中島らものレビュー一覧

  • 今夜、すベてのバーで 〈新装版〉

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    ネタバレ

    アルコール依存症の男性が主人公のアル中小説!読みやすくて3日で読んだ
    なぜ人はアルコール依存症になるのか、少しだけ理解できた気がした。酒と薬、タバコなどの依存性や手に入りやすさの話が興味深かった
    さやかの父がアルコール依存症のち膵臓がんで死去していることを知って(兄は酒に酔って車に轢かれて死亡)彼は酒をやめることができるかな...できて欲しい
    久里浜式アルコール依存症スクリーニングテストしたらきわめて問題多い(重篤問題飲酒群)だった!!!3月と4月よくない飲み方したから...反省

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    2026年05月09日
  • ガダラの豚 1

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    「本なら売るほど」で紹介されていた本。
    気になって読んでみた。
    ここから本番という感じだが、引き込まれる何かがある。
    小気味よい文章が良いのだろう。
    とりあえず星4つ、最終評価は最終巻で。

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    2026年05月05日
  • ガダラの豚 1

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     護摩行から始まり『超能力VS超能力狩り(マジシャン)』と銘打たれたTV番組、妻が新興宗教に嵌まってしまった民俗学者兼TVタレントにアフリカ行きを示唆する描写まで様々な要素が盛り込まれてⅠ部で既に読み応え抜群だった。II部が楽しみ。

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    2026年05月04日
  • 今夜、すベてのバーで 〈新装版〉

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    大学1年生の時にハマっていて、当時の大学のレポートでは何でもかんでもこの本の内容を課題に絡ませていました。恥ずかしい思い出です。

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    2026年05月03日
  • ガダラの豚 3

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    大生部一家と大呪術師バキリの対決むちゃくちゃ過ぎて鳥肌。

    特に後半のバキリの強さよ。

    こんなに呪術、信仰にどっぷりと浸った読書は初めてで新鮮だった。

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    2026年04月29日
  • ガダラの豚 3

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    オーディブルにて。
    アフリカから再び舞台は日本へ。お気に入りキャラが死んでしまったり、チートキャラだと思っていた味方も敵わなかったり、ずっと手に汗握らせ最後まで読ませる文章力がすごい。この作品で中島らもを初めて知ったけれど、なぜもっと有名でないんだろう。映像化もされていないのが不思議。

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    2026年04月26日
  • ガダラの豚 1

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    オーディブルにて。久々のヒット。これは面白い。
    中嶋らもを初めて知ったが脚本家の方なのかな?会話が自然でユーモアに溢れ、関西弁なことも相まって思わずクスッと笑ってしまう。
    3巻とも読み終わってから書いているので、1巻はまだ序章であり、この先の盛り上がりが良い。

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    2026年04月26日
  • 頭の中がカユいんだ

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    現実とフィクションの狭間を自由に且つ不明瞭に往来する散文。

    野毛の駅ナカの立ち飲み屋で独り瓶ビールといたわさを肴に読んだ。
    お酒のアテとしてこれほどまでに優良な本はないのでは?と思えるほどに相性が良かった。

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    2026年04月19日
  • ガダラの豚 1

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    これで私も読み終わるまで死ねなくなった。
    これでまだIなのか。

    この先どんな展開くるのかワクワクする!

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    2026年04月17日
  • 今夜、すベてのバーで 〈新装版〉

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    ネタバレ

    穏やかな文章を書く人です。

    依存症の人は帰る場所がないと治らないと聞きますが、まさにこう言う事なんでしょう。
    アルコールによるドーパミン的快楽よりも人との繋がりによる安心、オキシトシン的な安心が代替になる事で、依存症を克服できると。

    にしても、ダメオヤジが若いあ女の子に帰りを待たれたら、頑張っちゃうよね。なんかズルいなぁ。

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    2026年04月01日
  • 永遠も半ばを過ぎて

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    前回、中島らもの本を読みすっかりらもワールドにハマってしまった…。
    今回もどんどん話にのめり込み夢中になって読んじゃった。美咲の最後の一文が良かったな。

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    2026年03月29日
  • 今夜、すベてのバーで 〈新装版〉

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    「人は酒のみにて生きるにあらず」なんて言葉は本作の中で出てきやしないが、感想を一言で伝えるならばこれだ。

