中島らものレビュー一覧

  • ガダラの豚 1

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    知らない国のこと
    宗教のこと
    怪しい信仰宗教のこと
    トリックや手品のこと
    知らない世界に触れた。

    ワクワクしながら読めました。

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    2025年11月21日
  • 今夜、すベてのバーで 〈新装版〉

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    アル中文学至上に燦然と輝く中島らもの名作。学生時代に一度読んだことがあるが、内容はほとんど記憶になかった。当時は普通の小説だと思って読んでいたのかもしれないが、こうしてアルコール依存症の身になって読むと、これは酒害の問題を一早く告発し、その医学的な説明や、哲学的な思索、日本のアルコール行政の問題点(文中では「気違い沙汰」とまで揶揄される)、回復支援団体の活動までを網羅しつつ、一編の素晴しい小説に昇華させている。中島らもが泥酔状態で階段から転落して亡くなったのが 52歳。僕もその歳までは生き延びたか。

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    2025年11月07日
  • ガダラの豚 1

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    宗教にのめりこんでしまった妻を救うため、テレビタレントとなった呪術研究者が、手品師と手を組み謎の宗教団体へと挑む――。
    本作は、オカルトと科学、信仰と虚構といった“相反する世界”を真正面から描き出す。“奇跡”と“ペテン”のエンタメ宗教サスペンスです。

    呪術研究者×手品師というクセの強いコンビが宗教団体に挑むという構図がまず強烈で、この組み合わせの妙が、後のドラマ『TRICK』などにも通じるエンタメの原点を感じさせます。「理屈では説明できないものを、どうにか理屈で納得させたい」――そんな人間の根源的な衝動を物語に昇華している点に惹かれました。

    作中では、呪術研究者・大生部の視点を通して、テレ

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    2025年10月25日
  • 永遠も半ばを過ぎて

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    1994年初版。30年以上前に書かれた本。著者らしいユーモア、洒落た会話。いろんな詐欺。どうなるのかとわからない展開。薬を飲んで無意識のうちに憶えのない文章を書くという、ひょっとしたら著者自身の経験ではないかと思わせる印象。映像化されたものもあるようなので観たいなあと思うのですが。

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    2025年10月20日
  • ガダラの豚 1

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    第47回日本推理作家協会賞

    おちゃらけた口調のキャラが多い気がするけど面白くて笑えた。
    胡散臭い新興宗教にのめり込んだ妻の奪還というなんだか楽しそうな設定で、わりと破茶滅茶、そして痛快!
    主人公がアフリカの呪術医研究の第一人者なので、神秘的でミステリアスな方向性を期待したけどちょっと違った。
    2作目のアフリカ編に期待。

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    2025年10月10日
  • 今夜、すベてのバーで 〈新装版〉

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    アルコール依存症(アル中)についてちょっと知りたかったし、タイトルもかっこよかったので読んでみました。思いの外面白かった、加えてすごく良い小説だったかも。、作者を調べたらもう亡くなっていた。作者自身もアル中の過去を持ち入院していたときにこの作品ができたと書いてあったので実体験でもあるのですね。名言というか「ハッ」とさせられる言葉も本当に多くて特に好きなのは天童寺さやかがアル中の主人公である小島に対して「生きようとしてても運悪く死んでしまう人たちの中で生きたいの。生きる意志を杖にして歩いていく人たちの流れの中にいて、そんな人たちのためだけに泣いたり笑ったりしたいの(以下略)。」って場面が好き。

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    2025年10月01日
  • ガダラの豚 3

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    ネタバレ

    面白かったけども。

    なんなんだ、このクライマックス。

    およそ正気とは思えない。

    サブリミナル?

    ちょっと破天荒すぎやしないか?

    ちょっとばかしリアリティに欠けるなぁ。

    今回再読してみて、この本の評価が下がっちゃったよ。

    でもひとつ得たものがある。

    それは、

    「私は嘘をつかない、ただたまに過ちをいかすだけだ」

    これ真理じゃね?

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    2025年09月28日
  • ガダラの豚 2

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    本書って、かなり面白かったという記憶があったんだが、再読してみるとそうでもなかった。

    最初読んだ時は20代だったからなあ。

    あれから、「やりすぎ都市伝説」とか、YouTubeとか、オカルトの情報は、溢れんばかりだったからなあ。

    なんか盛り上がりに欠けるんだよなぁ。

    第2巻はアフリカの冒険行なはずだけど、単なる日常風景という印象。

    面白かったけどね。

    可もなく不可もなくというところか。

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    2025年09月26日
  • ガダラの豚 1

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    これ20代の頃読んで、衝撃を受けたことを覚えてる。

    50代の今再読してみて、あれ?あんまり面白くないぞ?

    最後まで読んで、ああ、うん、まあ。

    可もなく不可もなく。

    ついに主人公家族でアフリカへ?

