P.F.ドラッカーのレビュー一覧

  • プロフェッショナルの原点

    Posted by ブクログ

    読破して、やった!というよりは、何度も開く参考書のような本。
    既に読んでいる本も引用されてるため、復習にもなった。初めてドラッカー読む人にもいいかな?

    0
    2012年06月12日
  • ドラッカー名著集5 イノベーションと企業家精神

    Posted by ブクログ

    複雑に絡み合った事象から繰り出す鋭利な法則。
    当たり前に見える風景から切り出す非常識とも思える見識。

    普通を普通として受け取らずに、
    疑問を疑問のままにせず、
    考えて行動し失敗し成功する。

    これぞイノベーションと企業家精神、か。

    (以下抜粋。○:完全抜粋、●:簡略抜粋)
    ●外部の予期せぬ変化をイノベーションの機会として利用し成功する条件は、
     その機会が自らの事業の知識と能力に合致していることである。
     (中略)
     自らの事業の性格を変えてはならない。
     多角化ではなく展開でなければならない。(P.44)

    ●1870年に発明されたプロセスそのものが、
     これも昔から知られているように基本的に不経済である。
     物理の法則に反し、したがって経済の法則に反する。
     (中略)
     一貫製鉄所では加熱と冷却を四度繰り返す。
     (中略)
     このような高炉に特有の弱みを緩和するイノベーションを行えば
     (中略)
     電炉は一度加熱するだけである。(P.48)

    ○人口の年齢構成に関して、
     特に重要な意味をもちかつ確実に予測できる変化が、
     最大年齢集団の変化、
     すなわち人口の重心移動である。(P.99)

    ○コップに「半分入っている」と「半分空である」とは、量的には同じである。
     だが、意味はまったく違う。とるべき行動も違う。(P.102)

    ○科学上の新理論が、ほぼ同じリードタイムを要することは偶然ではないと思われる。
     トーマス・クーンは、その画期的な書『科学革命の構造』(1962年)において、
     科学上の新理論がパラダイムとなり、ほかの科学者によって認められ、
     それぞれの研究に組み入れられるには30年を要することを明らかにしている。(P.122)

    ●1860年代にペレールの銀行が失敗した後、
     (中略)
     はるか遠くの東京の若者、
     日本人として初めてヨーロッパの銀行をその目で見、
     パリと、ロンドンのロンバード街で過ごしたことのある渋沢栄一だった。
     彼はいわば日本型のユニバーサル・バンクを設立し日本経済の基礎をつくった。(P.125)

    ○スワンはエジソンと同時期に電球を開発した。
     技術的にはむしろ彼の電球のほうが優れていた。
     しかしエジソンは技術的なニーズを研究しただけではなく、
     その後の戦略についても考えていた。
     ガラス球、真空、密閉、フィラメントなどの研究に着手する前から
     システム全体の構成を描いていた。
     電力会社の電力に合った電球を考え、
     利用者に電気を引く権利や、電球の流通システムまで構想した。
     スワンは科学者として製品を生み出したが、エジソンは産業を生み出した。(P.134-135)

    ○成功したイノベーションは驚くほど単純である。
     まったくのところ、イノベーションに対する最高の賛辞は、
     「なぜ、自分には思いつかなかったか」である。(P.158)

    ○新しい事業に、担えるはずのない負担を負わせてはならない。
     しかし、新しい事業を担当する人たちをしかるべき報酬によって動機づけなければならない。(P.193)

    ○失敗をほめる必要はなくとも、挑戦に罰を与えてはならない。(P.194)

    ●何千年も前から、あらゆる宗教の伝道師たちが肉欲に克つべきことを説いてきた。
     ところがほとんど成功していない。
     飢餓撲滅運動のリーダーは「現在の配給システムが到達しうる地域の子供たちの可能な限り多くが
     発育不全にならないだけ食べれるようになれば、われわれの使命は終わる」などといおうものなら、
     リーダーの地位を追われるだけである。
     目標が最大化にあったのでは決して達成されることがない(P.211)

