中島らものレビュー一覧

  • ガダラの豚 1

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    「本なら売るほど」の中で「読み終わるまで死ねないくらい面白い本」として出てくる小説
    読みたいなと思いながら今になり、もっと早く読めばよかったーと思っている
    べらぼうにおもしろい

    密教の護摩業からはじまり、超能力vs超能力狩り(自称超能力のインチキを暴く)、新興宗教、尊師の奇跡
    エンタメのおもしろさの中に皮肉とか風刺もあって、ページをめくる手が止まらない
    特に新興宗教“聖気の会”での洗脳の描写は、昔オウム真理教の再現VTRで見たまんまだったし、護摩業で隆心師が気づく「宇宙的なパースペクティブに立てば、“違う”と“違わない”はもはや同じ言葉なのではないか」は量子力学的だし
    すごい
    あと、アフリカ

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    2026年05月03日
  • 今夜、すベてのバーで 〈新装版〉

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    アル中小説として名高い本作。決して良くないこととは知りつつも、なぜ飲んでしまうのかーーそれを考えることは、結局は「人間とはどんな生き物か」を突き詰めることで、とても面白かった。そういった哲学的な思考がところどころに挟まれつつも、病院での生活やそこで出会う人々との交流など、アル中患者としての日常をベースに物語が進んでいくので読みやすい。町田康さんの解説も読みどころを的確におさえていてとてもいい。それにしても、小島容(いるる)っていい名前だな。

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    2026年04月27日
  • ガダラの豚 2

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    オーディブルにて。アフリカが舞台になる2巻が最高に面白い。時代の違いと国の違いが相まって、異文化極まれり。ヘタレだと思っていた大生部がアフリカに来た途端に物慣れた様子でタフさを発揮しているのが良い。息子いい子過ぎて辛い目にあって欲しくない。

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    2026年04月26日
  • ガダラの豚 1

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    「本なら売るほど」という漫画の中で“読み終えるまで死ねないほど面白い本”として挙げられていたのが気になって読み始めた。

    物語は大学教授の大生部を中心に展開され、超能力、マジック、カルト宗教といった、一見バラバラに見えるテーマが次々と絡み合っていく。これらは、どこか1990年代のテレビ番組を思わせるものがあり、かつてメディアで取り上げられていた人物や現象を思い出した。

    まだ第1巻の段階では物語の全体像は見えないが、今後どのように展開していくのか楽しみ!

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    2026年04月19日
  • ガダラの豚 3

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    Audibleで最新作を待ちながらとうとう聞き終わりました!
    ナレーターの山内圭哉さんが、素晴らしかった。
    ここは本を読んでの感想を述べるべきかもしれませんが
    ナレーターの方の力も相まって、ガダラの豚も私の中で最高の作品になりました。

    いや〜〜おもしろかったなあ

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    2026年03月30日
  • 今夜、すベてのバーで 〈新装版〉

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    天下の大酒豪、中島らもさまの作品である。帯には「すべての酒飲みに捧ぐ」「どうしても酒を飲まずにはいられない人生について」などとあり、不穏なことこの上ない。そしてアルコール依存症だけにアルコールと薬物についての考察は一読に価値あり。

    解説の町田康さんは、「人はなぜ破滅を恐れながら破滅を目指すのか」という問いに対しての問答が書いてあると解説している。

    これは体験記なのだろうか?小島さんなる小説家が主人公なのだが、まずγGTP1300、結膜真っ黄っき〜の、皮膚に黄疸まで出てて、入院を言い渡されると、入院までの1-2時間で向かいの酒屋でワンカップ酒2つを平らげる。入院患者あるあるなのだが、常人の発

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    2026年03月12日
  • ガダラの豚 1

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    1巻: 民俗・呪術学の権威である大生部教授が手品師の仕掛けを暴く奇術師ミスターミラクルの協力のもと、新興宗教にのめり込んだ妻逸美を救出するお話。(トリックに似ているとされてるのは多分この1巻だけ。)
    2巻: TV取材クルーと同行して本場の呪術調査のため物語の舞台がアフリカに広がる。文化的に呪術師には調停者としての高い地位があり、本物の力に触れていく。その中でも別格の力をもつ呪術師と邂逅する。
    3巻: 別格の力を持つ呪術師の力の根源に触れた大生部教授たちはこの呪術師と対決することになる。人知を超えた力を持つこの呪術師に対してどう立ち向かっていくのか。
    笑いや皮肉が聞いていてシリアスな部分もコミカ

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    2026年03月08日
  • 今夜、すベてのバーで 〈新装版〉

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    全ての酒飲みに捧ぐアル中物語。

    二日酔いになって二度と酒なんて飲まないと
    これから何回誓うのか…日々のストレスを忘れ浴びるように酒を飲んだ翌日は決まって酒鬱になる。

    人としての脆さ、依存心が面白く書かれてて夢中になって読んじゃった!

    何事もほどほどに…乾杯。

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    2026年03月08日
  • ガダラの豚 3

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    呪術、宗教、国際情勢、メディア論、家族愛まで詰め込まれた、大傑作。
    この本の魅力をうまく言葉に出来ないのが悔しいほどです。
    間違いなく今年読んで1番良かった本。

    文化人類学の面白さを知り、本を読んで勉強しようと思いました。

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    2026年03月03日
  • ガダラの豚 3

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    ネタバレ

    面白くて、とまらなかった。
    一気読み。
    たくさんいいキャラが死んでしまうのが、辛かった。清川くんとかムアンギとか。
    最初の阿闍梨もここで繋がるのかと納得。
    逸美さんは、最初は生きる気力も無くしていたのに、母は強し。割り切ったサバサバした強い母になって魅力される。

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    2026年03月02日
  • ガダラの豚 2

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    前巻の『ガダラの豚1』を「今まで読まなかったのが本当にもったいない」と紹介したが、結論から言うと、2巻もやっぱり面白かった!

