中島らものレビュー一覧

  • ガダラの豚 2

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    前巻の『ガダラの豚1』を「今まで読まなかったのが本当にもったいない」と紹介したが、結論から言うと、2巻もやっぱり面白かった!

    1巻で登場した多彩なキャラクターたちは、今度は呪術の本場・アフリカの大地で大暴れすることになる。
    映画やドラマの続編は、スケールアップに失敗すると一気に失速しがちだが、本作はその点がとにかく上手い!

    舞台は小さな日本から、スケールの大きなアフリカへ。
    一介のマジシャン崩れが行っていた奇術まがいを暴く物語だった前作から、今作では「村全体が呪術師」という、より奇怪で大掛かりな話へと転じていく。
    人員も、今回はTV撮影という設定上、撮影スタッフや流暢な関西弁を話す現地案内

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    2026年02月02日
  • ガダラの豚 1

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    なにこれ、めちゃくちゃ面白い。今まで読まなかったのが本当にもったいない。

    実は中島らもさん、今回が初読。
    本作は文庫本三部作の一冊目で、第一部は主人公・大生部(おおうべ)教授のテレビ出演と、妻がハマってしまった新興宗教のインチキを暴くエピソードが中心になっている。

    登場人物はとにかく多彩で、第一巻はその紹介や登場にまつわるウンチクがたっぷり。
    まだ本格的に活躍しないキャラクターも多いが、背景設定が異様に濃く、人物の書き分けが鮮明なのでまったく退屈しない。

    大物風に登場したのに、いきなり修行に失敗する大阿闍梨。
    呪術を専門とする一風変わった民族学者の大学教授。
    少林寺で鍛えた助手。
    一番ま

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    2026年01月29日
  • ガダラの豚 3

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    ネタバレ

    この巻は大生部たちを追って日本にやってきたバキリとのバトルがメイン。
    バキリの呪術によって一人また一人と仲間が倒されていくのはスリリング。
    ダメな親父と思われた大生部が最後の最後に覚醒する展開は熱い。

    終盤失速したような記憶があったが再読してみたらそうでもなかった。むしろ3巻中もっともスピーディな展開で一気読みした。

    1巻は超能力対トリック、2巻はケニアの呪術的世界、3巻はアクションとそれぞれに趣が異なる。そのどれも水準が高くて面白いのだからすごい。本なら売るほどの「死ぬかと思うほど面白い本」との紹介は誇張ではないと思った。

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    2026年01月25日
  • ガダラの豚 1

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    ネタバレ

    おもしろい!2冊目への引力がすごい。

    3冊と長くて、新興宗教とかトラウマとかその辺のテーマが続くのかと思いきや、この巻で一旦区切りをつけてくれるあたりが、次の展開への期待を高めてくれる。

    すぐ2冊目読もう〜。

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    2026年01月24日
  • ガダラの豚 2

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    すっごく面白かった。
    前半の面白さは笑える面白さで終わりがけは、手に汗握る面白さだった。

    前半の雰囲気で、ちょっとおちゃらけた感じで行くのかと思ったら真面目な感じになっていって引き込まれた。
    納と清川のコンビがとても良かった。

    大生部もIの方ではアル中の大して権威のなさそうな教授だなと思っていたけど、Ⅱになってから、頼りになるアル中教授になっていたのも読んでいて心地良かった。

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    2026年01月22日
  • ガダラの豚 2

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    ネタバレ

    テレビの企画で大生部一行はケニアへ。
    そこは呪術が生活の一部として存在する社会。
    住民全員が呪術師の村クミナタトゥで一行は強力な呪術師バキリと遭遇する。

    現代ホラー小説を知るための100冊の一つだがホラーのジャンルに収まらないジャンルミックス的なエンタメ大作。しかしかつて村に住んでいたスコット神父の日記の箇所は紛うことなくホラー。登場人物たちのやり取りの多くがユーモラスなだけにこのシーンの怖さが際立つ。

    タイトルの意味を忘れていたがこの巻に記述がある。聖書からの引用。イエスが人に取り憑いた悪霊に出ていけと命じ、悪霊たちは人から豚へと移動したあと崖から海へ飛び込んで死んだ。その出来事があった

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    2026年01月22日
  • ガダラの豚 1

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    面白かった。
    クドカンのドラマのような笑える面白さだった。
    会話文がイイ。
    尊師の庶民っぽい語り口や
    ルイの道満くんを揶揄うところなど特に面白かった。

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    2026年01月19日
  • ガダラの豚 3

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    ネタバレ

    東京に帰ってきてもなお、呪いから解放されたという安心感もないまま
    バキリが東京に来ていて、見えない力から逃れられないという恐ろしい
    ホラー要素もあり、ずっとドキドキしながら読んでいました。
    クライマックスでは大生部一家がとてもかっこよく見えて、、
    かと思いきやムーミンが出てきたりして少し拍子抜けしたり
    中島らもさんならではの皮肉の利かせ方も本当に面白くて
    最高のエンタメ小説を味わえました。

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    2026年01月14日
  • ガダラの豚 2

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    ネタバレ

    ここから、話がどんどん展開していき
    出てくるキャラクターも一人一人個性的で面白く、
    ハラハラドキドキな要素もあり、
    どんどん引き込まれて一気読みしました。
    中島らもさんの独特の言い回しも本当にセンスが良くて笑ってしまうほどでした。
    わたしはⅡが一番好きかもです。

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    2026年01月14日
  • ガダラの豚 2

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    一気に読み進めてしまったから、星5

    ケニア部族の、自分の周りの生活には全くなかった考え方を覗かせてもらった気分。
    神父とオニャピロの会話が印象的だった。

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    2025年12月20日
  • ガダラの豚 2

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    深夜特急にも似た雰囲気が好き。
    そんなこと感じるの私だけかな?