    ○新しい顧客を満足させるために新しい性能を加え、
     さらに次の顧客を満足させるために次の性能を加える。
     こうして単純な機器だったものを複雑きわまりないものにする。
     機器の機能を最大化する。
     その結果、その機器は誰も満足させられないものになる。
     なぜならば、みなを満足させるということは誰も満足されられないということだからである。(P.275)

    ○ニッチ確保に成功した企業は、たえずその技術の向上につとめなければならないということである。
     常に一歩せんじなければならない。
     まさに自らの手によって自らを陳腐化していかなければならない。(P.289)

    0
    2012年06月02日
  • ドラッカー名著集11 企業とは何か

    Posted by ブクログ

    「企業とは何か」はドラッカーが36歳のときの著作である。前作「産業人の未来」で、第二次世界大戦後、アメリカ中心の産業社会が来ることを予見したドラッカーは、一人ひとりの位置と役割に尊厳と正当性を持つことが社会には必要であるとの保守主義を基盤にして、大規模組織が機能する基本原理と、組織で働く人の位置づけについて、本書は書かれている。自由主義体制を基盤に持つ産業社会にとって、企業、特に大企業の存在は、社会的に大きな影響を持つ、企業の本質とは社会的存在であり、また企業は人間組織である。本書でドラッカーは、その当時のアメリカ最大の企業、GMを、企業の在り方を考える実例として取り上げている。更に、大企業が機能する原理として、分権制の基本原理を実例に即して語っている。第三部 社会の代表的組織としての企業 ~ 第四部 産業社会の存在としての企業        第三部から第四部の問題は、今日的には大きな意味がある。企業の経済的領域から社会と企業の関係について述べている。但し、企業と社会との関係は、GMには受け入れられなかった。なぜなら経営を経済の問題に限定して、原理と考える、その当時のGMのトップには社会的責任は受け入れられるものではなかった。この問題は大企業の通常業務を変更するときも、社会に大きな影響がある。例えば、日本の大企業が勤務体系を、フレックスタイム制にしたり、在宅勤務を増やすだけで、社会に影響がでる、また、採用方法を4月、一括採用から、通年採用に変更すると、大学、高校の入学時期まで影響がでてくる。更に企業が雇用する非正規雇用の人たちの処遇は、企業のなかで、正当な位置と役割が与えられなければ、社会、国家に大きな影響がでる。実例として、2008年の世界金融危機、以後の企業の、非正規雇用者に対する扱い、派遣切りは国家、社会に大きな影響を与えた。最後に大企業は、民間組織としての事業を追求し、経済的な役割を果たしながら、かつ人間的な価値を促し、国益に奉仕することが期待されているのである。

    0
    2012年05月05日
  • ドラッカー名著集4 非営利組織の経営

    Posted by ブクログ

    ドラッカーシリーズの4冊目。
    NPOをターゲットに論じたこの本も、1冊目の「経営者の条件」と真髄は同じだな、という印象だった。

    「ミッション」という言葉で語られる「そもそも何が目的なのか?」ということの捉え方や、それを実現するための戦略とその過程でスタッフが自己実現を達成できる、すなわち「人間の尊厳」を重視した巧い采配を振るうことがリーダーの条件である、と説いている。

    平たく言えば、成果を出すことで自己実現の喜びを味わってモチベーションを維持し、さらにはそこに安住せず「もっとよく」するためのイノベーションを常に行うべし、といったところ。

    もちろん、真髄が同じとは言っても、戦略という観点では普通の営利目的の法人と異なる点が多い非営利組織に特有の方法論もいろいろと記されている。学校、病院、教会など、必ずしもNPO法人だけに限らない様々な分野で成果をあげた幾人かとドラッカー氏の対談形式になっている箇所も多く、それぞれの語る信念や方法論はとても興味深い。

    当然と言えば当然なのかもしれないが、以前に読んだ『ヴィジョナリー・カンパニー』、成功している企業やそのリーダーの共通点を探るという内容の本と、重複する内容が多々あって面白かった。

