中島らものレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ現代の出来事を描き、過去を振り返る構成がメイン。
時々、アル中、シャブ中、そしてそれを改善するプログラムなど、
学術研究的な記載があるので知的資料にもなる
(ただし、医学科学は進歩するので情報が古い可能性はあるので鵜呑みは注意)
出来事自体はそれほど展開しない。
起承転結はあるが、想像だにしない方向にはいかないので
大筋のプロットで言えば誰でも考えれそうなもの。
なのだけど、(著者経験による)アル中の解像度はもちろん、人物の解像度が高い。
文体の巧さがあって、何も起きてないのに、それでも引き込まれる強みがある。
少しだけ劇的なシーンはあるけど、ジントニックのライムにも満たない。
人間の生々 -
Posted by ブクログ
日常的な普通の出来事や季節の思い出を作者の感じたまま書かれているエッセイ。タバコとアルコール、恋、性欲などその時に感じたものを綺麗に文章に綴るのではなく、大っぴらに書かれていて自分の感じたことを素直に出す方が良いよと教えてもらえる気がする。酒の正体という項の社長と飲む高い酒と料理より、一人で飲むトリスやノーブランドの酒が美味しかったという話は興味深かった。どの物事においても、価値というのは自分が決めるのであって、価格やブランドは参考にしかならないように感じた。マインドがいかに大事だし、それがわかるように作者のようにいろんなもの、体験をしないといけないと思った。