    人は自分の魂を千切って投げる。それが言葉だ。
    矢を放つ。が「話す」の語源。

    水面は物理的に存在しない。そこには水と空気があるだけだ。だが水面は認識できて、そこに確かに存在する。

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    2025年12月22日
  • ガダラの豚 3

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    「呪術」をテーマにした物語
    呪術の仕組みとは?それを踏まえた上で、本当に呪術は存在するのか?

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    アフリカにおける呪術医の研究でみごとな業績を示す民族学学者・大生部多一郎はテレビの人気タレント教授。彼の著書「呪術パワー・念で殺す」は超能力ブームにのってベストセラーになった。8年前に調査地の東アフリカで長女の志織が気球から落ちて死んで以来、大生部はアル中に。妻の逸美は神経を病み、奇跡が売りの新興宗教にのめり込む。大生部は奇術師のミラクルと共に逸美の奪還を企てるが…。超能力・占い・宗教。現代の闇を抉る物語。まじりけなしの大エンターテイメント。日本推理作家協会賞受賞

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    2025年12月13日
  • ガダラの豚 1

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    呪術パワー、超能力ブーム、新興宗教など盛り沢山の背景✨
    ある大学教授と周囲の人々がTV局をも巻き込んでいく呪術の戦いとラストまで面白かった。アフリカと日本を舞台に魅力的な登場人物✨3巻目は阿鼻叫喚でした

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    2025年12月03日
  • ガダラの豚 2

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    呪術パワー、超能力ブーム、新興宗教など盛り沢山の背景✨
    ある大学教授と周囲の人々がTV局をも巻き込んでいく呪術の戦いとラストまで面白かった。アフリカと日本を舞台に魅力的な登場人物✨3巻目は阿鼻叫喚でした

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    2025年12月03日
  • ガダラの豚 3

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    呪術パワー、超能力ブーム、新興宗教など盛り沢山の背景✨
    ある大学教授と周囲の人々がTV局をも巻き込んでいく呪術の戦いとラストまで面白かった。アフリカと日本を舞台に魅力的な登場人物✨3巻目は阿鼻叫喚でした

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    2025年12月03日
  • 今夜、すベてのバーで 〈新装版〉

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    生まれてきたこと生きていくことの痛み、愚かさ、悲しみとそれらが強いほど苦しいほど生が強く美しい瞬間もあると知る。

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    2025年11月26日
  • 今夜、すベてのバーで 〈新装版〉

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    私はアルコール分解できない体で一滴もお酒を飲めない。だから「今夜、すべてのバーで」を読んでも、体感としての飲酒は一つも分からない。でも、この小説に書かれているアルコール中毒の描写がつぶさに書かれたものであることは良く分かった。

    飲酒が人生の彩りの一つじゃなくて、生きるための術になったとき、経済的にも健康的にも人生の清算を早めてしまうのかも……と、飲めないながら感じてはいたけれど、それって本当に「感じてただけ」で、「飲酒」についても「アルコール中毒」についても、私は本質の尻尾すら掴めてなかったんだなぁと痛感した。

    アルコール、確かな「効用」があるからこそ、「効用」目当てで手を伸ばすと危ないの

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    2025年11月12日
  • アマニタ・パンセリナ

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    世にも珍しいドラッグ・エッセイ。

    阿片やヘロインなど誰でも聞いたことのあるメジャーなドラッグや、ガマ(カエルだよ!)やサボテンなどイロモノまで。題材の物珍しさはさることながら、やはりらもさん、文章がうまい(当たり前。作家ですから)!グイグイ読ませるし、たまに吹き出してしまうくらいユーモラス。同じく作家の娘・さなえさんの名前が出てくるのも、ファンとしては嬉しい。

    ちょうど『ガダラの豚』を連載していた頃(1987〜1988)のエッセイなんだけど、この頃の神戸ってすごく治安悪いんだなと。おしゃれな街のイメージなのに…こわい、神戸…こわい、関西…ブルブル

    ドラッグなんて、これまでもこの先も縁

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    2025年11月02日
  • アマニタ・パンセリナ

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    らもさんが書いてくれたおかげでいろんなドラッグ(的なもの)のことを知ることができてありがたい。(自分は摂取することはおそらくないと思うので)
    それにしても、そんなに大変な中で『ガダラの豚』なんて傑作を書いていたということが本当にすごい。

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    2025年10月18日
  • ガダラの豚 3

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    (2025-09-30 2h)

    大阪へ向かうバスの中で一気読み。
    移動さえなければ一日で勢い読み切れるくらいだったかも。そのくらい面白かった。
    勧めてもらわないと出会えていなかったであろう作品なので、きっとあなたは好きな作品だよと勧めてくださった友人に感謝。

    第3巻は極めてグロテスク。
    テレビと超能力とスプラッターの掛け合わせたラストは、映画「悪魔と夜ふかし」を思い出した。
    キャラクター造形が面白くて、伏線も気持ちいいくらい回収してくれて、エンタメとして最高。かつ、民族学に対する参考文献も充実していて、ちょっとした知的欲求も刺激してくれる。

    ビーフィーター、ウォッカにスコッチ、そして紅茶

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    2025年10月01日