    近年の日本で「成果主義」という言葉は、えてして、冷たく非情で一方的な、「成果が上げられなければクビだ」というイメージで使われがちだが、ドラッカーの語る「成果」はそうした種類のものではない。

    希有な人の希有な点を真似ようとしてもうまくいくはずがないけれど、自分の得意分野を見出し、そこを生かす方法を考えるといったことは誰にでもできる。将来、自分を「何によって憶えられたいか?」という問いかけについて、自分で考え、思いを持ち続けることはできる。もちろん、簡単に、ではないにしても、である。

    「改正」とは言いがたいような雇用法の変化や、ワーキングプアと呼ばれる人々の存在、山積みの問題を抱えた縦割り行政の様子を考えれば、まだまだそんな理想とはほど遠い現実を強いられているケースは多い。ヨーロッパだって、アメリカだって、そうした面はあるだろう。ただ、働く場合に限らず、何か行動するという時の考え方や哲学のようなもの、拠り所となる思想という意味では、やはり、全世界で評価されるだけのことはある「名著」。どんな分野で生きる人も、一読の価値がある。

    0
    2012年04月21日
  • ドラッカー名著集7 断絶の時代

    Posted by ブクログ

    約半世紀前の1969年に書かれた、あまりにも有名なドラッカーの社会科学書。この著作名から「●●の時代」とその年を安易に名づけることが流行りましたね。

    今読んでもこれが50年前にかかれたものかと驚くほど、的確に時代の流れを見据えています。当時まだ萌芽したばかりのコンピューターについても、今の時代が到来することを明白に予想しています。驚くばかりの先見の明には、知の巨人たるドラッカーの面目躍如たるものがあります。

    本書あとがきにいみじくも「本書で述べたものはすでに起こった事実であるがゆえに消え去るものではない。解決すべき問題はますます重要性を増す。だが本書は何が起こるかは教えない。何に取り組まざるを得ないかを示した。同時に何が起こりそうもないかを示した。本書の意義は、これからの時代はいわゆる未来予測のいうところとは異なり、これまでの趨勢とは違うものになることを示したところにある」とエクスキューズ的にドラッカー自身が書いていますが、その取り組むべき事柄を明示したことこそ未来予測というものではないでしょうか。

    以下印象に残った文章。

    ・政治、科学、世界観、慣習、芸術、戦争は変化した。しかし最大の変化があったとされている領域が、この半世紀最も変化しなかった。それが経済だった。確かに戦後の経済発展は急速だった。だがそれは、第一次世界大戦前の産業によるものだった。それまでの半世紀になされた発明を基盤とし、1913年頃すでに確立していた技術に基づいていた。

    ・売上げを増やし雇用をもたらすものは技術であると思われている。だが、技術は可能性を教えるにすぎない。可能性を顕在化させるものはマーケティングである。イノベーションとしてのマーケティングである。

    ・(高い目標の設定)一流の科学者と並みの科学者を分けるものは才能ではない。知識や努力でもない。ニュートンやファラディをはじめとする一流の科学者は、自らの知識、知能、エネルギーを本当に価値のあるものに集中した。まったく新しいものを創造しようとした。

    ・そもそも援助は、機会ではなく問題に注ぎ込まれる。成果の大きなところではなく、必要の大きなところへ向けられる。したがって依存を生み出す。少なくとも依存を続けさせる。外国援助でも国内援助でも同じである。

    ・経済発展とは、一人ひとりの人間とコミュニティの活力の問題である。活力はそこに住む人たちのイニシアチブと相乗効果によってのみ生まれる。

    ・金がなくとも人がいれば山を動かせるが、人がいなければ金があっても役には立たない。経済発展のためには人材の育成とその機会への登用が不可欠である。優れたリーダーとともに、そのリーダーのビジョンを現実のものにすることのできるフォロワーが必要である。

