ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
3pt
「悪夢を見るなら今のうちだよ」と誰かがおれの耳元でささやいた――。「悪魔の館」と呼ばれる家に入り浸るジャンキーたち。アルコールをはじめ、睡眠薬、咳止めシロップなどの中毒者たちが引きおこす悲喜劇を濃密に描いた衝撃作。そして、今夜も言葉のイメージが怒濤のように、混濁した脳裡に押し寄せてくる。
アプリ試し読みはこちら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
ラリってるときの文章がしんどければ、読み飛ばしても問題ない。それだけでも小説として面白い。 もちろん、しっかり読んでも、一見めちゃくちゃな言葉の羅列が実は主人公の心情とリンクしていることが見えてきて面白い。 物好きな人は該当箇所だけをガクガクに酩酊して読んでもいい。らもの思考を疑似体験できて面白...続きを読むい。VR中島らも。 らもエッセイの最高傑作がアマニタ・パンセリナなら、小説ではこれ。 何度読んでも楽しめる、一人一冊バンド・オブ・ザ・ナイト! 前半の広告代理店時代の話も、破天荒なお仕事モノとしてめちゃくちゃ面白いんだよな〜。
バロウズやアレンギンズバーグを彷彿させるようなビートニク。しかし、そんな厭世的な世界観とも異なるタダのドラッグ私小説。ラリる事で、社会との関係性や認知バイアスをリセットする。常識なんてものは誰かのでっち上げだというアナーキズムがここにある。何度目だろう。読む度に、気持ちが楽になる。何にもしがみ付かず...続きを読むに生きて良いのだ。死にたい人、断捨離したい人、社会に疲れた人は、この世界に入り込むと良い。きっと全てが馬鹿馬鹿しくなる。 スーツの下にブーツ、飼い猫と兎をラリらせて気付くと生首一つ、妻を含めたスワッピング、そうしたエピソードを包むヘルハウス。やがて、精神病送り、逮捕者、死亡、失踪と居候達は消えていく。このままで良いのか。偶発的に、本能に従い、いいかげんに生きる。社会との関係性のルールの枠内で生きるか、枠外で生きるか。時には、そんな風に生きてみても良いのではないか。
かなり好きな作品です 傍から見ればドラッグ、セックスばかりの自堕落に見える日常の中で仲間内の様々な出来事、変化によって主人公である大島ラムとその妻'み'の心情やら何やらだんだん変化していきます。 展開とかはそんなに派手ではないし、途中途中に眠剤でラリってるときの頭のなか を表現し...続きを読むた言葉の羅列がでてきたりするので人によっては退屈に感じるかもしれません。 個人的には笑えるところ、切ないところ、考えに共感できるところ様々で楽しく読めました。
内容はこれまでのエッセイで書かれてきた自伝エピソードをまとめたもの。 エッセイを読んでいる人間には既知のものばかりだが、そんなことはこの作品の評価にはまったく関係がない。 この作品の価値はキャラクターが本当に生きていること。 だから、起承転結のないストーリーでもグングンと読み進めていける。 村上龍の...続きを読む限りなく透明に近いブルーと似たテイストの作品だが、こっちの方が百倍洗練されている。
あそこまでの変乱で数頁に渡る言葉を素面で書き切ってしまう辺りにらもの文に対する狂気と厳格さ速攻に摩耗する程の歯車の回転に圧巻 酩酊中の文は飛ばしても構わないが繰り返し読み 面白い言葉を探してみるべき。
ラリっている時にひしめく百万言の羅列が圧巻だった。全然入ってはこなかったけど、おもしろい言葉をたくさん見た。
ほぼ実話だそうです。 なんていうか、悲しい陽気さがあります。 トリップしてるときに立ち現れる表現がすごい。 なんか自動筆記みたいな感じ。 その辺を詳しく勉強したことがないので分かりませんが、 いわゆるそんな感じでした。 ここが読んでて結構ダレるんですが笑、 ここがこの本の魅力でもあると思います。 ...続きを読む町田康の解説がよろし。 ラストは何か、突きつけられる限界点を感じました。
ほぼノンフィクションであろう自伝小説 睡眠楽、鎮静剤、麻薬、シンナー、なんでもやってラリってるひとたち 性的にもアナーキーで、妻も旦那もやってきた人や居候と関係を持ってしまうし、スワッピングまで・・・ (東京で親友同士の行為もあった、無茶苦茶だ。。。) 文字通り京都のヘルハウス (唯一子供が二...続きを読む人いる事が救いか、いやむしろそれこそやばいか) らもさんのぶっとんだパンクな人生 普通とは?正常とは?を問い続けた人生だったのだろう 肯定はできない (ただ、そういう認識を持つこと自体疑ってかかれと、らもさんは笑いとばすだろうし) 否定はできない (ただ、そんな事言うと自分の人格が疑われる怖さもある) 雁字搦めで、迷路、迷路 ラリってる時の描写では、毎度数ページにわたってとにかくシュールな言葉の羅列になるのだが 「ここは読み飛ばしてもいいのでは?」 と、思ったし 結局その描写だけは、とにかくイっちゃってるんだなという感想しか持てそうになかったが とりあえず飛ばさずに その永遠溢れ出てくる言葉に対して最後まで食らいついてみた 結果 (一般的な感覚しか持ち合わせてないだろう自分は) 雁字搦め、迷路、迷路 長文ついでにもう1つ 町田康の解説も面白かった
この作品をおもしろいとか言っちゃうと色々誤解されそうですけど。 好きです、この本。 というかやばすぎ。 こんなめちゃくちゃやっていいんだ、小説って 笑
ジャンキー生活を赤裸々にという感じ。 薬というのは、愛情や何やらを司る大脳新皮質を蝕むらしく らもさんちは「ヘルハウス」と呼ばれる巣窟に。 んで、性もめちゃくちゃなのだけど、まーぐんぐん読んでしまう。
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
バンド・オブ・ザ・ナイト
新刊情報をお知らせします。
中島らも
フォロー機能について
「講談社文庫」の最新刊一覧へ
「小説」無料一覧へ
「小説」ランキングの一覧へ
頭の中がカユいんだ
試し読み
アマニタ・パンセリナ
エキゾティカ
お父さんのバックドロップ
ガダラの豚 1
【合本版】ガダラの豚
君はフィクション
「中島らも」のこれもおすすめ一覧へ
一覧 >>
▲バンド・オブ・ザ・ナイト ページトップヘ