中島らものレビュー一覧

  • アマニタ・パンセリナ

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    評価は高いけど、万人にオススメできる本ではない。
    ドラッグをここまで豊かに表現した小説は知らない。
    残念ながら友人に貸したまま戻ってこないのでこれは買い戻したい。

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    2019年01月04日
  • 寝ずの番

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    中島らもの語り口がなつかしい。

    ・・・まぁちょっと、好きになった人に勧めるような本じゃないかんじはしますけどね。(^_^;)

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    2019年01月01日
  • 愛をひっかけるための釘

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    「サヨナラにサヨナラ」より 人間の実相は刻々と変わっていく。無限分の一秒後には、無限分の一だけ愛情が冷めているかもしれない。だから肝心なのは、想う相手をいつでも腕の中に抱きしめていることだ。ぴたりと寄りそって、完全に同じ瞬間を一緒に生きていくことだ。二本の腕はそのためにあるのであって、決して遠くからサヨナラの手をふるためにあるのではない。 中島らもさんワールドにぐんぐん引き込まれて行く。この人の頭の中は面白いなぁ

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    2018年11月13日
  • 僕に踏まれた町と僕が踏まれた町

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    前半は電車の中で読んでいても、くっくっくと笑ってしまう内容。らもさん、おもしろい。
    とんでも人生です。

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    2018年10月10日
  • 恋は底ぢから

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    「その日の天使」が大好きです。

    「きれいは汚い、汚いはきれい」を見て、私の周りには理解されなかったことを堂々と書いていて凄く嬉しくなった。

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    2018年04月29日
  • アマニタ・パンセリナ

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    中島先生がご近所の薬局で「いつものやつ」と「ブロン…トザウルス」買ひまくったおかげかブロントサウルスが復活したらしい。ふん。
     Youtubeで、本著に出てくる落語の
    「へーろいん、まりふぁな」
     が聴けた。ちょっとうれしい。

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    2018年05月24日
  • ガダラの豚 2

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    アフリカへ。呪術師たちを探して大移動。

    ここに来て急に面白くなってきた。小説というよりは旅行記を読んでいる気分。

    また、読んでいて感情的に盛り上がりそうな部分がアッサリ描かれていたりと、なんだかセオリーを崩してくる感じに戸惑いつつ…

    展開が雑なのか、あえてなのか。

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    2018年03月29日
  • 君はフィクション

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    ホラー、荒唐無稽、狂言、フリークス…様々なジャンルの短編集。しょうもない歌詞が挿入されていたり表現がおじさんぽかったりするんだけど、結末が読めなくて、ついつい読み進んでしまう。適度な軽さも短編の分量も、電車で読むのにちょうどいい。

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    2018年03月10日
  • 恋は底ぢから

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    中島らもという人が書く文章は、本当か嘘かわからない。
    よくラリってる人だったので、常人にはウソだろ!?と思うことでも、もしかしたら本当なのかもしれない。

    この本のなかでは「恋するΩ病」という短編小説がとってもよかった。
    強引で、だけどユーモアがある男が(たぶん)美人を口説きまくる話なのだが、私、たぶんこういう人好きになっちゃうよなーと思った。


    地頭がよくてユーモアがあるタチの悪い酔っ払いの戯言にずっと付き合ってるような本だった。

    お気軽に読めるので、何かの待ち時間にオススメ。

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    2017年02月09日
  • こどもの一生

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    いやいや、めちゃめちゃ怖いですやん。
    読み始めから3分の2くらいまでは、エンターテイメントで、登場人物のみっちゃんが最低なおっさんやなくらいで読んでいたけど、
    ある場面から急にホラー小説に変わってしまった。また淡々と書いているのが怖さを助長しているように思う。
    「面白くて最後怖い」という印象しか残らないらもさんらしい小説でした。

    #読書 #読書倶楽部 #読書記録
    #こどもの一生
    #中島らも
    #2017年7冊目

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    2017年01月27日
  • 永遠も半ばを過ぎて

