中島らものレビュー一覧

  • ガダラの豚 3

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    ネタバレ

    まーーー面白かった。2〜3はほぼ一気読みした。
    あれほど誰もが太刀打ちできなかったバキリに、今覚醒したばっかりの大生部が勝つのはちょっと現実感ない?けどまぁ良いのだ。面白かったから。
    大惨事からの大団円。おなかいっぱいです。

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    2025年07月23日
  • 今夜、すベてのバーで 〈新装版〉

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    面白かった!!
    お洒落なバーの話かと思ったら、アル中で死にそうになった男とそれを取り巻く病院関係者、友人、友人の家族の話。酒とは何か、なぜ人は酒を飲むのかについて考えたくなる。なので酒を全く飲まない人にはよくわからないかも?
    ウイスキー飲みながら読みたい小説。

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    2025年07月09日
  • ガダラの豚 2

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    ネタバレ

    おもしろい!!
    すぐ3にとりかかる!!

    前半なんて舞台がアフリカに移って
    アフリカとは何ぞやという話をしてるだけなのに
    わくわくが止まらないのとテンポの良さ
    テレビを見ているように映像が脳内にポンポン入ってくる。
    最後はバタバタと物語が動くし死人も出てくる。
    新興宗教から呪術最後はどうなる!!

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    2025年07月07日
  • ガダラの豚 1

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    おもろーい!!
    セリフの言い回しもおもろいし
    緊迫してるのにどこかコミカル
    先生と名の付く人は変人って言葉がピッタリの教授
    後2巻あるからこの先どうなる??
    トリックVS奇跡VS呪術

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    2025年06月25日
  • ガダラの豚 2

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    めっちゃ面白い。
    文章が巧みなのとテンポの良さで飽きずにどんどん読める。
    中島らもさんの他の作品も読もうと思う。
    自分には派手な展開や設定の方が今のところは合ってる気がする。

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    2025年06月15日
  • ガダラの豚 3

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    超絶に面白かった。ラストは手に汗握る展開で文字を追うのがもどかしいぐらいだった。

    呪術なんていうものは非科学的な迷信で、未開の地の無知によるものだと、これまで当たり前に考えていたことが揺らいでくる。それは、呪術を非科学的だと言いながらも、キリスト教の神様のみを信じて死んでいく神父の様を読んで気付かされた。

    この世に超能力はあるのか、人の心理がそう見えさせているのだとしてもそれも含めてあるのかも思わされた。とすると、それは最初に出てくる新興宗教の教祖と何が違うのか。境目のない曖昧な領域なのかもしれない。

    魅力的な登場人物たちがいなくなる終盤は悲しく、反面ここで一巻の教祖でも出てくるのかと期

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    2025年06月10日
  • ガダラの豚 1

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    たまたま手に入って、『本なら売るほど』②に出てきてたなーと思いながらパラリと開いたが最後、ページをめくる手が止まらなかった。2、3もはやく読むぞー!

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    2025年06月08日
  • 今夜、すベてのバーで 〈新装版〉

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    著者の文章の上手さと教養の深さがひしひしと感じられる本。「なぜ酒を飲むのか」という話をここまで面白く深く書けるんだ…。

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    2025年06月01日
  • アマニタ・パンセリナ

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    15章に及ぶ著者のドラッグ体験記…というかもはや冒険譚です。
    ガマ毒と睡眠薬系統から始まりガマ毒とアルコールに落ち着くのですが、その過程にペヨーテや咳止めシロップやシンナーや大麻や抗うつ剤などの恐ろしくも素晴らしき体験談が続きます。
    飄々とした筆致で凄まじい内容が語られますが、なかなか聞くことのできないジャンキーの生の声が本書には封入されています。
    現在ではトー横界隈で横行している咳止めシロップのブロンですが、著者はトー横キッズも閉口するレベルの筋金入りブロン中毒者です。
    ですのでブロンに関する部分が妙な現実味を帯びており、大変勉強(?)になりました。
    書名のアマニタ・パンセリナとはベニテング

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    2025年05月31日
  • 僕に踏まれた町と僕が踏まれた町

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    中島らもさんは、「明るい悩み相談室」で知っていた。
    当時実家でとっていた新聞で読んでは家族で笑っていたけど、大人になって仕事をするようになったら周りでご本人を知っているという人たちとたくさん出会うようになった。
    いろんな話を聞いて、やっぱり可笑しい話が多くて、亡くなられた時は本当に驚いてしょんぼりしてしまったけど、本を見つけて久しぶりに目の前に現れたらもさん。
    らもさんが亡くなった年をとうに越えて今読むと、素晴らしい才能の深さをあらためて感じる。
    体調を崩して横になっていないと仕方ない状況下で読んでなんか励まされてしまった。

