中島らものレビュー一覧

  • ガダラの豚 3

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    ネタバレ

    ケニアから逃げ帰った大生部たちを追い、バキリが日本へとやってくる。
    全ての因縁に決着がつく、シリーズ最終巻です。

    舞台が日本に戻ったことで、秋山やミラクルをはじめ、1巻から登場してきた主要キャラクターたちが総出演する構成となっており、シリーズの集大成としての手応えをしっかり感じさせてくれます。
    本物の超能力が登場したことで、宗教物としてのジャンルがやや変質した印象は否めません。
    しかし、未知の力に対して心理学やトリック、専門知識で対抗していくという「アカデミックとエンタメを結びつけたサスペンス」の魅力は健在です。
    何より、癖の強いキャラクターたちによる人間ドラマが最後まで濃密に描かれており、

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    2026年01月31日
  • 永遠も半ばを過ぎて

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    ネタバレ

    まさにエンターテイメント
    この物語、どこに行くのかとハラハラドキドキさせながらもしっかりと着地させられたのは流石
    美咲の孤独への解釈に共感し、相川は絶対に自分の近くにはいて欲しくないと思い、この三人組には愛着を持った

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    2026年01月27日
  • ガダラの豚 3

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    ネタバレ

    全体通してすごく読みやすくて、週末で一気読み。

    3冊目は、それまでの展開の意外性みたいなのが少し弱かった。
    ただ会話の中でくすっと笑えるところだったり、全体的にすごく楽しめた。

    中島らも初めてだったけど、ほかにも読んでみようってなる。

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    2026年01月26日
  • ガダラの豚 3

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    ⅠやⅡと違い、気軽に笑える様子ではなく、どんどん不穏な展開になっていく。ちなみに裏表紙のあらすじは読まない方がいいです。ネタバレ満載なので。

    最後はまぁ、何とかなったかなという終わりで、とはいえⅠとⅡが笑える楽しさが多過ぎたので、それと比べるともっと爽快だったら良かったのにとは感じた。

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    2026年01月23日
  • ガダラの豚 1

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    いつ以来か忘れたが再読。
    面白かった、しかし後半は失速した、新興宗教の教祖が助平だったくらいしか覚えていなかった。
    新興宗教団体の研修は洗脳セミナーの手法。
    アルコール依存の教授は頼りないが助手とミスター・ミラクルが頼もしい。精神科医のオヤジギャグ的下ネタに時代を感じる。
    1巻はトラウマから新興宗教にはまった妻の洗脳を解きテレビの企画でアフリカへ行くまで。

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    2026年01月22日
  • アマニタ・パンセリナ

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    ものすごく久しぶりに中島らもを読んだ。おもしろいな。200ページちょっとで、語りのような感じなので、すぐに読める。
    全体を通して笑いに溢れ、またどこなくセンチメンタルな趣のある本だった。

    タイトルの「アマニタ・パンセリナ」は、テングタケのこと。毒キノコだ。
    本書は、著者の体験した各種ドラッグの記録エッセイである。睡眠薬、シャブ、阿片、幻覚サボテン、ガマの油、大麻、抗うつ剤、アルコール……。凄まじい。ここまでの遍歴を持ち、かつ毒物に関する古今の本を読んできた著者だからこそ、「シャブは愚劣なドラッグ」と断言する言葉には納得感がある。
    本書は、雑誌の連載をもとにしたもののようだ。最終回は「アルコー

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    2026年01月15日
  • ガダラの豚 1

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    ネタバレ

    本好きな芸人の方々がこぞって一番面白い小説とおっしゃっていて、ずっと気になっていて読んでみました。
    最初の20ページくらいの文体は「純文学ってこんな感じでしょ」っていう皮肉も込めて描かれているらしくて、エンタメ好きな人からすると少し退屈だとも聞いていたのですが、純文も好きな私にとっては冒頭からめちゃくちゃ好きな文体で面白くよみました。

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    2026年01月14日
  • ガダラの豚 1

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    ミステリーを書くのには苦労したとどこかで読んだ。
    酒を片手に書き続けたらしい。

    それでこの完成度、さすがのらもさん。
    ユーモアと知性。
    読みさすさとは裏腹に内容がしっかりしてて続きが気になる。

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    2026年01月11日
  • ガダラの豚 3

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    ラストに向けて怒涛のドタバタ劇でエンタメが大爆発してるそんな物語だった。
    破茶滅茶なバトルと説得力のある専門的な知識とが共存した内容で最終巻まで楽しんで読めた。
    大生部のキャラクターがたまらない。やっぱりお酒は気をつけないとだ。

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    2026年01月07日
  • ガダラの豚 2

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    ネタバレ

    シリーズ第2作となる本作では、舞台を日本からアフリカ・ケニアへと移し、呪術師取材の旅が描かれます。前半はほとんど観光紀行のような趣で、食事、治安、宗教観、経済格差など、日本とはまったく異なる価値観や生活様式が、コミカルな登場人物たちを通して丁寧に語られていきます。その情報量は圧倒的で、読みながら自然と「異文化を理解していく楽しさ」に引き込まれていきました。