    人がこの世に生を受けてから死に至るまで、皆漏れなく何かに依存して生きてる。
    本作の主人公の小島容(いたる)はたまたまその依存先が酒に、酒のみに偏っていただけだ。

    私自身、比較的依存先をたくさん作れるタイプで高みの見物をしながら本作を読み進めつつ、依存先のバランスなんぞ意図も容易く崩壊する危険性が常にあるということを気付かされた。

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    2026年03月11日
  • 今夜、すベてのバーで 〈新装版〉

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    アルコール依存の克明な記録。
    ここまで細かく書くのか、と正直少しうんざりした。
    それでも読み進めたのは、単なる闘病記では終わらないものがあったから。
    病院でお世話になった先生、出会った個性豊かな入院患者たちとの交流の様子は、流石、らも氏のユーモアで生き生きと描かれている。

    作中で語られる『シェーン』
    ひとりで去って行くヒーローを「カッコいい」と言い切りながら、同時に「ずるい」とも言う。
    去る者は物語を終わらせられる。でも残る側は、生き続けなければならない。その視点に、らも氏の死生観を感じた。

    中に出てくる「階段から落ちる」「頭を打つ」という何気ない言葉。作品だけを読んでいれば気にも留めなかったかもしれない。でも、らも氏の最期を知っているから、それは不吉に響いた。ただの読後のざわめきなのだが。

    ずるさも弱さも抱えたまま、書かれた小説。
    読み終えて、やはり晴れやかにはならない。

    「すべての酒飲みにささげるアル中小説」
    心して読んでほしい。

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    2026年03月04日
  • ガダラの豚 1

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    最初は、はてな?と思っていたけれど。
    後半の詐欺の教祖あたりから、突然面白くなってきた。
    その前の阿闍梨の話はどう結びつくのかな?

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    2026年02月27日
  • ガダラの豚 3

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    エンタメの傑作として名高い「ガダラの豚」シリーズ、ついに完結。
    読後の感想を一言で言うなら、完全にガダラロスである。

    毎日嬉々として、少しずつ、でも可能な限り時間を割いて読んでいた物語が終わってしまった。
    これを書いている今は、ただただ寂しくてしょうがない。

    3巻でまず驚かされたのは、そのスピード感だ。
    名作スプラッター映画『13日の金曜日 PART8/ジェイソンN.Y.へ』になぞらえるなら、本作の最終章もいわば「バキリ、東京へ」という趣向。
    ただし、ジェイソンがクリスタルレイクから船でニューヨークへ向かう2部構成なのに対し、本書の怪僧バキリは開始早々すでに半年も前から大生部教授と同じ東京に到着している。
    この時点で、物語はすでにフルスロットル。
    志村うしろー!!!状態だ。

    最終章と聞けば、荒俣宏『帝都物語』よろしく、これまで登場してきた濃厚なキャラクターたちとバキリの超能力バトルを期待しながら読み進めるわけだが、物語の進行は私の予想とは少し違っていた。

    しかし、2巻をはるかに上回る死者数、スケールアップした超能力、ハチャメチャな展開の連続にもかかわらず、物語は見事に東京での大団円へと収束していく。
    急な設定変更なども感じつつ、なるほど、そう繋げるのかと唸らされた。

    最終巻については「ご都合主義」と感じる人がいても不思議ではない。
    だって、これは娯楽小説なのだから!

    そして娯楽小説として、これ以上ない仕事をしている。

    読み終えた瞬間に、ここまでのカタルシスと寂寥感を同時に味わわせてくれる作品は、そう多くない。
    本当に、出会えてよかった一作だ。

    面白かったです。どうもありがとう。

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    2026年02月06日
  • ガダラの豚 3

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    ネタバレ

    ケニアから逃げ帰った大生部たちを追い、バキリが日本へとやってくる。
    全ての因縁に決着がつく、シリーズ最終巻です。

    舞台が日本に戻ったことで、秋山やミラクルをはじめ、1巻から登場してきた主要キャラクターたちが総出演する構成となっており、シリーズの集大成としての手応えをしっかり感じさせてくれます。
    本物の超能力が登場したことで、宗教物としてのジャンルがやや変質した印象は否めません。
    しかし、未知の力に対して心理学やトリック、専門知識で対抗していくという「アカデミックとエンタメを結びつけたサスペンス」の魅力は健在です。
    何より、癖の強いキャラクターたちによる人間ドラマが最後まで濃密に描かれており、読み応えのある一冊でした。

