中島らものレビュー一覧

  • とらちゃん的日常

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    中島らも氏の飼い猫エッセイ。
    「ネコが飼いたい!」と思うようになったきっかけから、とらちゃんがほとんど余所のネコになってしまうまでを書いています。
    猫かわいがりじゃない、ドライな愛猫記です。
    写真多数収録。
    初出は雑誌CREAの1999年9月号から2001年6月号。
    2001年に単行本が出ています。

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    2009年10月04日
  • 愛をひっかけるための釘

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    村上春樹ばかり読んでいると、ちょっと精神状態が危険になりそうな事があって、そういう時に中島らもは精神安定剤となる。本当の幸せは多分こっち。

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    2009年10月04日
  • バンド・オブ・ザ・ナイト

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    らもさんの本はどの本も下調べがガッツリしてあるみたいで、アルコールの小説はアルコールに、この小説は薬に詳しくなれそう。主人公がトリップしている表現、擬似体験ができるほどぐちゃぐちゃなイメージに感じました。現実に生きることが正気なのかどうか、わからないのかもしれない。最後の町田康の解説がまたよかった。

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    2009年10月04日
  • ぷるぷる・ぴぃぷる

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    落語,小話,劇・・・笑って,泣いて,ちょっとHな下ネタにふどきどきして、人間生きてることがドラマなのかも。なんてな。

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    2009年10月04日
  • ぷるぷる・ぴぃぷる

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    落語,コント,劇・・・
    笑い,泣き,ちょっと考える
    人間生きようとするばドラマがある。なんてな。

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    2009年10月04日
  • 水に似た感情

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    綺麗な本です。
    水に似た感情、あたしはこの本にある種水に似た印象を受けました。
    躁状態の描写とかもさすが実体験だけあってリアルだし。

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    2009年10月04日
  • 砂をつかんで立ち上がれ

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    一つ一つの話が短くてとても読みやすい。彼の好きな本について多く書かれてて、どれも読みたい!と思ってしまう。いくつかはメモしました(笑)取り敢えず「毒薬」を探そーと思います。

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    2009年10月04日
  • 寝ずの番

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    短編集。オチがつきまくる話もあれば、ちょっといい話もあったり。いい話にもオチつけようとしてるけど(笑)軽く読めると思います。

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    2009年10月04日
  • 獏の食べのこし

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    私的中島らも氏エッセイランキングの中では、かなり上位に位置付けさせるもの。後期中島エッセイはなんだか「仕事」という感じがするのでどこか体裁が整いすぎている気がするのだが、本書はまだ初期の頃の作品なので、彼の内面というか、正直な部分が「商品」という気負いが少ない状態で出ていると思う。読むととてもセンチメンタルな気分になって、少し周りの世界の見方が優しくなれるような気がする。ただ、18歳未満の青い少年少女が読むにはちょっと不適な表現や感覚があるので、少し社会に疲れた大人の読み物だと思う。

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    2009年10月04日
  • 砂をつかんで立ち上がれ

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    好きな人の本棚ちゅーのは気になるもんです。で、中島らも氏の書評…というか本に関するエッセイ。読んでる本のラインナップだけで頭の良さ&脳みその複雑さが垣間見れます。少しでもソレを吸収したくておんなじ本読んだりしてるけど、きちんと反映されてるかどうかは不明(笑)

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    2009年10月04日
  • ガダラの豚 2

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    ネタバレ

    ムアンギーーー強烈おもろい、いいキャラだったのに。内通者がいたから情報が筒抜けだったし、実際のところバキリが何か特別な力を働かせた、という描写はなかった(でも牛を木に刺したのは本当にヘリコプター使ったのか?)
    清川の霊感だけは本物のようだけどいったい?
    1終わった時点で志織に会えるのかもなと思っていたけど、2の文庫本の裏表紙のあらすじはあまりにもネタバレすぎないか?
    おもしろくて一気に読めた。あんなに死者が出るとはびっくり。日本でどんなふうに取り上げられるのか、3をはやく読みたい。

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    2026年09月28日
  • ガダラの豚 1

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    ネタバレ

    おもしろかった。各キャラクターのおもしろさと、インチキをあばく展開。そしてややアフリカと娘志織の死に関して今後何か起こるのかと2,3が楽しみ。
    逸美が元気になれたのは、一度新興宗教の洗脳にかかり、そこから脱出できた過程があったからなのかな。秋山ルイによると「ひどいトラウマ。10年、20年でなおる傷じゃない。大宇部が家庭をほったらかしにしているから余計に悪い」と説明されていたが、アフリカ渡航を前にして元気になった。アフリカにまた向かうことがまたトラウマを引き起こすように思われるが、その逆のようで、今後の展開が楽しみ。

    あらすじメモ
    冒頭の隆心師と弟子、今後また登場するのか?
    アフリカの呪術医の研究で功績を残した民族学者の大宇部太一郎教授。8年前に調査地の東アフリカで長女の志織が乗っていた気球が落下し死亡。大宇部はアルコール依存症に、妻の逸美は心を病み、新興宗教「聖気の会」にはまる。
    大宇部は番組出演をきっかけにMr.ミラクルと知りあう。Mr.ミラクルはマジックは娯楽として楽しまれてほしいが、宗教家や似非超能力者が人をだますために使うことは許さない、と超能力あばきを行っている。
    Mr.ミラクルにより、聖気の会の心玉大師の種明かしがなされ、逸美は洗脳を解かれる。その後手下が逸美、息子の納を連れ去ろうとやってくるが、テレビプロデューサーの馬飼が登場し救ってくれる。そしてアフリカでの番組を打診される。