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    らもの小説と言ったら私小説しか読んでなかった、というお話にならない不勉強がたたり、見事にあじましでおのたまう「大ファン」に落城した作品がこれ。

    まず、どうやったらこんなタイトルのセンスが出るかって不審に思ってたんだけどらもってコピーライターだったのね。納得。

    てな具合に確かはたちそこそこで読んだ記憶なんだけど、そして現在そこから倍生きて読み返したらなんと登場人物の軽さ、リアルさよ。はたちの私には、こんなどうしようもない40代なんて少なくとも身近にはいない「はず」だった。はたちの私よ胸をなでおろせ、そしてまだ安心するな。相川になっていたかもしれないのは私だ。

    酒飲みの編集女が出てきてからは

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    2016年10月05日
  • 水に似た感情

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    ノンフィクションだそうで、たしかにバリ島の色彩とか匂いとか現地の人の表情とかがリアルに描かれている。以前読んだ同著者の「ガダラの豚」と比べてとてもすいすい読めたし心地よかった。ソトさんがいいキャラしてる。

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    2016年09月09日
  • 中島らもの特選明るい悩み相談室 その2

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    電車で読むには注意が必要な本。
    唐突に「天井裏の危険物の処理法は?」という質問に出くわしてしまうからです。
    切れの悪いところで降りる駅についてしまうと1日中、頭をぐるぐるします。危険物とは何か?どう処理をするのか?

    気になる方は是非本書をご覧ください。

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    2016年06月16日
  • せんべろ探偵が行く

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    らもさんやっぱりこれでは体壊すなあ。
    でもほんと楽しそう。
    大坪屋で女将に追い返されるのが良かった。
    福山の酒場行ってみたいねー。
    コラムのらもさんの文章が、内容はともかくとても端正なのが、何か泣かせられました。ご冥福をお祈りします。

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    2016年03月29日
  • 愛をひっかけるための釘

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    ああ、らもさんだ。
    2ページから長いものでも数ページ。
    場末路地裏コップ酒から、業界話、花鳥風月、科学に芸術。
    そのどこにもらもさんがいて、「へえ~」とか「ええー!そうなん?」とか「まあねえ…」とか、そんなボタンがあったら押したくなる話ばかり。
    話好きな人たちならこのどれか一編を肴に「自分なら」とまた盛り上がるんじゃないだろうか。
    らもさんの面白さ、忘れてた。
    ほかのらもさんも探そう!

    シャバシャバの液でしばらくするとヘナヘナにしぼんでしまうたこ焼き。
    今もどこかで売ってそう。

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    2015年10月14日
  • 僕に踏まれた町と僕が踏まれた町

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    どうしようもなくダメでみっともなくて情けない人間が涼しい顔して内心必死の思いで格好をつけた結果本当にかっこよくなってしまうのがロックだと思う

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    2015年09月17日
  • 頭の中がカユいんだ

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    ネタバレ

    ノンフィクションか小説か?著者本人がノン・ノンフィクションと銘する、現実と妄想が入り混じったような不思議本。

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    2015年09月13日
  • 白いメリーさん

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    奇才、中島らものユニークなホラー短編小説。
    「中年過ぎると、ぼんやり気づいてくるんだ。自分はもう用済みだってね。」(P30)→ふむふむ、納得。

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    2015年05月26日
  • 愛をひっかけるための釘

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    ネタバレ

    中島らもといえば、アル中&ヤク中(といっても風邪薬のブロン液)で、冴えない晩年とのイメージ強ですが、味のある文章を書かれるお方。本著は茶道誌に連載されていたエッセイで、内容的にはとりとめもない話が多いですが、タイトルからして味がありますね。タイトル買いです。

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    2015年05月10日
  • こどもの一生

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    最初思いっきり笑わせてからの
    山田のおじさん、怖すぎ…

    発想は面白いけど、オチが弱いと思った。

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    2015年03月12日