    後半から物語は本格的に動き出し、呪術師への取材が核心に迫っていきます。特に印象的なのは、呪術が人々の生活に深く根付いている点です。
    日本的な感覚では呪術は禍々しいものに映りますが、ケニアでは攻撃だけでなく、魔除けや治療、さらには犯罪への抑

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    2025年12月22日
  • ガダラの豚 2

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    「呪術」に関するお話
    2巻は、アフリカに来てから帰るまで

    まさか、こんな展開になるとは思わなかった
    あと、テンポが早い
    重厚な小説だったら、アフリカを脱出するまでにさらに1冊くらいの分量が追加できそう

    詳細な感想は3巻の方でまとめて

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    2025年12月12日
  • ガダラの豚 1

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    「呪術」に関するお話
    詳細な感想は3巻の方でまとめて

    1巻は、大生部の奥さん 逸美さんの新興宗教絡みのあれこれと
    アフリカ行きが決まるまで

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    2025年12月11日
  • ガダラの豚 1

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    2025.12.06
    アフリカに行くまでの道中。
    すでに弾けまくっている登場人物たち、良い意味での脱力感満載。

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    2025年12月06日
  • こどもの一生

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    初めて中島らもさんに触れた一冊で、学生時代に読んだのですが
    怖かったという印象が強くて
    中島らも=怖い小説の印象が今でも抜けません。
    ただ、怖いもの苦手ながら読めたんだから面白かったのだと思います。
    ガダラの豚も積んでるので、早く読みたいです。

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    2025年11月28日
  • ガダラの豚 1

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    知らない国のこと
    宗教のこと
    怪しい信仰宗教のこと
    トリックや手品のこと
    知らない世界に触れた。

    ワクワクしながら読めました。

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    2025年11月21日
  • 今夜、すベてのバーで 〈新装版〉

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    アル中文学至上に燦然と輝く中島らもの名作。学生時代に一度読んだことがあるが、内容はほとんど記憶になかった。当時は普通の小説だと思って読んでいたのかもしれないが、こうしてアルコール依存症の身になって読むと、これは酒害の問題を一早く告発し、その医学的な説明や、哲学的な思索、日本のアルコール行政の問題点(文中では「気違い沙汰」とまで揶揄される)、回復支援団体の活動までを網羅しつつ、一編の素晴しい小説に昇華させている。中島らもが泥酔状態で階段から転落して亡くなったのが 52歳。僕もその歳までは生き延びたか。

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    2025年11月07日
  • ガダラの豚 1

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    宗教にのめりこんでしまった妻を救うため、テレビタレントとなった呪術研究者が、手品師と手を組み謎の宗教団体へと挑む――。
    本作は、オカルトと科学、信仰と虚構といった“相反する世界”を真正面から描き出す。“奇跡”と“ペテン”のエンタメ宗教サスペンスです。

    呪術研究者×手品師というクセの強いコンビが宗教団体に挑むという構図がまず強烈で、この組み合わせの妙が、後のドラマ『TRICK』などにも通じるエンタメの原点を感じさせます。「理屈では説明できないものを、どうにか理屈で納得させたい」――そんな人間の根源的な衝動を物語に昇華している点に惹かれました。

    作中では、呪術研究者・大生部の視点を通して、テレ

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    2025年10月25日
  • 永遠も半ばを過ぎて

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    1994年初版。30年以上前に書かれた本。著者らしいユーモア、洒落た会話。いろんな詐欺。どうなるのかとわからない展開。薬を飲んで無意識のうちに憶えのない文章を書くという、ひょっとしたら著者自身の経験ではないかと思わせる印象。映像化されたものもあるようなので観たいなあと思うのですが。

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    2025年10月20日
  • ガダラの豚 1

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    第47回日本推理作家協会賞

    おちゃらけた口調のキャラが多い気がするけど面白くて笑えた。
    胡散臭い新興宗教にのめり込んだ妻の奪還というなんだか楽しそうな設定で、わりと破茶滅茶、そして痛快!
    主人公がアフリカの呪術医研究の第一人者なので、神秘的でミステリアスな方向性を期待したけどちょっと違った。
    2作目のアフリカ編に期待。

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    2025年10月10日
  • 今夜、すベてのバーで 〈新装版〉

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    アルコール依存症(アル中)についてちょっと知りたかったし、タイトルもかっこよかったので読んでみました。思いの外面白かった、加えてすごく良い小説だったかも。、作者を調べたらもう亡くなっていた。作者自身もアル中の過去を持ち入院していたときにこの作品ができたと書いてあったので実体験でもあるのですね。名言というか「ハッ」とさせられる言葉も本当に多くて特に好きなのは天童寺さやかがアル中の主人公である小島に対して「生きようとしてても運悪く死んでしまう人たちの中で生きたいの。生きる意志を杖にして歩いていく人たちの流れの中にいて、そんな人たちのためだけに泣いたり笑ったりしたいの(以下略)。」って場面が好き。

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    2025年10月01日