中島らものレビュー一覧
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Posted by ブクログ
日常的な普通の出来事や季節の思い出を作者の感じたまま書かれているエッセイ。タバコとアルコール、恋、性欲などその時に感じたものを綺麗に文章に綴るのではなく、大っぴらに書かれていて自分の感じたことを素直に出す方が良いよと教えてもらえる気がする。酒の正体という項の社長と飲む高い酒と料理より、一人で飲むトリスやノーブランドの酒が美味しかったという話は興味深かった。どの物事においても、価値というのは自分が決めるのであって、価格やブランドは参考にしかならないように感じた。マインドがいかに大事だし、それがわかるように作者のようにいろんなもの、体験をしないといけないと思った。
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Posted by ブクログ
電子書籍版を購入。
電子版は前書きも後書きも無いので、読み始めてから、相談者の悩みの内容も解答もかなり昔の感じだなって思った。思春期らしい相談者の親が戦時中の人らしいのをみて、これは数年ではなく数十年前の気配がすると思って調べたら1980年代に最初の本が出てた模様。
どの時代になっても家族や友人の奇行に驚き悩むのは変わらないんだなって思ったし、解答が思いもよらない方向の視点で面白い。短いナイトスクープみたいな感じがある。
自分が悩みすぎてどうにもならない時、同調よりもこういう思いもよらぬ方向からのアドバイスもしくは視点をもらえると本当に救われた気がするので嬉しいんじゃないかなと思った。
読むの -
Posted by ブクログ
正統派な幽霊ものやサスペンス系のホラーもありつつ、オカルトや超常現象の趣味があふれた話にシュールな作品など、中島らもさんの表も裏も楽しめる短編集でした。らもさんの場合は正統派系も、ぶっ飛んだ系も、どっちも表なのかもしれないけれど。
正統派系だと嗅覚の鋭敏な女性が、新しく越してきたマンションの浴室の音と臭いに悩まされる「はなびえ」と、
盗聴が趣味の男が、隣室の女性が一人で誰かと会話している様子を聞いてしまう「耳飢え」が好きでした。
「はなびえ」は現象としては正統派なんだけど、そこに女性心理であったり、ラストの一言の皮肉が効いていて、単なる都会の怪談話でなく、都市に生きる女性の一面を照らしたよ