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    2026年09月22日
  • 新装版 世界で一番美しい病気

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    中島らもの過去の著作の中から恋とか愛や性に関わるエッセイや小説を再編したオムニバス

    ほとんど以前に読んだことがあって久々の再読だけど

    人見知りで人嫌いを公言して
    韜晦やミスティフィケーションを好んで、人を煙に巻いて自身のホントの気持ちをなかなか表さなかったらもさんだから
    この本の中の恋や愛についての思いも、ひょっとしたら照れ隠しや隠れ蓑だったのかもしれないと感じたりして

    酔って水面の月を掴もうとして水底に消えた李白の最期を羨むような言葉を残し、自身も同じような顛末でサヨナラしたらもさんだから
    自分が突然居なくなる予感がうっすらとあり
    自分と親しくなると残された人が別れ際につらくなるのを肌感覚で感じているからこその、この恋愛観だったのかも
    久しぶりに他の著作も読み返したくなったが、大方の本は復刻や文庫化されているみたいで少し安心した

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    2026年09月22日
  • こらっ

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    1991年初版。定期的に何故か著者の本を読みたくなります。少年の頃、AMラジオから流れる著者のゆっくりとした語り口。ですが辛辣なコメント、知性も感じられる。このエッセイにも、その味が十分にあふれています。30年前に著者が感じていた「こらっ」が現在当たり前になっている。他の方の感想にもありますが、著者とみうらじゅんさんに似たものを感じることがあります。確かに面白いことが大好きであるという部分は、似ています。ただ、著者には少し無頼を感じます。そこが好きです。また、しばらくすると著者の作品を読みたくなるでしょう。

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    2026年09月21日
  • 僕にはわからない

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    科学に関しても似非科学に関しても、旺盛な好奇心で深い造詣を披露するらもさんの筆致が好き。
    個人的にはホラー映画には全く興味が無いのだが、やたらとらもさんがホラー映画の話をするので、それはそれで面白そうに思えてくるから不思議。

    アル中で入院していた、らもさんのわりかしヤバい時期のエッセイでありながら、その多岐にわたる博識と、旺盛な好奇心に感銘する。

    らも氏が存命であったら、今の世の中をどう見てるかなあ、と考えたりする。

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    2026年09月06日
  • 新装版 世界で一番美しい病気

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    そう
    恋って病気なんだ
    あと加えて言うなら愛は呪い

    あと
    辞書の字で興奮してましたな
    わかりみが深いです

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    2026年08月25日
  • 今夜、すベてのバーで 〈新装版〉

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    アル中の当事者がシニカルにアルコール・アルコール依存症について語っている。

    つらつらと並べられるアルコールの知識。
    酒飲みではないので正直興味はなかった。
    けれど砂浜から見え隠れする貝殻のように、
    人生において大切なことや、大切だと自分が知っていること、それが合間合間に散りばめられている。

    アル中はなにもお酒の味が好きで飲んだくれているわけではなかった。
    【人は酩酊が必要】
    そのことをアル中を指示棒にして伝えるというか訴えていた。
    進撃のケニーもそんなことを言っていたなぁ、と。

    酩酊に対する言語化のボキャブラリーが多様すぎて、すごい、としか言えない。

    中島らもはこの当事39歳。
    年寄りの核の付いたセリフは、なぜ出せる?

    知り合いから聞いたけど、中島らもは酔って階段から転げて亡くなったらしい。
    中島らもが素晴らしいアル中作家だということを知るきっかけになった本。

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    2026年08月20日
  • お父さんのバックドロップ

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    表題作が映画化もされた短篇集。もともと小学生向けの学習雑誌に連載されていた作品だけあって、軽い気持で読むことができ、じっさい、わたしは1日で読み終わってしまった。こういう軽い作品であるから、あまり小難しい論評にはそぐわないであろう。たとえばたかだか一般紙のスポーツ面にこんな記事が載るのかとか、いくらなんでも動物園の動物は持ち出せないだろうとか、そういう「ふつうの読みかた」をすればアラはいくらでも見つかるのであるが、そういうツッコミを入れることは野暮であろう。著者の「入門篇」として、多少の欠点も含めて笑ってあしらうべきである。

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    2026年08月17日
  • アマニタ・パンセリナ

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    ブロソなど日本の陰キャラ薬物愛好家の中で聖書のような扱いを受けているこの本、前提知識無くただ憧れていたんだけど、読んでみたらあ、こういう感じのやつなんだ…とちょっと悲しくなった

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    2026年08月15日
  • ガダラの豚 1

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    ネタバレ

    面白い。
    ミラクルの超能力暴きが痛快で楽しませてくれる。
    出てくるキャラクターがどれも個性的なのも楽しい。
    心玉のテレビに映る顔が歪んで怪物のようになるのが、これから先の展開に待っているであろう不穏さを演出していていいシーンだなと思った。
    序盤が読みにくいという評を聞いたけど、意外とそんなことなくて割と序盤から楽しめた。
    必要以上に身構えていたから、思ったほどじゃないなと思えたのかも知れないけど。
    1の段階では、それほど意外性はないというか、オーソドックスな話だったのがちょっと肩透かしくらった気分。
    でも、ほどよくアクションもありエロティックもありでエンタメとして十分楽しませてくれる作品。
    ここから、どんどん面白くなっていくらしいから続きが楽しみ。

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    2026年08月11日