中島らものレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ三作品読み終えて、思わず笑みが溢れてしまった。何度も物語を反芻した。
本書のラスボスだけ異質な存在である。
催眠術、暗示、反プラシーボ、サブリミナル、毒物、マフィアの力を駆使している。指を鳴らすだけで人を狂わせていた。この世の者とは思えない。
しかし呪術師は神の掟を守って手を貸しているだけだと言う。超常的な力を感じる。
暗示の言葉がリズミカルで口ずさみたくなる。
「♪死ね 死ね 死んじまえ 夜に喰われて 死んじまえ」
最後の舞台はテレビ局だった。テレビは死者を喰い物にしているという言葉が印象的だった。現代はネットのほうが分かりやすい。
テレビと呪術は似ている。視聴者は人の不幸を見たい。村人は他 -
Posted by ブクログ
ネタバレ呪術とサバイバル、アフリカという要素が混じり合っていた。雰囲気が癖になる。続きが気になる。
主人公とテレビ局一行はアフリカのケニアに渡った。アフリカは通過儀礼だった。体験が成長に繋がる。
主人公の妻は、娘を亡くした哀しみのために生きることをやめた。それはハニワのすることで、人間のすることじゃないって。
呪術とは何なのか分からなかった。ラスボスみたいな大呪術師が言っていた。神の掟を守り、運行するのが呪術師の役目。人が人である。それ以上を望んで、真理を知ろうとしてはならない。
主人公は意見が合わんと言っていた。確かに。真理を知ろうとして人の社会は成長してきたと思う。
真理が悲惨なものでも、受け入れ -
Posted by ブクログ
超能力、新興宗教、アフリカ、呪術、テレビ。
スプーンを曲げられる超能力少年にテレビが群がり、
教祖が宙に浮く新興宗教が席巻し、テレビは片棒を担ぐ、
テレビの企画でアフリカに行き、アフリカを未開の地と上から目線で扱ってたはずが…
そして場面は日本に移り、関係者が次々と…
昭和→平成と過ごしてきた身には、自分がブラウン管越しに見てきたものを、あらためて再構築したエンタメとして読み進められるのが最高すぎる。
超能力なんてトリックで解明できると対決する番組も、大槻教授世代にはたまらないし、
アフリカには自分がいつか行けるか分からないが、やはりアフリカの紀行には胸躍るものがあるし、
アフリカの呪術師 -
Posted by ブクログ
あーおもしろかった
「本なら売るほど」では「ミステリー、オカルト、アドベンチャー、バイオレンス、ギャグ、家族愛…全部ぶちこんでドロドロに煮込んだような…」と紹介され
あとがきでは「第一部はオウム事件とTBS事件を先取りしてパロディ化している凄みがある。第二部のアフリカ編は、日本人のステレオタイプ化したアフリカ観を持ち込んでいるようでありながら、実は日本人は土人であるというアイロニーを秘めている。第三部はスペクタル的ドタバタ劇」と書かれている
Ⅰのイントロで出て来た老師がまさかこんなところで出てくるとは予想していなかった
ものすごい伏線かと言われればそうでもないし
キジーツについては想像してた