて買いました 笑。
"僕らに降る雨"と"ウォーターソング"の2作品を収録。"僕らに降る雨"の転入生の過去の話が"ウォーターソング"となっています。
キャラ的には"僕らに降る雨"の主人公ナットが好きなんですが、お話的には"ウォーターソング"の方が好きかな。切ないけれど後味の悪さを感じさせない、希望があるお話。
Posted by ブクログ
99年度コバルトノベル大賞受賞作。
2冊目以降ものっすご作風が変わってしまったのだが、アマチュア時代の文章を見る限り、この作品がこの人本来の持ち味のよう。この頃コバルトが購買層の設定を偉く下げていた煽りでそうなってしまったものと思われる。今後コバルト以外の別レーベルからこういう芸風でもう一回出てきてくれないかと思っている。
Posted by ブクログ
これ雰囲気可愛くて好きだったなあ。表題『ウォーターソング』の女の子が成長した未来が、同時収録でこれより先に目次来てるデビュー作に出てきためっちゃ引越しくり返してるヒロインだったんだっけか。懐かしい。
Posted by ブクログ
デビュー作。中篇2本。表題作のウォーターソングの方がいい。
とある惑星で暮らす母娘。ある日、母親のセイが得体の知れない男を拾ってきて、しっかりモノの娘アサヒは怒り、そして複雑な心境。そんな時、日常が壊されて・・・・。
アサヒのその後が「僕らに降る雨」
こっちはイマイチ。