    ・何を捨てるのかという廃棄の決定ほど、重要でありながらなおざりにされているものはない。

    ・効率を重視する者は正しく行えば結果は自動的にもたらされるとして、手続きを重視する。これに対し、成果を重視するものは、人間社会の試みにおいては成果の80%は最初の20%の努力によってもたらされ、残りの80%の努力は20%の成果しか生まないとする。さらには最後の5%の成果を得るには95%もの努力を必要とするという。前者の考えでは努力が意味を持つ。後者では結果が意味を持つ。マネジメントのよしあしも、前者では秩序によって、後者では活力によって判断する。前者では、管理が組織の力を表す。後者では管理は後方支援にすぎず、腐敗を防ぐための必要悪にすぎない。

    ・いずれの組織も自らの目的を明確に規定するほど強くなる。自らの成果を評価する尺度と測定の方法を具体化できるほど、より大きな成果をあげる。

    ・今日に至っては、強い大統領や強い首相は強い政策を持つ者ではない。官僚というライオンを手なづけている者である。

    ・若者は操られることに抵抗する。しかし実は彼らが最も恐れているものが、意思決定の重荷である。そこで彼らは意思決定、選択、責任を避けるためにあえて落伍する。

    ・中世ヨーロッパの農奴制も、始めは農民が求める恩典から始まった。彼らは領主や修道院に保護を求めた。土地を守ってもらった。無法から守ってもらった。しかしわずか一世代の後には自由を奪われていた。最悪の足枷とは利己心を利用するものである。それこそ最も警戒すべきである。

    ・つまるところ、とるべき道はゼネラリストからスペシャリストではなく、その逆である。ゼネラリストたるためには経験との関連において専門知識を理解する能力、すなわち専門を一般に関連付ける能力が必要とされるからである。

    0
    2012年04月10日
  • ドラッカー名言集仕事の哲学

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    いわずと知れたドラッカーの名言集。

    ドラッカーの様々な著書からビジネスについての
    含蓄のある言葉が集められています。

    この中で、一番印象に残っている所は

    「何によって人に憶えられたいかね」
    この答えを50歳になっても答えられなければ
    人生を無駄に過ごしたことになる

    という趣旨の所です。

    漠然としている人生の中で、どうあるべきか
    どうしていくべきかを教えてもらった気がします。

    0
    2012年03月20日
  • マネジメント[エッセンシャル版]

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    おととしくらいに大流行したドラッカーの代表的な著作を読みました。
    そう、あの『もしドラ』のドラッカーです。
    野球部のマネージャーだったらってことですが、つまるとこ、この『マネジメント』を読んでみたら、
    なんのことはない、たぶんマネーボールの実践ということになったのではないかなぁと想像しました。

    組織の問題よりも、機会を重視する。
    努力よりも、成果を重視する。
    頭のよさよりも、真摯さを重視する。

    印象に残ったものを羅列してみました。

    これだけじゃ、なにも言葉の重さを感じないですが、
    本書を読むと、ずしりと響いてきます。

    そして、経営学ということなので、
    冷徹な指南書かなぁと思っていましたが、
    それがそれ、厳しいことは書いていますが、
    ぽっと火がともったような温かさがところどころに感じられる。
    そしてそこが、人間らしい。

    ビジネス書に「人間第一」というようなことが書かれている。
    そりゃ、成果を出せともドラッカーは言っているのですが、
    成果を出すことで自己実現が得られるとしている。
    人間活動を優先してこその経営なんですな。

    読みながら、うちの店長の方針とか指図して言う言葉とかと照らし合わせてみたのです、
    思い出せる範囲で。そうすると、けっこう当てはまる部分が多いのですよ。
    目標管理と自己管理だとか、
    失敗しない人間はごまかしている人間だ、だとか、いろいろと。

    ドラッカーは言うのです。
    優れている人間はよく失敗をすると。

    ちょっと抜き書きしてみましょう。

    ___

    成果とは何かを理解しなければならない。成果とは百発百中のことではない。
    百発百中は曲芸である。成果とは長期のものである。すなわち、まちがいや失敗をしない者を
    信用してはならないということである。それは、見せかけか、無難なこと、下らないことにしか
    手をつけない者である。成果とは打率である。弱みがないことを評価してはならない。
    そのようなことでは、意欲を失わせ、士気を損なう。人は、優れているほど多くのまちがいをおかす。
    優れているほど新しいことを試みる。
    ___