    面白かったけど、衝撃は全くなかった。

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    2025年09月22日
  • こどもの一生

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    想像以上にホラーだった。
    中島らもだから、キチガイが出てきてもすんなり受け入れられちゃう。
    先が気になって読まずにはいられない。

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    2025年08月10日
  • ガダラの豚 2

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    1巻で終わってると思ってたら全3巻なのを知り読んでみたらこの巻が1番面白かった
    全然知らない土地の話、興味深い

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    2025年04月18日
  • 僕に踏まれた町と僕が踏まれた町

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    氏の著書を読むのは2度目だが、彼の私小説・エッセイからは、世間の敷くレールや不文律から外れてしまったものを包摂する暖かさを感じる。

    ポジティブというわけでもなく、かといって諦観に支配されたのでもなく。
    黙っていようが酔っていようが寝ていようがセックスをしていようが、明日は来る。
    自分の意思とは無関係に進む時間の中で、まあなんとか、顔を上や前に向けるわけではなくともやっていくことができる、そんな……
    心に弱さを抱える人のお守りだと思う


    超コミュニケーション社会に生きる現代の若者の中には、中島らもが刺さる人もまあ多いとまでは言わずとも、少なくないように思う。

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    2025年04月16日
  • ガダラの豚 3

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    一家の行く末 一気に読みました。ページ数が進むにつれて
    終わってしまう…どうやって完結するのか?と
    考えていました。

    やっぱり最後は大生部が活躍しましたね。
    母も兄も強い。シオリの記憶も戻りました。

    失ったものは多いのが悲しいですが、
    一家の絆は強く結ばれてました。

    アフリカの呪術とはなんだったのか?
    自分なりに考えてみたいですね。

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    2025年12月07日
  • 恋は底ぢから

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    ネタバレ

    中島らもハマってます笑

    「その日の天使」
    …暗い気持ちになって、冗談にでも、"今、自殺したら"などと考えているときに、とんでもない知人から電話がかかってくる、あるいは、ふと開いた画集か何かの一葉の絵によって救われるようなことが。それは、その日の天使なのである。

    恋づかれ
    結婚してからいくつも恋をした。…「不倫」という実にいやな言葉があるが、指をさされて「不倫!!」といわれればたしかに不倫以外の何物でもないのだから、一言もない。  
    一言もないけれど、一言だけ言わせてもらえれば、そういうことを言う人は、結婚というシステムや、モラルという、種族にとっての安全バルブの味方であ

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    2025年02月12日
  • ガダラの豚 1

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    勧められて何も知らずに読みはじめました。
    アフリカの知識0でしたがおもしろい。呪術が基本になっている社会があるのだと。

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    2025年12月07日
  • お父さんのバックドロップ

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    読んだのは随分前だ。映画も見た。あの頃私も小学生やったかなぁ。プロレス全盛期だったし、私も洗礼を受けた。じゃりン子チエを彷彿とさせる大阪又は尼崎の下町。親や友だちとの微妙な距離。幼き頃のさまざまな葛藤が、素直に表現されていて、すんなり腑に落ちる名作。

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    2024年12月23日
  • バンド・オブ・ザ・ナイト

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    あそこまでの変乱で数頁に渡る言葉を素面で書き切ってしまう辺りにらもの文に対する狂気と厳格さ速攻に摩耗する程の歯車の回転に圧巻
    酩酊中の文は飛ばしても構わないが繰り返し読み
    面白い言葉を探してみるべき。

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    2024年10月23日
  • 永遠も半ばを過ぎて

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    ネタバレ

    勧められて読んでみました。

    不思議ととても引き込まれました。
    詐欺のところはハラハラし通しで、テレビなんかに出たらバレるよ〜と思っていたら案の定バレてドキドキ。
    絶対に死ぬと思っていたのに、自分の作った縁に救われるところがすごいなと思いました。

    睡眠薬とアルコールで、すごい文章を打つところが、本当文で読むと洪水のようで、追うのが大変でした。が、解説の方がドラッグを使うミュージシャンのことにも触れていて、そういうことって現実によくある話なんだろうなぁと思いました。(もちろんドラッグや薬物乱用はよくありませんし許されることではないと思いますが。)

    勧めてくれた人がこの本にいくつか付箋をつけて

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    2024年10月19日
  • アマニタ・パンセリナ

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    あらゆるドラッグをキメても、死に至らなかったのは中島らもがタフだからなのか?または人間は意外と丈夫だからなのか?いや偶然か?

    下北沢の一室から世界の果てにアステカ文明と、ドラッグの世界は幅広く奥深く興味深い。ヤるヤらないは個人の自由だが、風邪薬、アルコール、砂糖。現代ならスマホだったりと中毒を引き起こすモノは、その辺に散らばってるわけで、ドラッグに全て悪の元凶があるのでは?という一方通行な意見は、本書を読み終えた頃に変化する。

    ブランコの重力でハイになり、お母さんの『帰るわよ〜』の一声でナチュラルになる現象。共感しかない。中島らも、相変わらず面白い。

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    2024年10月05日
  • ガダラの豚 2

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    アフリカに呪術師を探しに行く第2巻。ストーリー展開はエンタメ路線だが細かなところまで相当な調査に基づいての記述だろうと驚く。アフリカのことを何も知らない私ではあるけど。宗教やら呪術やら全く気にしないと思っていても、深くアフリカの現地民族の中に進んでいくに連れて恐ろしく感じるところが多くなってきて、楽しく読み進めるのが辛くもなってきた。
    主人公一家がどのようにアフリカの厳しい旅を乗り切るのか、テレビ局のロケなんてどうせまともに成功はしないだろうか、呪術の怪しげなところを現代科学で否定してしまうのか、いろいろと先のストーリー展開を予想しながらも先が楽しみ、不安もありありで気が抜けない。さて急展開の

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    2024年09月17日