P.F.ドラッカーのレビュー一覧

  • ドラッカー名著集11 企業とは何か

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    「企業とは何か」はドラッカーが36歳のときの著作である。前作「産業人の未来」で、第二次世界大戦後、アメリカ中心の産業社会が来ることを予見したドラッカーは、一人ひとりの位置と役割に尊厳と正当性を持つことが社会には必要であるとの保守主義を基盤にして、大規模組織が機能する基本原理と、組織で働く人の位置づけについて、本書は書かれている。自由主義体制を基盤に持つ産業社会にとって、企業、特に大企業の存在は、社会的に大きな影響を持つ、企業の本質とは社会的存在であり、また企業は人間組織である。本書でドラッカーは、その当時のアメリカ最大の企業、GMを、企業の在り方を考える実例として取り上げている。更に、大企業が

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    2012年05月05日
  • ドラッカー名著集4 非営利組織の経営

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    ドラッカーシリーズの4冊目。
    NPOをターゲットに論じたこの本も、1冊目の「経営者の条件」と真髄は同じだな、という印象だった。

    「ミッション」という言葉で語られる「そもそも何が目的なのか?」ということの捉え方や、それを実現するための戦略とその過程でスタッフが自己実現を達成できる、すなわち「人間の尊厳」を重視した巧い采配を振るうことがリーダーの条件である、と説いている。

    平たく言えば、成果を出すことで自己実現の喜びを味わってモチベーションを維持し、さらにはそこに安住せず「もっとよく」するためのイノベーションを常に行うべし、といったところ。

    もちろん、真髄が同じとは言っても、戦略という観点で

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    2012年04月21日
  • ドラッカー名著集7 断絶の時代

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    約半世紀前の1969年に書かれた、あまりにも有名なドラッカーの社会科学書。この著作名から「●●の時代」とその年を安易に名づけることが流行りましたね。

    今読んでもこれが50年前にかかれたものかと驚くほど、的確に時代の流れを見据えています。当時まだ萌芽したばかりのコンピューターについても、今の時代が到来することを明白に予想しています。驚くばかりの先見の明には、知の巨人たるドラッカーの面目躍如たるものがあります。

    本書あとがきにいみじくも「本書で述べたものはすでに起こった事実であるがゆえに消え去るものではない。解決すべき問題はますます重要性を増す。だが本書は何が起こるかは教えない。何に取り組まざ

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    2012年04月10日
  • ドラッカー名言集仕事の哲学

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    ネタバレ

    いわずと知れたドラッカーの名言集。

    ドラッカーの様々な著書からビジネスについての
    含蓄のある言葉が集められています。

    この中で、一番印象に残っている所は

    「何によって人に憶えられたいかね」
    この答えを50歳になっても答えられなければ
    人生を無駄に過ごしたことになる

    という趣旨の所です。

    漠然としている人生の中で、どうあるべきか
    どうしていくべきかを教えてもらった気がします。

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    2012年03月20日
  • マネジメント[エッセンシャル版]

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    ネタバレ

    おととしくらいに大流行したドラッカーの代表的な著作を読みました。
    そう、あの『もしドラ』のドラッカーです。
    野球部のマネージャーだったらってことですが、つまるとこ、この『マネジメント』を読んでみたら、
    なんのことはない、たぶんマネーボールの実践ということになったのではないかなぁと想像しました。

    組織の問題よりも、機会を重視する。
    努力よりも、成果を重視する。
    頭のよさよりも、真摯さを重視する。

    印象に残ったものを羅列してみました。

    これだけじゃ、なにも言葉の重さを感じないですが、
    本書を読むと、ずしりと響いてきます。

    そして、経営学ということなので、
    冷徹な指南書かなぁと思っていました

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    2025年06月18日
  • テクノロジストの条件

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    始めて読むドラッガーの技術編。三部作の後に発行されているので、三部作と重なる論文も多い。

    技術革命(イノベーション)によって、社会、産業革命、テイラーの仕事の革命、IT革命と次々時代に変化してくことが語られている。

    ドラッガーの言う歴史の流れの中で、社会が産業が変化していくことがわかれば、時代の中での現在位置がわかると思う。

    順番からいえば、はじめて読むドラッガー3部作を読んでからよんだほうがよいかもしれないと思った。

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    2012年03月23日
  • プロフェッショナルの原点

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    非常に明快。
    ・時間管理の大切さ
    ・大事な事への集中
    勉強になりました。
    環境が変わったら、読み直したい。
    初ドラッカーですが、読み易い。

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    2012年02月17日
  • ドラッカー名言集仕事の哲学

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    ネタバレ

    価値観に合った組織で働くこと
    自分を使って何をしたいか
    ソクラテスは「大工と話すときは、大工の言葉を使え」と説いた。コミュニケーションは、受け手の言葉を使わなければ成立しない。受け手の経験にもとづいた言葉を使わなければならない。
    リーダーシップとはカリスマ性ではない。平凡で退屈なもの。
    プロフェッショナルの条件とは、頭の良さではなく、真摯さを大切にする。
    信頼とは真摯さへの確信。
    優先順位のための4つの原則
    すべて分析ではなく勇気に関わること
    ・過去ではなく未来を選ぶ
    ・問題ではなく機会に焦点を合わせる
    ・横並びではなく独自性をもつ
    ・無難で容易なものではなく、変革をもたらすものを選ぶ

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    2012年02月12日
  • ドラッカー名著集6 創造する経営者

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    ドラッカー三大古典は「現代の経営」「経営者の条件」そして本著「創造する経営者」といわれています。

