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表題作「白いメリーさん」のタイトルに惹かれ、読んでみました。メリーさんと言えば、40代以上の横浜市民にとっては知名度の高い人物かもしれません。私が初めてメリーさんを見たときの衝撃は忘れられません。小学生の頃「横浜高島屋」の入口の椅子に、全身白ずくめで白いドレスに白い靴、髪も真っ白のおばあさんが座っていました。顔も真っ白な歌舞伎役者のようなメイクで、陶器の人形かと思い、つい触ろうとしてしまいました。メリーさんの生業など知っている叔母から「近づいてはいけません」と言われたのをよく覚えています。それから20年くらい経ったある日、本当におばあさんになって、昔と変わらない格好をしたメリーさんを横浜駅で見かけました。変わらない存在感だったのを覚えています。多分それが最後だったと思います。「白いメリーさん」をはじめとしたそれぞれの作品は、とてもブラックでシュールで、そして恐さと笑いが入り交ざっているような短編集となっています。古さと新しさの両方を求めている方にぜひおすすめの1冊です。
Posted by ブクログ
日の出通り商店街 いきいきデー・・・
まず、タイトルからしてぶっ飛んでいるのですが、読みだすと、さらにぶっ飛びます(笑う)
ブラックユーモア、と言えば良いのでしょうか?なかなかエグい内容なのですが、非常にポップな物語に思えました。
白髪急行・・・不気味です。わずか10ページのストーリーなのに、なんでこんなに不安になるのでしょう。
らも氏の作風の幅広さが見えます。
微笑と唇のように結ばれて・・・古典的なホラーと、静かなエロティックさで描かれています。情けない男の話なんだけれど、終始もの悲しさに彩られています。
白いメリーさん・・・かつて都市伝説となったいた、
「メリーさん」を題材にしているようです。
あまり詳しく書くとネタバレになってしまうのですが
このメリーさんの描かれ方が少々変わっています。
ラストの引き際には、呆然としてしまいました。
中島らもさんの小説は、初めて読みました。「奇才」と聞いていましたが、確かに、かなり独創的な発想をお持ちの方のようです。
不気味、ブラックユーモアに支配されているような
短編集です。
初めて読んだ、らも氏の小説がこれで良かったと思いました。なんというか、入りやすい。
他の作品も読んでみたいと思いました。
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