    1巻で登場した多彩なキャラクターたちは、今度は呪術の本場・アフリカの大地で大暴れすることになる。
    映画やドラマの続編は、スケールアップに失敗すると一気に失速しがちだが、本作はその点がとにかく上手い!

    舞台は小さな日本から、スケールの大きなアフリカへ。
    一介のマジシャン崩れが行っていた奇術まがいを暴く物語だった前作から、今作では「村全体が呪術師」という、より奇怪で大掛かりな話へと転じていく。
    人員も、今回はTV撮影という設定上、撮影スタッフや流暢な関西弁を話す現地案内

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    2026年02月02日
  • ガダラの豚 1

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    なにこれ、めちゃくちゃ面白い。今まで読まなかったのが本当にもったいない。

    実は中島らもさん、今回が初読。
    本作は文庫本三部作の一冊目で、第一部は主人公・大生部(おおうべ)教授のテレビ出演と、妻がハマってしまった新興宗教のインチキを暴くエピソードが中心になっている。

    登場人物はとにかく多彩で、第一巻はその紹介や登場にまつわるウンチクがたっぷり。
    まだ本格的に活躍しないキャラクターも多いが、背景設定が異様に濃く、人物の書き分けが鮮明なのでまったく退屈しない。

    大物風に登場したのに、いきなり修行に失敗する大阿闍梨。
    呪術を専門とする一風変わった民族学者の大学教授。
    少林寺で鍛えた助手。
    一番ま

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    2026年01月29日
  • ガダラの豚 3

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    ネタバレ

    この巻は大生部たちを追って日本にやってきたバキリとのバトルがメイン。
    バキリの呪術によって一人また一人と仲間が倒されていくのはスリリング。
    ダメな親父と思われた大生部が最後の最後に覚醒する展開は熱い。

    終盤失速したような記憶があったが再読してみたらそうでもなかった。むしろ3巻中もっともスピーディな展開で一気読みした。

    1巻は超能力対トリック、2巻はケニアの呪術的世界、3巻はアクションとそれぞれに趣が異なる。そのどれも水準が高くて面白いのだからすごい。本なら売るほどの「死ぬかと思うほど面白い本」との紹介は誇張ではないと思った。

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    2026年01月25日
  • ガダラの豚 1

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    ネタバレ

    おもしろい!2冊目への引力がすごい。

    3冊と長くて、新興宗教とかトラウマとかその辺のテーマが続くのかと思いきや、この巻で一旦区切りをつけてくれるあたりが、次の展開への期待を高めてくれる。

    すぐ2冊目読もう〜。

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    2026年01月24日
  • ガダラの豚 2

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    すっごく面白かった。
    前半の面白さは笑える面白さで終わりがけは、手に汗握る面白さだった。

    前半の雰囲気で、ちょっとおちゃらけた感じで行くのかと思ったら真面目な感じになっていって引き込まれた。
    納と清川のコンビがとても良かった。

    大生部もIの方ではアル中の大して権威のなさそうな教授だなと思っていたけど、Ⅱになってから、頼りになるアル中教授になっていたのも読んでいて心地良かった。

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    2026年01月22日
  • ガダラの豚 2

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    ネタバレ

    テレビの企画で大生部一行はケニアへ。
    そこは呪術が生活の一部として存在する社会。
    住民全員が呪術師の村クミナタトゥで一行は強力な呪術師バキリと遭遇する。

    現代ホラー小説を知るための100冊の一つだがホラーのジャンルに収まらないジャンルミックス的なエンタメ大作。しかしかつて村に住んでいたスコット神父の日記の箇所は紛うことなくホラー。登場人物たちのやり取りの多くがユーモラスなだけにこのシーンの怖さが際立つ。

    タイトルの意味を忘れていたがこの巻に記述がある。聖書からの引用。イエスが人に取り憑いた悪霊に出ていけと命じ、悪霊たちは人から豚へと移動したあと崖から海へ飛び込んで死んだ。その出来事があった

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    2026年01月22日
  • ガダラの豚 1

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    面白かった。
    クドカンのドラマのような笑える面白さだった。
    会話文がイイ。
    尊師の庶民っぽい語り口や
    ルイの道満くんを揶揄うところなど特に面白かった。

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    2026年01月19日
  • ガダラの豚 3

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    ネタバレ

    東京に帰ってきてもなお、呪いから解放されたという安心感もないまま
    バキリが東京に来ていて、見えない力から逃れられないという恐ろしい
    ホラー要素もあり、ずっとドキドキしながら読んでいました。
    クライマックスでは大生部一家がとてもかっこよく見えて、、
    かと思いきやムーミンが出てきたりして少し拍子抜けしたり
    中島らもさんならではの皮肉の利かせ方も本当に面白くて
    最高のエンタメ小説を味わえました。

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    2026年01月14日
  • ガダラの豚 2

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    ネタバレ

    ここから、話がどんどん展開していき
    出てくるキャラクターも一人一人個性的で面白く、
    ハラハラドキドキな要素もあり、
    どんどん引き込まれて一気読みしました。
    中島らもさんの独特の言い回しも本当にセンスが良くて笑ってしまうほどでした。
    わたしはⅡが一番好きかもです。

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    2026年01月14日
  • ガダラの豚 2

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    一気に読み進めてしまったから、星5

    ケニア部族の、自分の周りの生活には全くなかった考え方を覗かせてもらった気分。
    神父とオニャピロの会話が印象的だった。

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    2025年12月20日