    今作で最も胸を打つのは、やはり清川ですね。
    「かつては本物の超能力者だったペテン師」という設定が魅力的で、彼が力を取り戻す場面では思わず胸が躍りました。
    それだけに、直後に無残な最期を迎える展開は衝撃的で、強い喪失感を覚えました。
    彼が失敗した「エレベーターのワイヤー昇り」を終盤に大生部が成し遂げるシーンがとても良かったです。
    清川が果たせなかった志織の救出を、大生部が引き継いだような展開に、思わず泣きそうになりました。

    今回はスラッシャー的な要素が強く、宗教ものとしての色合いはやや薄まった印象です。
    シリーズを通して描かれてきた「奇跡と詐欺」「毒と薬」といった二項対立は、今作では「砦と槌」という、よりシンプルで暴力的な構図へと収斂していきます。
    まず安全圏を確保し、次に外敵を排除する。宗教や神を、信仰ではなく「力」として捉え直した物語、とも読めるのかもしれません。
    馬飼が語る「テレビとは、安全圏から他人の死を眺めるための装置だ」という言葉が非常に印象的でした。
    この視点はバキリの生き方とも通じており、おそらく本作における宗教観や暴力観の核心に触れる部分なのだと思うのですが…。
    ただ、正直なところ、今作では何を伝えたいのかが掴みきれなかった面もありました。

    それでも、シリーズ全体を通して積み上げてきたテーマとキャラクターの行き着く先として、この混沌とした最終巻は強く印象に残ります。
    濃いキャラクター達による人間ドラマとして十分に楽しめました。

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    2026年01月31日
  • 永遠も半ばを過ぎて

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    ネタバレ

    まさにエンターテイメント
    この物語、どこに行くのかとハラハラドキドキさせながらもしっかりと着地させられたのは流石
    美咲の孤独への解釈に共感し、相川は絶対に自分の近くにはいて欲しくないと思い、この三人組には愛着を持った

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    2026年01月27日
  • ガダラの豚 3

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    ネタバレ

    全体通してすごく読みやすくて、週末で一気読み。

    3冊目は、それまでの展開の意外性みたいなのが少し弱かった。
    ただ会話の中でくすっと笑えるところだったり、全体的にすごく楽しめた。

    中島らも初めてだったけど、ほかにも読んでみようってなる。

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    2026年01月26日
  • ガダラの豚 1

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    いつ以来か忘れたが再読。
    面白かった、しかし後半は失速した、新興宗教の教祖が助平だったくらいしか覚えていなかった。
    新興宗教団体の研修は洗脳セミナーの手法。
    アルコール依存の教授は頼りないが助手とミスター・ミラクルが頼もしい。精神科医のオヤジギャグ的下ネタに時代を感じる。
    1巻はトラウマから新興宗教にはまった妻の洗脳を解きテレビの企画でアフリカへ行くまで。

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    2026年01月22日
  • アマニタ・パンセリナ

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    ものすごく久しぶりに中島らもを読んだ。おもしろいな。200ページちょっとで、語りのような感じなので、すぐに読める。
    全体を通して笑いに溢れ、またどこなくセンチメンタルな趣のある本だった。

    タイトルの「アマニタ・パンセリナ」は、テングタケのこと。毒キノコだ。
    本書は、著者の体験した各種ドラッグの記録エッセイである。睡眠薬、シャブ、阿片、幻覚サボテン、ガマの油、大麻、抗うつ剤、アルコール……。凄まじい。ここまでの遍歴を持ち、かつ毒物に関する古今の本を読んできた著者だからこそ、「シャブは愚劣なドラッグ」と断言する言葉には納得感がある。
    本書は、雑誌の連載をもとにしたもののようだ。最終回は「アルコール」である。上記の中では一見大丈夫そうなアルコールだが、やはり著者のような大酒飲みは話が違う。断酒までの総量を考えると、幅5メートル×長さ7メートル×深さ1メートルのプール一杯分くらいだという。もうよく分からないが、そりゃあかんわというところである。

    また、山崎幹夫氏による解説も、なんだか素朴でよかった。以下に引用して終わる。

    『アマニタ・パンセリナ』にはらもさんの人生観が横溢しているし、この本を読むと、らもさんの本を何から何まで読んでみたくなる。この本は、まさにらもさんの不思議な世界そのものである。

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    2026年01月15日