    うちの店長は読書がお好きらしいですし、
    その立場もありますし、きっとこの『マネジメント』を精読しているのではないか、
    やるなぁと思いました。

    0
    2025年06月18日
  • テクノロジストの条件

    Posted by ブクログ

    始めて読むドラッガーの技術編。三部作の後に発行されているので、三部作と重なる論文も多い。

    技術革命(イノベーション)によって、社会、産業革命、テイラーの仕事の革命、IT革命と次々時代に変化してくことが語られている。

    ドラッガーの言う歴史の流れの中で、社会が産業が変化していくことがわかれば、時代の中での現在位置がわかると思う。

    順番からいえば、はじめて読むドラッガー3部作を読んでからよんだほうがよいかもしれないと思った。

    0
    2012年03月23日
  • プロフェッショナルの原点

    Posted by ブクログ

    非常に明快。
    ・時間管理の大切さ
    ・大事な事への集中
    勉強になりました。
    環境が変わったら、読み直したい。
    初ドラッカーですが、読み易い。

    0
    2012年02月17日
  • ドラッカー名言集仕事の哲学

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    価値観に合った組織で働くこと
    自分を使って何をしたいか
    ソクラテスは「大工と話すときは、大工の言葉を使え」と説いた。コミュニケーションは、受け手の言葉を使わなければ成立しない。受け手の経験にもとづいた言葉を使わなければならない。
    リーダーシップとはカリスマ性ではない。平凡で退屈なもの。
    プロフェッショナルの条件とは、頭の良さではなく、真摯さを大切にする。
    信頼とは真摯さへの確信。
    優先順位のための4つの原則
    すべて分析ではなく勇気に関わること
    ・過去ではなく未来を選ぶ
    ・問題ではなく機会に焦点を合わせる
    ・横並びではなく独自性をもつ
    ・無難で容易なものではなく、変革をもたらすものを選ぶ

    0
    2012年02月12日
  • ドラッカー名著集6 創造する経営者

    Posted by ブクログ

    ドラッカー三大古典は「現代の経営」「経営者の条件」そして本著「創造する経営者」といわれています。

    事業戦略という言葉を最初に使った著作でもあるといわれています。

    当時から考えると戦略とは一般語になっていますが、なりすぎて戦略の意味がぼけてきてしまっている気がします。なんでもかんでも戦略って使っていて、「それって戦略というより戦術じゃないの?」っていう場合にも使われています。

    言葉を分解すると「戦いを略す」ということで、いかに無駄なく焦点を合わせて「戦わず勝つ」ことで、戦う術の戦術の上位に位置する考え方だと思います。

    この本では「何をなすべきか」について書かれています。上記古典のうちでは最も実践的といか実際的なことが書かれています。

    翻訳者さんは「哲学者としてのドラッカーとマネジメントの父としてのドラッカー」がいるとあとがきに書いておられまして、本著はマネジメントの父としての側面が強いと思います。

    書かれていることの多くは現在では多く知られていることですので、すっと理解できました。経営の再確認にもってこいの書物です。

    以下印象に残った文章

    ・物事は、予想したとおりには起こらない。未来は常に違う。しかし、将軍たちが昔の戦争に対して備えたがるように、企業人も昨日のブームや昨日の不況に対処しようとする。

    ・「いかなる状況が、わが社の製品やサービスなしですむようにしてしまうか、あるいはわが社の製品やサービスなしにすまさざるをえなくしてしまうか」

    ・「学殖として意識しているようなものは、学問ではなくて衒学にすぎない」

    ・脂肪と筋肉を混同し、多忙と成果を混同する。

    ・イノベーションとは古いものに新しい次元を与える。

    0
    2012年02月07日
  • ドラッカー名著集7 断絶の時代

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    これまでの社会の発展は、19世紀後半からの延長線上にあった。今、これまでとは異なった変化の兆候が見えている。その中でも最も大きな変化が、知識の価値の変化である。
    1969年にこの本が書かれたことを考えると、社会は変化しているようで変化していない様な気がした。著者の観察力が素晴らしかったのだろうと思う。
    テレビやラジオのコマーシャルは30秒で伝えたいことを伝えてくれるが、この本はたいへん長い。読むのに時間がかかる。でも、面白いので仕方ないのかもしれない。