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    2025年05月25日
  • 今夜、すベてのバーで 〈新装版〉

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    アルコール中毒という「問題」を考える時、酒を飲む、飲まないという自由意志と理性、ということに意識が行きがちであるが、どうしても飲んでしまう、自分自身の意思ではどうしようもない部分があるということを、当事者として深掘りしつつ、物語として結んでいるところが良い。

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    2025年04月15日
  • ガダラの豚 2

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    ネタバレ

    まさかの急展開で、3巻をすぐに読みたくなりました。
    シオリが生きていたとは想像していなかった。

    マジックにトリックがあるように、呪術にも裏が
    あるということ。
    呪われたという人間の思い込みで衰弱することも
    なきにしもあらず。

    病は気からという言葉もあるので気の持ちようって
    大事というか、生命すら左右してしまうのかと。

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    2025年12月07日
  • 今夜、すベてのバーで 〈新装版〉

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    ネタバレ

    アル中の主人公が病院で出会う人々を通して自身の症状と向き合い、生きることにする物語。
    自分が体験したことの無い世界を追体験できるのはまさに小説の真髄だろう。
    においや感覚を味わったことがないと書けないもので、リアルな経験をさせてもらえた。
    程よい登場人物との距離感で、変に引き寄せられることがなく押し付けられないのですんなり入り込めたように思う。

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    2025年02月10日
  • 作家と猫

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    作家さん方が各々書かれた猫についてのエッセイ、漫画などを集めた本。
    様々な猫論(?)が読めて面白かった。

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    2025年01月19日
  • ガダラの豚 3

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    あ〜〜面白かった。読む手を止められず、読んでしまった。どの巻もドキドキハラハラのシーンがあり、えどうなるのうそあ〜となりながら、なんとか読み終わった。
    I部はオウム真理教のことを彷彿とさせながら、IIはアフリカに旅しているような気分になりながらドキドキハラハラ、IIIは超能力もござれで、ホラーの体も呈してくる。巻末の参考文献の量を見ればなるほど描写がしっかりするわけだという納得。重くなりすぎず、かといって軽くなりすぎず、読ませる力がすごかった。これぞエンタメという感じである。

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    2025年01月13日
  • ガダラの豚 2

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    舞台はアフリカへ。今回のテーマは呪術。

    現地の風土、民俗学、文化人類学を丹念に読みこんだ跡が滲み出ているディテールの深さ。主人公たちと旅を同行している気分になる。

    終盤の呪術師からの逃走劇。手に汗握るね。
    続きが気になって爆速読み。次巻へノンタイムでご-。

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    2024年12月23日
  • ガダラの豚 1

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    読み応え抜群の疾走感。

    新興宗教のやり口というのが、具体的な事件を通じて物語られる。寄る辺もない心境に陥ると、超常現象を操る教祖様への心酔というものが強固なものになるんだろう。百聞は一見に如かずとは言うが、人間による一見の頼りなさを現前されたな。

    新興宗教を題材にすると陰鬱とした内容になりがちかと思っていたけど、この作品は救いがあるしエンターテイメント性も高い。すらすら読めるし、なんと全3巻。時間以降も期待度が高まる。

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    2024年12月22日
  • ガダラの豚 2

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    2巻で大生部一行がアフリカに着いてから、物語が一気に加速してページをめくる手が止まらなかった。
    呪術といえば胡散臭いはずなのに、科学的に立証されることだと物語の中でもエピソードが登場するのに、逆にそれによって呪術の気味の悪さが引き立って妙な納得感が出てくるという変な感じ。
    アフリカに魅了されてしまう。

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    2024年12月10日
  • ガダラの豚 2

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    大生部教授とその仲間たち?
    アフリカでのTV撮影の旅
    楽しい旅かと思いきやあれやこれや‥‥
    大騒ぎ!もう読まずにはいられない!
    ドタバタだけではなく、なんだか考えさせられる
    こともたくさん。呪術を学びたくもなる
    「言葉こそすべてじゃないか!ひとは自分の魂をちぎって投げるんだ!それが言葉だ!」
    byオニャピデ

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    2024年11月09日
  • 頭の中がカユいんだ

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    うーむ好き実体験か非実体験は別にして町田康が解説してるもの好きだし睡眠薬と酒を用いて書かれた文体というのを含めてこの本が好き3-4日間の日記にしては濃すぎる。

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    2024年10月27日