中島らものレビュー一覧

  • バンド・オブ・ザ・ナイト

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    ラリっている時にひしめく百万言の羅列が圧巻だった。全然入ってはこなかったけど、おもしろい言葉をたくさん見た。

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    2023年01月10日
  • こどもの一生

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    狂気に満ちた作品。グロテスクで追われる恐怖を味わう。「よろしいですかあ」を連呼する山田のおじさんは臍がない。という発想が、らもさんらしい。いしいしんじさんの解説も良かった。

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    2022年12月13日
  • 頭の中がカユいんだ

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    はちゃめちゃでやりたい放題、自由奔放。著者の果てしない妄想、想像力にやっとこ追いつき、笑う。表現が独特で発想が豊か。らも作品は下ネタ多いが気分が軽くなるので再読します。

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    2022年11月27日
  • ロバに耳打ち

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    おもしろくて読みやすいなあ…。
    なんか、他に読んだことあるらものエッセイと比べると、けっこう彼なりの主張をはっきり小出しにしていってる感じがあって、そこも好きだった。

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    2022年10月20日
  • お父さんのバックドロップ

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    アントニオ猪木さん追悼
    久しぶりにこんないい本読んだ

    早く大人になりたかった

    損な子どもの役割から
    抜け出したかった

    でも大人になってみると
    そんないいものじゃない

    子どもより子どもっぽい
    プロレスラー、落語家、魚河岸、テレビ番組制作者のお父さん4人のお話

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    2022年10月17日
  • お父さんのバックドロップ

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    夢枕漠の解説が成程と思わせてくれました
    4作品少し変わったお父さんたちがでてくる短編小説
    子供がなにかをまとったのが大人なだけであって
    中身は子供のまんまなんだ
    そういう見方をすると少しお父さんが好きになるかもしれません

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    2022年09月16日
  • ガダラの豚 2

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    アフリカ編になって一気に面白さが増した。
    前半と後半でこうも変わるものか。

    次が気になって仕方ない。

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    2022年09月13日
  • ガダラの豚 3

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    2、3は続けて読むべきだと思う。
    時間を感じさせることなく読み切ることができる。

    確かに面白くない訳がなかったです。

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    2022年09月13日
  • 永遠も半ばを過ぎて

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    スピーディな展開で一気に読める。
    相変わらず参考資料の多さに舌を巻いてしまう。
    何よりも「孤独」に関しての記述は心にぐっとくる。

    ぜひ読んでいただきたい部分である。

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    2022年09月13日
  • 永遠も半ばを過ぎて

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    これが半フィクションだという事がとても凄い
    生者はそこまで誇らしくない事
    生きてるのが異様
    取り憑かれてこそ作家なのだと
    らもさん思想が伝わってくる文でしたね...

    中盤、僕にとっては少々難解で読むのが苦しかったのですが
    終盤からするっと読む事ができました。

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    2022年08月16日
  • 頭の中がカユいんだ

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    中島らもによるエッセイ・小説。中篇と短篇が合計4篇入っている。

    中島らもの作品は初めて読んだが、独特の世界がある。醜くくて強かな現実を強烈に皮肉りながらも、その世界の一部に自らも飲み込まれていくどうしようもない様を描き切る。その表現の味わい深さとユーモアが素晴らしいと思った。
    小説なのかエッセイなのかがよく分からなかったが、あとがきでの著者の「現実というものはあまり愉快なものでは無いから、せめて書きもので創る世界は水気のない大笑いの大地にしてやれ、という意図に基づいている」という言葉通りに現実を創り変えたものなのだと理解した。

    読んでいて面白く、他者と社会への許容をもてる一冊。

    「この本

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    2022年08月08日
  • 愛をひっかけるための釘

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    終わりに近づくにつれて「千利休がレフェリーのリング内」での比較的作法を突き破らないような勝負にかかってる気がして、それで最後またも綺麗に収められちゃった気がして、悔しありがたい気持ちになった。すごく良かったです。

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    2022年07月19日
  • 水に似た感情

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    ちょい難しい。理解しがたいけど、こんなにリアルに薬物について書かれると体験しなくて良い派の僕には勉強になります。

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    2022年06月08日
  • 永遠も半ばを過ぎて

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    面白かった。ストーリーは少し散漫な印象だが登場人物に愛着が湧く。中島らもの登場人物はどうしてこれほど愛おしいのだろうか。弱みの部分が大きいからか。文章に関しても読みやすいが、少し人形劇のようになっているところは否めなかった。コミカルな見せ場が作為的だと読者は冷めてしまうのだと知った。他には、まず発想の出発点が良いと思った。人間の心の形だとか、想像出来る範囲と夢想的な描写をうまく折衷させている気がする。

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    2022年06月02日
  • ガダラの豚 3

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    ネタバレ

    うーん、面白かった
    1から3、全部雰囲気が違うのにストーリーが繋がってるから飽きなかった
    1はトリック風に事件を解決、2は深夜特急みたいな紀行文の風を感じる、3はキングスマン並みの虐殺劇でアクションシーンもあって、映画を観てるようだった。そういう点から言うと、貴志祐介感あったな〜
    わたしは1が好きだけど、ハッピーエンドで良かった…
    ただひたすら、バキリが強すぎて強すぎて…権力とか、切り札とか持ちすぎでしょうよ…大生部さん、負けちゃうのかと思ったよ…
    最悪の二日酔いから覚醒してくれてよかった(笑)元アル中の史上最悪の二日酔いとか、絶対床から出れないっしょ(笑)
    毎回こういう小説を読むたびに思うけ

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    2022年04月30日
  • 恋は底ぢから

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    全体的に綺麗が過ぎてびっくりしたけどこういうのを書かれると別切り口も追加されて、らものこと余計にもっと好きになっちゃうじゃん。と思った。
    恋するΩ病、傑作だよ…

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    2022年04月28日
  • アマニタ・パンセリナ

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    書名からはわかりにくいが、「クスリ」の本。
    著者が経験した、合法?ドラックの体験談をまとめたもの。
    個人的には面白いけれど、若い青少年にはお勧めできない本。
    たが、参考文献はすごい。よく知っていて、本当に勉強したんだなと思う。ここまでくればスペシャリスト。

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    2022年04月13日
  • 白いメリーさん

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    あからさまな表現もあり所々にらもみ(らもみ?)をちらつかせられるのに、端々に見える綺麗な表現にハッとさせられ、一編一編終わるたびの満足感が良かった。
    後書きもかなり良い。 くっさいおっさんから湧き出るねっとり綺麗な作品たち

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    2022年04月12日
  • ガダラの豚 3

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    3作通してめちゃくちゃ面白かったです。Ⅱが、キャラクターたちの立て方も含め爆裂面白かったのでその気持ちのままⅢを読むと心が追いつかなくなる…新興宗教の段階からは思いもよらない展開だけどちゃんとずっと繋がりがあったりしっかり怖かったりするのが良かったです。雪崩込む知識もすごい…だいすき

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    2022年04月11日
  • 中島らもの特選明るい悩み相談室 その1

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    相談内容がすでにちょっとおかしいのだが、それに対する回答ひとつひとつがなんとも秀逸。
    本上まなみさんの巻末エッセイがこれまた良い。

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    2022年03月23日