    0
    2012年01月02日
  • ドラッカー名著集8 ポスト資本主義社会

    Posted by ブクログ

    ドラッカー名著作集8巻
    資本主義社会と言われている世の中から、社会がどのように変わっていくかを、明確に提示している本著作。それだけでなく、働く上のでの取り組みから、教育機関が今後どうあるべきか提唱している。
    言うまでもなく名作です。

    0
    2011年12月31日
  • イノベーターの条件

    Posted by ブクログ

    久々にドラッカー読む。
    ドラッカーの本は読みながらメモを取りたいと思うことが多い。それだけ自分の世界に気づきを与えてくれるのだと思う。
    「権限があるところに責任がある」
    「起業家社会では21歳で学んだ事は五年か十年で陳腐化する。」

    ドラッカーもう一度読み始めます。

    0
    2011年12月20日
  • ドラッカー名言集経営の哲学

    Posted by ブクログ

    ドラッカーのたくさんの名著からのエッセンス集。マネジメント、顧客、利益、意思決定、組織論等について、各10個程度、数行のフレーズの中に作者の思想が凝縮されている。当然ながら、全編優劣つけがたい記述であり、読み手の関心でポイントを抽出するしかない。各項目、文章が短いこともあってさっと読めるが、一つ一つは深く考えさせられるものばかり。特に印象に残ったものに関しては、巻末の引例リストから元本を当たるべし。

    0
    2011年11月26日
  • ドラッカー名著集4 非営利組織の経営

    Posted by ブクログ

    「利益」あるいは「株主価値の最大化」という絶対の目標をもたない組織はいかに経営されるのか。

    ・自らをつくるリーダー
    ・目標設定
    ・問いかけ

    役所の組織論に使えそう(゚∀゚)

    0
    2011年11月07日
  • ドラッカー名著集15 マネジメント[下]

    Posted by ブクログ

    最後の二つ、成長のマネジメントとイノベーションのマネジメントは、今の自分のテーマとシンクする部分があって良かった。再読必至。

    0
    2011年10月23日
  • ドラッカー名著集15 マネジメント[下]

    Posted by ブクログ

    ここはトップマネジメントの話。その構造、取締役会の無意味さ、企業規模とマネジメントのあり方が述べられている。その上で、多角化の是非・取組み方、グローバル化のあり方、成長とイノベーションとの関わり方が述べられている。特に、成長とイノベーションを担当部門任せにせず、マネジメントが自ら関わるべしとしているところが特色。そして、マネジメントをする上で、正統性に欠けることがあってはいけないと。3巻に及ぶ対策だが、上中では広くマネジメントを捉えていたが、下巻ではトップに近い領域で何をするか、そのスタッフは何をすべきかに力が入っていた。

    0
    2011年10月15日
  • ドラッカー名著集14 マネジメント[中]

    Posted by ブクログ

    マネジメントの仕事とは何か。成果に結びつくように、組織を整え、人員体制を整え、権限を委譲しながら、進捗状況を確認すること。自己管理が出来る仕組みを作ること。成果に拘ること。そのために必要な、意思決定・コミュニケーション・管理のスキルについて述べられている。マネジメントサイエンスとあるのは、定量的に物事を見ることだろう。その上で、あるべき組織体制について述べられている。中編は、ミドルも含めたマネジメント層に理解してもらいたい内容である。

    0
    2011年10月15日
  • ドラッカー名著集13 マネジメント[上]

    Posted by ブクログ

    エッセンシャル版と違い、3冊の分かれているものの1冊目。マネジメントの焦点は成果にあるべきで、何をやるかにあるべき。事業の目的は何かが究極的に大切である。仕事を生産的なものとして、ヒトに成果を上げさせるようにするのがマネジメントである。これは、企業に留まらず、公的機関も同様である。

    0
    2011年10月15日