    事業戦略という言葉を最初に使った著作でもあるといわれています。

    当時から考えると戦略とは一般語になっていますが、なりすぎて戦略の意味がぼけてきてしまっている気がします。なんでもかんでも戦略って使っていて、「それって戦略というより戦術じゃないの?」っていう場合にも使われています。

    言葉を分解すると「戦いを略す」ということで、いかに無駄なく焦点を合わせて「戦わず勝つ」ことで、戦う術の戦術の上位に位置する考え方だと思います。

    この本では「何をなすべきか」について書かれています。上記古典のうちでは

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    2012年02月07日
  • ドラッカー名著集7 断絶の時代

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    ネタバレ

    これまでの社会の発展は、19世紀後半からの延長線上にあった。今、これまでとは異なった変化の兆候が見えている。その中でも最も大きな変化が、知識の価値の変化である。
    1969年にこの本が書かれたことを考えると、社会は変化しているようで変化していない様な気がした。著者の観察力が素晴らしかったのだろうと思う。
    テレビやラジオのコマーシャルは30秒で伝えたいことを伝えてくれるが、この本はたいへん長い。読むのに時間がかかる。でも、面白いので仕方ないのかもしれない。

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    2012年01月02日
  • ドラッカー名著集8 ポスト資本主義社会

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    ドラッカー名著作集8巻
    資本主義社会と言われている世の中から、社会がどのように変わっていくかを、明確に提示している本著作。それだけでなく、働く上のでの取り組みから、教育機関が今後どうあるべきか提唱している。
    言うまでもなく名作です。

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    2011年12月31日
  • イノベーターの条件

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    久々にドラッカー読む。
    ドラッカーの本は読みながらメモを取りたいと思うことが多い。それだけ自分の世界に気づきを与えてくれるのだと思う。
    「権限があるところに責任がある」
    「起業家社会では21歳で学んだ事は五年か十年で陳腐化する。」

    ドラッカーもう一度読み始めます。

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    2011年12月20日
  • ドラッカー名言集経営の哲学

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    ドラッカーのたくさんの名著からのエッセンス集。マネジメント、顧客、利益、意思決定、組織論等について、各10個程度、数行のフレーズの中に作者の思想が凝縮されている。当然ながら、全編優劣つけがたい記述であり、読み手の関心でポイントを抽出するしかない。各項目、文章が短いこともあってさっと読めるが、一つ一つは深く考えさせられるものばかり。特に印象に残ったものに関しては、巻末の引例リストから元本を当たるべし。

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    2011年11月26日
  • ドラッカー名著集4 非営利組織の経営

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    「利益」あるいは「株主価値の最大化」という絶対の目標をもたない組織はいかに経営されるのか。

    ・自らをつくるリーダー
    ・目標設定
    ・問いかけ

    役所の組織論に使えそう(゚∀゚)

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    2011年11月07日
  • ドラッカー名著集15 マネジメント[下]

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    最後の二つ、成長のマネジメントとイノベーションのマネジメントは、今の自分のテーマとシンクする部分があって良かった。再読必至。

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    2011年10月23日
  • ドラッカー名著集15 マネジメント[下]

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    ここはトップマネジメントの話。その構造、取締役会の無意味さ、企業規模とマネジメントのあり方が述べられている。その上で、多角化の是非・取組み方、グローバル化のあり方、成長とイノベーションとの関わり方が述べられている。特に、成長とイノベーションを担当部門任せにせず、マネジメントが自ら関わるべしとしているところが特色。そして、マネジメントをする上で、正統性に欠けることがあってはいけないと。3巻に及ぶ対策だが、上中では広くマネジメントを捉えていたが、下巻ではトップに近い領域で何をするか、そのスタッフは何をすべきかに力が入っていた。

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    2011年10月15日
  • ドラッカー名著集14 マネジメント[中]

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    マネジメントの仕事とは何か。成果に結びつくように、組織を整え、人員体制を整え、権限を委譲しながら、進捗状況を確認すること。自己管理が出来る仕組みを作ること。成果に拘ること。そのために必要な、意思決定・コミュニケーション・管理のスキルについて述べられている。マネジメントサイエンスとあるのは、定量的に物事を見ることだろう。その上で、あるべき組織体制について述べられている。中編は、ミドルも含めたマネジメント層に理解してもらいたい内容である。

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    2011年10月15日
  • ドラッカー名著集13 マネジメント[上]

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    エッセンシャル版と違い、3冊の分かれているものの1冊目。マネジメントの焦点は成果にあるべきで、何をやるかにあるべき。事業の目的は何かが究極的に大切である。仕事を生産的なものとして、ヒトに成果を上げさせるようにするのがマネジメントである。これは、企業に留まらず、公的機関も同様である。

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    2011年10月15日
  • ドラッカー名著集12 傍観者の時代

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    他の著書とは異なり、ドラッカーが成長する過程で出会った人々、欧州・米国で出会った人々について記したもので、社会学・経営学とは異なった趣がある。出てくるヒトは結構高名か、その当時権力があったか、という類で、こういう人たちと知遇があったドラッカーの人脈はスゴイなと。捉え方によって良書でもあり、つまらない雑学書でもある。

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    2011年10月15日
  • ドラッカー名著集8 ポスト資本主義社会

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    1993年と比較的近年の著書で、ソ連崩壊もあり、比較的日本が高く評価されていた時期に当たる。社会が知識社会・組織社会に代わって行き、求められることが高度化すること。政治がグローバル化する中で、統合・分化すること。そして、何より知識の重要性が説かれている。知識中心の世の中になり、そのための教育の在り方まで述べられている。ドラッカーは常に知識の重要性に触れており、それは社会としても、会社としても常に課題である。

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    2011年10月15日